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桐光館コミュの桐光館設立趣意書

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○ はじめに
桐光館の前身である闘光館は、在校生の公式戦出場枠の確保・増大を目的として設立され、平成7年に川崎市空手道連盟に加盟した。一方で桐光学園空手道部の卒業生は、平成14年に大同窓会を行い、卒業後も空手道の場における一層の精進を誓い合った。一同は活躍の場を闘光館に求め、同年10月に桐光学園空手道場においてその活動を開始することになる。「闘光館」はそれに応じて、名称を「桐光館」と変更し,月1回の稽古が定着した現在の活動に至っている。設立から十年程度が経過した現在の桐光館は、年齢性別・所属・居住地などにおいて多様な館員を抱え,館員のそれぞれの志趣と境涯が混在する傾向にある。そこで、桐光館の設立目的と運営方針を記す事とした。

○ 桐光館設立の目的
近世に隆盛の端を発する「武術」は、徒手もしくは鈍器・刃物を仕様とした人の殺傷・制圧技術の習得に重点を置き、一子相伝つまり親から子への伝承をその継承形態の主流としていた。その武術が、火砲に代表される近代兵器の登場により、その殺傷・制圧技術としての優位性が衰微する一方で、稽古を通じた人格形成という道の面に重点とする武道が派生し、命脈を受け継ぐこととなる。武道において用いられる兄弟子や弟弟子という言葉は、その一子相伝の名残がみられる所以であろう。近代教育の現場では、師弟という言葉が意識的に抹消されて久しいが,師弟の絆は親子のそれよりも尊く,兄弟子と弟弟子の絆は兄弟姉妹のそれよりも尊いとする考え方は武道の変遷の経緯を鑑みると頷ける。これまで機会あるごとに述べてきた、桐光学園空手道部は一つの大きな家族であるという考えは部の設立当初より一貫して不変であり、卒業後もその家族が帰る場所として桐光館を設立した。

○ 運営方針
一.空手道を生涯武道とすべく活動をその実践の場とする
一.活動は克己の精神の醸成、心を正しくすることを目的とする
一.館員の構成は桐光学園空手道部の卒業生を原則とする
一.館員による館員のための運営とし,現役生への還元を強制するものではない
一.各種行事への館員の家族およびそれに類する者の参加を奨励する

平成21年4月28日
館長 高野 光正

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