国際恋愛相談室コミュのDomestic Violence

私は昨年オーストラリアで国際結婚して、ＤＶ被害に合い、
現在離婚、ＶＩＳＡ手続きを進めています。
諸々の手続き等で各機関の人に会うと、国際結婚において日本人のうけるＤＶ被害は
意外と多いと聞きました。

Domestic Violence（家庭内暴力）とは、殴る・蹴るなどの身体的暴力だけをいうのではありません。
精神的、金銭的、文化的、社会的に、ＤＶは起こります。
まだまだ”三歩下がって付き従う”というイメージも残る日本人女性像。。。
そのイメージを押し付けられたりしていませんか？
海外に移住して、誰にも相談できず、一人で悩んでいませんか？

私はmixiを通じて、同州に住む被害者と知り合うことができました。
同じ境遇にあい、精神的に分かり合えて、手続き等一緒に進められる仲間がいると
いうのは本当に心強いものです。

日本人におけるＤＶの認識はとても低いものです。
私も友達に相談して、「でもそれってどこのカップルにもあることじゃない？」
とよく言われました。
実際、私自身もカウンセラーにＤＶだと言われて、
自分で事実を受け入れるまで時間もかかったものです。

被害者は怒られる自分が悪いのだと思ったり（信じ込まされる）、
つらいという感情が麻痺してウツ状態にあるのに気づかなかったり、
周期（サイクル）があるために、「普段の優しい彼が本当の彼」と
信じ込んでしまったりもします。
相手に対しても”彼のことをわかってあげられるのは私だけ。
彼だけが私を愛してくれる人”と相手を思いやる気持ちが先行してしまったりします。
また、ＶＩＳＡを取り消すぞ、と脅されて誰にも言えない人が多いのです。

以下はＤＶを計るチェックリストです。
６つ以上当てはまる方はカウンセラー等に一度相談してみてください。

*彼の機嫌を損ねては大変と思い、彼の要求を受け入れてしまう。
*彼が怒りを爆発させてどなったり暴力をふるったりする行為に対して、
　彼に謝ったり、彼のために第三者に謝ったりする。
*彼の態度に恐怖を感じることがある
*彼から頻繁に批判されたり、馬鹿にされたりする。
*彼からセックスを強要され、いやなのに応じている。
*彼から殴られたり、蹴られたり、髪をひっぱられたり、突き飛ばされたり、
　タバコの火を押し付けられたり、縄でしばられたり、ナイフや拳銃で
　脅かされたりしたことがある。
*彼によって家族や友人に会ったり電話で話すことをはばまれている。
*貯金や給料へのアクセスを彼に占有されている。
*相談してもわかってもらえる人はいないと感じている。
*根はいい人だから暴力さえふるわなければなんとかやっていけると思っている。
（参照　http://first-step.cside.com/top.html）

私はオーストラリアＱＬＤ州で手続きを進めています。
海外でのイミグレーションにおける手続きはいろいろややこしいです。
もし、オーストラリアにいらっしゃる方で同等の被害に合われている方がいたら
微力ながら力になれるかもしれません。
同じ日本人として少しばかりの協力をしたいです。
一人で悩むのは本当につらくて、仲間を得たときの喜びはとても大きかったです。
メールでも結構ですのでご連絡下さい。

勿論、多くの外国人は本当に女性を愛し、大切にしてくれて、
国籍も問わず分かり合えるものです。
このコミュの多くの方が理解あるパートナーさんと幸せにされていますよね。
地球規模で恋愛ができるのは本当に素敵なことです。
ただ、もし、被害に合われて海外で一人で悩んでいる方がいたら、と思い、
トピ立てさせていただきました。

このトピ立てにＯＫを下さった管理人さん、ありがとうございます。