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若い頃の大江慎也コミュの同世代バンド「BOØWY」との比較

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別冊宝島・音楽誌が書かないJポップ批評18『BOØWYと日本のロック』に
ルースターズファンであるライター・根本桃GO!氏が執筆した、大江と氷室京介を比較した
面白い文章があったので、チラっと紹介してみたいと思います。
ルースターズとBOØWYは、80年代初頭に新宿ロフトで頻繁に対バンした間柄だそうです。

【声】
・大江の声は飾ろうとする意識が皆無の、原始的な凶暴性を孕んだ声
・歌い手として最大限の努力の跡が見える氷室の歌声

【MC】
・大江は、ただ一言「こんばんは、ルースターズです」
・「ライブハウス武道館へようこそ」と、言葉ひとつにも意図を込めてしまう氷室

【ファッション】
・大江はルースターズ1stのジャケ写こそ
 タイトなスーツに、バシっとソリ込みを入れたリーゼントヘアだが、
 いつの間にか髪型は単なる坊ちゃんヘアとなり、
 服装にいたっては「どこで買ってきたんだよ」と突っ込みたくなるような
 片胸に意味不明のマークが描かれたTシャツに、何の変哲もない紺色のスラックスといった、
 とてもバンドのフロントマンとは思えないセンスを見せ始める
・BOØWYは実にスタイリッシュ。化粧も髪型もゴルチェのステージ衣装も然り。
 ビジュアル戦略というものがしっかりあって自分たちのイメージをひとつの型に
 構築していこうとする姿勢が伝わってくる

【取材への対応】
・「好きな音楽は?」と聞かれ、大江はサクッと「ハウリン・ウルフ」
・「好きな音楽は?」と聞かれ、氷室は
 「オレってけっこうB級ポップとかB級の映画とかさ、カルトみたいなモノが好きなんだよ」
 と、要らぬことまで付け加えてしまう

この項は、
「この差、この隔たりは“ロックな佇まい”として途轍もなく大きい。
 “佇まい”の語義とは“そこにある様子”ということであり、
 大江の場合まさしく、“そこにただいる”だけでOKという感じなのだが、
 氷室の場合は、“なんとかそこにいようとしている”という頑張りが伝わってきてしまうのだ。
 4枚目のアルバム『DIS』のジャケットの如く、佇んでいるだけでルースターズはロックだったが、
 BOØWYはロックであろうと意図した分だけ中途半端なロックで終わってしまった。
 しかし、広く受け入れられたのはBOØWYの方であった。
 あくまで、ルースターズ・ファンとしてみれば、こういうことになる」
という文章で締められていました。


どちらが良いか悪いかということではなく、どちら(スタイルや嗜好、受け手の感性)が好きか
というだけのことなんでしょうが、あくまで参考として。

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