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地域力ビジネスコミュの市場性から見る日本の農業・漁業の新たな可能性

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 農業、漁業の活性化に、農商工連携事業(経済産業省系)や六次産業化事業(農林水産省系)が各地で進められています。地域で生産されている農産物や漁獲される水産物を原料に、新たな加工品(高付加価値商品)を開発し、農業や漁業の収益を上げようとする政策です。
 一つの方法論ではあると思いますが、少子高齢化が進む日本の農業・漁業の現状で新たな加工品を開発することは難しい話ですが、開発した商品の新たな市場や流通を生み出すのは更に困難です。

 生産者にとって不慣れな販売や流通を創り出すことよりも、売れるモノを作ることに特化した方が、モノ作りのプロである生産者には合っていると思うし、確実に農業・漁業の活性化につながると思うのです。

 そこで、今後の日本の農業・漁業がターゲットすべき市場と、生産すべき売れるモノは何かですかです。
以下は、私が様々な視点から市場調査し、市場性がある(売れる)食材だと思われる事例を書き込んで行きます。
皆さまのご意見を頂ければ幸いです。

コメント(3)

■ 事例1 市場性から見る七面鳥(ターキー)養殖の可能性
 クリスマスシーズンには、高級ホテルやレストランのクリスマスディナーで七面鳥(ターキー)料理が提供されています。また、ディズニーランドでは、ターキーサンドは定番のメニューです。しかし、その殆どの七面鳥は輸入品が使われています。

【七面鳥のカロリー栄養素成分表/栄養価】
 七面鳥の肉は脂肪分が少なく、高タンパクで低アレルギー性。ターキー・ハムのサンドイッチやサラダはおいしく、ダイエットにお勧めです。
★ 七面鳥のカロリー栄養素成分表/栄養価(100g中)
 ・熱量(カロリー)106kcal      
 ・タンパク質  23.5g   ・ビタミンD   0.1μg
 ・脂質     0.7g    ・ビタミンE   微量
 ・炭水化物   0.1g    ・ミンK     18μg
 ・βカロテン  微量      ・亜鉛      0.8mg
 ・レチノール  微量      ・カリウム    190mg
 ・ビタミンB1  0.07mg  ・カルシウム   8mg
 ・ビタミンB2  0.24mg  ・鉄       1.1mg
 ・ナイアシン  7mg      ・銅       0.05mg
 ・パントテン酸 1.51mg   ・マグネシウム  29mg
 ・ビタミンB6  0.72mg   ・マンガン    0.02mg
 ・葉酸      10μg    ・リン      140mg
 ・ビタミンB12  0.6μg   ・食物繊維    0g
 ・ビタミンC   2mg     ・コレステロール 62mg

【米国での七面鳥消費状況】
 米国で七面鳥と言えば、クリスマスや感謝祭の食卓には欠かせぬ食材であることはよく知られています。日ごろ、ターキー・サンドイッチなどはランチメニューの一つとしても人気が高く、七面鳥はアメリカ人にとって身近な食材となっています。
 七面鳥肉の摂取カロリーは、上記したように、牛肉および豚肉など他の食肉と比べて約30〜35%低く、また、低脂肪でコレステロールも少ない良質なタンパク源であることから、米国人の健康および食生活に関する情報提供を目的とした「食生活ガイドライン」において、米国農務省(USDA)などが推奨する「低脂肪の赤身肉および家きん肉の摂取」に最も適した食肉製品であるとされています。
 米国の年間一人当たりの七面鳥肉消費量は、このような低脂肪・低コレステロールを支持する健康志向の高まりなどから、おおむね8キログラム前後で安定的に推移しており、一方、2004年の生産量(可食処理ベース)は約249万トンと10年前に比べると約15%増加しているのです。

【世界での消費状況】
■ 世界の七面鳥肉(国別消費量)
         2011年 (単位・・・千トン)
アメリカ     2,238
EU(27か国)  1,805
ブラジル      345
メキシコ      165
カナダ       154
ロシア       65
南アフリカ     34
中国        31
その他       nr
合 計      4,837
 (出典) USDA「World Markets and Trade」(In selected countries)

【国内での七面鳥生産状況】
 実は数こそ少ないものの日本国内でも肉用に、北海道、石川県、高知県の七面鳥生産組合で生産・販売されていますが、何れも小規模で、クリスマスシーズンに消費者に直接販売する程度です。

○北海道滝上町では、7戸の農家が「滝上町七面鳥生産組合」を組織し、クリスマスの他、歳暮や正月向けとして一般消費者向けに燻製加工された七面鳥を販売しています。販売価格は、1?2700円(送料別)、半身が1・5?〜4?ですから、半身で4500円〜10800円。

○石川県輪島市では、地元農家らによる「門前七面鳥生産組合」が飼育していたが、組合員の高齢化で組合は06年に解散。現在は一軒の農家で生産販売されています。

○高知県高岡郡中土佐町の「大野見村七面鳥生産組合」では、クリスマス限定商品として12月限定で、12月初旬から完全予約制で一般消費者に向け販売されています。販売価格は一羽(4kg)で、四国内13000円、四国外14000円。

ここで興味深いのは、七面鳥生産組合が存在する地域が、北海道の滝上町、中部地区の石川県輪島市、四国地域の高知県中土佐町の3地区で、七面鳥の生産が可能である点です。

 愛知のある食肉業者にお話したところ「必ず売れるから、是非、生産農家を育成して欲しい」と言葉を頂きました。
 その市場を海外からの輸入品に独占させるべきではないと思うのです。

 安全で安心な国内産七面鳥を生産すべきだと・・・そして、安心安全な国産の七面鳥を食べてみたくないですか?
こんにちは。兼業農家(米単作+地方公務員)です。将来、公務員を辞めて農業で自立すべくいろいろと調査をしています。
複合的な農業をしたいと考えていて、その中の一つが鳥に関する物です。牛に比べ飼育期間が短く、市場と回転率で、それなりの収益を上げることができるのではと考えていたところです。
表記以外にも情報があれば、教えていただければと思います。

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