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バルセロナ飲食マップコミュのさて、バルセロナにて何を食べるべきか?

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観光に来て限られた日数で、いったい何を食べるべきなのか?
スペイン在住コミュ主よりのアドバイス。

1)パエリア
 日本人に最も有名なスペイン料理。
 アロス ネグロ(イカ墨パエリア)、フィデウア(米の代わりに短く細いパスタをつかったパエリア)、
 アロス カルドッソ(雑炊風のスープパエリア?)、アロス デ ボガバンテ(オマール海老の
 パエリア)など、亜種もいろいろあります。
 パエリア自体も、ウサギ肉の入ったバレンシアーナ、魚介限定のアラ マリネラ、
 肉と魚介のミクスタといくつかのバリエーションがあります。

 (アドバイス)
 レストランの前にパエリアやタパスの写真が看板で出されている所はやめましょう。
 その看板は、冷凍食品メーカーが用意しているものですなわち冷凍食品のパエリアが出てきます。
 日本においてパエリアは長粒米のサフランライスのイメージですが、バルセロナにおいては
 短粒米の茶色い魚介ダシが本道になります。黄色いパエリアはアンダルシアに行って食べましょう。
 一度はフィデウア(パスタパエリア)をお勧めします。アリオリソースを頼んで食べると美味しいです。
 なお、観光客の方には、レイアール広場のマリスコをお勧めしておきます。
http://www.mariscco.com/reial/es

2)ピンチョス
 パンの上に色々な食材をのせ爪楊枝(ピンチョス)を刺したタパス。
 もともとはバスク地方から始まった料理形態ですが、スペイン定番のつまみとして日本でも
 認知されるようになったもの。

 (アドバイス)
 Lizarranというファーストフード的チェーン店も初めて食べる分には安くて満足度は高いかも。
 パセオデグラシア沿いのタパタパというお店が、ガイドブックなどで有名ですが、お手軽さでは
 カタルーニャ広場に面したロンダ デ ウニベルシタットの角、ケンタッキーFCの左隣にTxapelaという
 お店があり、ここは全商品がランチマットに印刷されているので指差しで注文可能です。
http://www.txapelarestaurant.com/
 ですが、創作的なピンチョスを食べたければ、セルベッセリア カタラナ
http://www.bcnrestaurantes.com/barcelona.asp?restaurante=cerveceria-catalana
テレフェリック http://teleferic.es/ なんていかがでしょう?

3)野菜
 スペインの野菜は太陽を一杯浴びているせいか味が濃くてとても美味しいです。
 肉料理主体の国であえて野菜料理を推してみます。
 エスカリバーダ(焼き茄子と焼き赤ピーマンの冷たいサラダ(たまに温かくして出てくる))
 カルソッツ(焼き長葱)1月〜5月くらいの期間限定季節料理
 アーティチョーク焼き、グリーンアスパラ焼き、ホワイトアスパラのサラダ、
 焼き野菜盛り合わせパリジャーダ デ ベルドゥーラスもしくはベルドゥーラス アラ ブラサ、
 サラダの類は、大抵、芸がないのにぼったくり価格なのですが、エンサラダ デ ケソ デ カブラ
 というのは一度試して欲しいです。サラダの上に、ヤギチーズに砂糖をかけ火でカラメル化させた
 ものをのせ、バルサミコソースをかけたチーズがメインのサラダです。
 今は定番化して、大抵のレストランにあります。
 スペイン食が続くと胃が負けて胃酸過多や胃もたれで苦しみますので、必ず野菜料理を
 頼んで胃に優しい外食を心がけましょうね!

4)チーズや生ハム
 私の場合、食事のスタートに生ハムやチーズでワインを晩酌的に飲み、そして食事に入ると
 あんまり飲みません。
 特に赤ワインと熟成度の高い乾いたタイプのチーズのコンビネーションをお勧めします。
 スペインの場合、マンチェゴチーズが有名ですが、何があるかはレストラン次第です。
 生ハムは今やレストランにおいてはイベリコハムが当たり前になっていますが、イベリコハムと
 いう名前だけで美味しくないグレードの安物が大量に出回っているのが現状です。
 美味しいイベリコハムは高いです!
 そして安いイベリコハムは不味いです。(スーパーなどでお土産を買う場合も同じ)

5)定番のタパスの類
 トルティージャ(スペインオムレツ)10センチも厚みのあるポテトのものが最も伝統的なスタイル
 パタタ ブラバス(フライドポテトに辛いソースとアリオリソースをかけたもの)
 クロケッタ(コロッケ)、チーズ、鶏肉、バカラオ、ツナ缶、牛テール煮などいろいろある。
 プルポ ガジェーゴ(ガリシア風たこ)
 サルピコン デ マリスコス(魚介ミックスのマリネ)
 カラマール アラ ロマーナもしくはアンダルーサ(イカリングのフリッター)
 チュピロネス フリートス(ホタルイカのフライ)
 エンサラディージャ ルサ(何の変哲も無いポテトマヨネーズサラダ)
 ボンバ(真ん中に肉が入ったコロッケ、ソースが辛い)
 ピミエント デ パドロン(スペイン獅子唐の素揚げ、日本の獅子唐が最近はびこってきている)
 モルシージャ(血のソーセージ、そのへんのバルレストランでは絶対に食べない方が良い)
 アンチョア マリナーダ(カタクチイワシの酢漬け)
 アルボンディガ(肉団子、トマトソース煮が多い)
 メヒジョネス アラ マリネラ(ムール貝のトマトソース和え)
 メヒジョネス バポール(ムール貝のワイン蒸)
 アルメハス(あさり、ワイン蒸が多いがオイル炒めで出てくるところも)
 ベルベレッチョ(小さい2枚貝、アサリと同じ扱い、ただし、デ ラタとかラティータとあると缶詰) 
 プルピート アラ プランチャ(小だこのオイル焼き、アヒージョともいう)
 ガンバスとかランゴスティーノとかのプランチャ(海老のアヒージョ)
 セピア プランチャ(紋合イカのアヒージョ)
 注)アヒージョとは微塵のパセリが入ったガーリックオリーブオイルで鉄板焼きにしたものを言います。
  日本人にはアジーリョと読めてしまうajilloがつづりなのでお気をつけください。
   
 (アドバイス)バルセロナに関してはガリシア地方と同じく海のものが多いです。
 スペイン内陸部のバルでは肉系の煮込み料理がタパスで定番ですが、バルセロナでは
 肉団子くらいでしょうか。
 ポテト料理は定番中の定番になります。 
 ここにはいろいろと並べてみましたが、魚介系のタパスが充実している店とか、ピンチョス主体の店、
 もっと普通のものばっかりなどと店によって置いてあるものは違います。
 どこに行っても定番物があるという訳ではありませんのでご注意ください。
 観光客の場合、タパスが目に見える形でいっぱい並んでいるお店が頼みやすいと思います。
 オーラ!と声をかけてカウンターに並んだ料理を見て回ってから席に着いてください。
 バリエーション等、気に入らなければ、アディオス!ってさっさと退散しても問題ないです。

6)ボカディージョ(バゲットサンド)
 いくら限られた日数とはいえ毎日昼夜とレストランでは胃が持ちません。
 もちろん、お財布も酷いことになります。
 かといってマックやケンタッキー、バーキンなどのファーストフードやケバブじゃあ、せっかくの
 スペインだというのに勿体ありません。(注、ケバブは美味しいです。)
 どこのバルでもボカディージョはありますから、地元スペイン人の気分で公園などでかじって
 みるのも悪くないです。
 で、ボカディージョなんですが、カリエンテ(熱い)とフリオ(冷たい)に分かれます。
 なお、日本人的にはトマトくらい一緒に挟んで貰ったほうが食べやすいです。
 コン トマテと頼めば、よっぽど不親切な所でなければやってくれると思いますよ。

 お勧めボカディージョ
 カリエンテなら 
 ロモ コン ケソ(豚ロース焼きとチーズのサンド)
 トルティージャ コン ケソ(オムレツとチーズのサンド)
 ペチュガ コン ケソ ”コン トマテ”(鶏胸肉焼きとチーズ”とトマト”のサンド)
 フリオなら
 ハモン コン ケソ ”コン トマテ”(生ハムとチーズ”とトマト”のサンド)の一択
 なお、時間帯によりウェイターだけでキッチンがいないとカリエンテを断られることは結構あります。

7)ガストロノミア
 ミシュランの星付きレストランが多数あります。
 閉店したエルブジのほかに世界レストランランク上位に常時ランクインするカン ロカを筆頭に、
 世界の料理界を牽引するガストロノミアがバルセロナやジローナなどの周辺に多数あります。
 カンロカなどは事前予約もかなり早い段階で満席になっているので予約は必須です。

 ここの部分に関しては、アドバイスは避けます。
 日本人の若い料理人も「多数」こういうガストロノミアで修行していますし、知っている顔も
 いますからあえて沈黙させてください。

8)ワイン、そしてカバ
 お酒の飲める人は、ワインとカバをこれでもかと飲んでほしいものです。
 バルセロナ近郊のペネデス地方はカバの産地として有名、ロゼや白も美味しいですし、
 赤ワインならリオハ、ドゥエロ、ワイナリーはそれこそ山のようにあります。
 バスク地方には美炭酸ワインのチャコリなんてものもありますね。

9)デザート
 日本のお菓子は世界最高レベルと思っていいと思います。
 それに比べるとスペインのお菓子のレベルは相当に低いのです。
 けれど日本よりも美味しいと言うか食べておきたいものもあります。
 一つはナチュラルチーズを使ったチーズケーキ。
 そしてカカオ成分の多いチョコレートを使ったチョコレートケーキ。
 チョコレートの方は、日本でも高級店ではだいぶ良くなりましたが、チーズケーキの方は
 そもそもの素材のチーズの時点で別物です。
 むしろ田舎臭い洗練されていないものほどチーズケーキはチーズの味が濃厚で
 日本のものとは全く違うチーズを食べているがごとき味わいがあります。
 意外と高級ぶったレストランよりもそのへんのカフェバルでお料理自慢のおっかさんが
 作ったものの方が日本人には感動があるかもしれません。
 高級レストランのパティシエといえど、日本のお菓子屋さんのレベルには達していないのです。

疲れたので、今回はこのへんで。
何か追加情報を入れたくなったら追加していきますね。

コメント(3)

>>[1]
はじめまして。
一人ですか。
パエリアは2人前からというお店が圧倒的に多いんですよね。
日本人経営の宿がいくつかありますので、そういうところを利用して、一人旅の人をみつけ、
一緒にパエリアを食べに行きませんか?と誘ってみるのも一つの手です。
レセプションに親切な日本人がいますから、パエリアを食べに行くのに一緒に行ける人を
見つけたいと話を振ってみると、仲介してくれるかも。
ホテルの朝食が食べられるなら、バルでタパスは食べられます。
カウンターにあるタパスを指差しして、とりあえず2〜3品指定してやればいいのです。
でも、そんなあなたにはtxapelaというピンチョス屋さんをお勧めしておきます。
全商品テーブル上のランチマットに写真つきで印刷されてますから指差しでOKです。
http://www.txapelarestaurant.com/

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