MATV ムービーアジアコミュのＯ記三合会当案

原題：Ｏ記三合會檔案/香港皇帝(The H.K. Triad/The H.K. Triad Story)
香港　BoB ＆パートナーズ作品　99年　99分　カラー　日本劇場未公開

製作･脚本：ウォン･ジン　監督：クラレンス･フォ　撮影：フォン･ユエン･マン　美術：レイモンド･クォック
出演：ラウ･チンワン／フランシス･ン(ン･ジャンユー)／アテナ･チュウ／ダイアナ･パン

―解説―
1960年代の香港を舞台に､汚職警官と暴力団のボスとして君臨したふたりの男の生き様を実録タッチに描いたアクション･ドラマ。出演は『つきせぬ想い』(93年)などのラウ･チンワン(劉青雲)､『硝子のジェネレーション』(98年)などのなどのフランシス･ン(ン･ジャンユー=吳鎮宇)､『プロジェクトＳ』(93年)などのアテナ･チュウ(朱茵)､『ラッキー･ファミリー』(97年)のダイアナ･パン(彭丹)､『風雲ストームライダーズ』(98年)などのマイケル･ツェー(謝天華)､『食神』(96年)などのリー･シュウケイ(李兆基)ほか。『獅子よ眠れ』(92年､ビデオのみ)などのクラレンス･フォ(霍耀良)監督､99年作。

―物語―
暴力団･三合会が絡む犯罪の多様化に対応する為警察の特捜課へ研修講師に招かれたホウ(劉青雲)は､彼が根城としていた九龍城について語り始めた。当時若く血気盛んなホウは､弟分のロック(吳鎮宇)と九龍城を訪れて入り浸るようになる。やがてロックは警察官となり､ホウは九龍城を仕切るポウ(李兆基)の義妹イン(彭丹)と恋に落ち､三合会に入った。しかしポウに売られたインの姪フェイフェイ(朱茵)とホウが関係したことからロックを巻込むトラブルとなり､結局フェイフェイはロックが引取ることに。さらにホウとインの婚礼の夜､酔ってフェイフェイに迫ったポウをロックとホウは殺してしまう…。

MATVによる予告編動画↓

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 12月13日 00:30

今年7月に日本でも公開され､ドニー･イェン(甄子丹)とアンディ･ラウ(劉德華)の２大スター共演で好評を博した"香港ノワール"映画『追龍』(2017年､画像左)。これから遡ること18年前､まったく同じ題材を映画化していたのが本作です。ドニー演じる黒社会の大物ホウを本作ではラウ･チンワン(劉青雲､画像中)が､アンディ演じる悪徳警官リー･ロックをフランシス･ン(ン･ジャンユー=吳鎮宇､画像右)がそれぞれ扮し､熱演を見せています。
監督のクラレンス･フォ(霍耀良)は､外連味あふれるアクション演出で知られる娯楽派監督ですが､今回は題材が題材なだけに､90年代に流行した"実録(犯罪)映画"群にならって､リアリティ重視の抑制した演出に徹しています。但し､汚物を使った拷問シーンなど､過激な見せ場も多い為Ｒ-18指定､つまり｢Ⅲ級片(成人映画)｣に指定された曰く付の1作でもあります。

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