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ニコ厨・ゆとりのための勉強メモコミュの運動学 吉住

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運動学とは・・・

 身体運動を研究する学問
  ⇒理論的である(解剖 生理 力学など)

 常識・人間性・教育・志
 ⇒運動 解剖 生理
 ⇒関連領域の知識 臨床経験

 
歩行とは?
 ・時間的・空間的パラメータ
 ・歩行周期
 ・筋と関節
 ・異常歩行について 

(今日の目標 二つ)
 ・歩行周期の区分を説明できる
 ・歩行と走行の違いを歩行周期から説明できる

歩行の定義 : 場所から場所へ移動する人間の基本的な欲求を満たすもので最もポピュラーな活動のひとつ。人生において歩行を獲得するまでに長時間を要するとともに加齢に伴って変化するものである。 ⇒QOL向上につながる


・Patlaの言葉 P.547参照

・歩行とは   (図はノートに)
 
 1 Passenger Unit (上半身 + 骨盤) 70%
 
 2 Locomoter Unit (下半身 + 骨盤) 30%


・歩行の空間的・時間的パラメータ

 1 歩行周期  Gait Cycle
 2 歩幅 Step Longth
 3 重複歩距離 Stride Longth
 4 歩幅 Step Width
 5 足角 Foot Angle
 6 歩行率 Step Rate
 7 歩行速度 Walking Speed

2-5は空間的なパラメータ
 6は時間的パラメータ
 7は両方

 1.歩行周期  一側のかかと接地が同側のかかと接地に着くまでの距離

 3.重複歩距離 矢状面における一側の踵接地から同側の踵接地までの距離
           ・歩行周期と同義
         平均して身長の90%

 2.歩幅    失状面のおける一側の踵接地までの距離
         歩行周期は2ステップ
          
         74センチ 男
         63センチ 女
 
         P.552の図15−8参照 (異常歩行の図)

 4.歩隔    前額面における一側の踵接地から他側の踵接地までの距離

         平均7−8センチ

 5.足角    水平面における足部長軸の進行方向に対する角度

         7度が平均

 6.歩行率   単位時間内の歩数(Steps/min)

         一分間に何回足を出したか
         (身長・性別・年齢などで異なる)

         平均 110 回/分 男
            116     女

 7.歩行速度  単位時間あたりの移動(歩行)距離 m/sec k/hour

         平均 1.38M/SEC 4.8km/h  男
            1.25    4.5

         ⇒自由歩行において、女性は男性と比較して

         歩行速度 ↓
         歩幅   ↓
         歩行率  ↑

・歩行速度と重複歩、歩行率の関係

 歩行速度の上昇に伴い、両パラメータも増加する。

・歩行速度の上昇  1.ストライド・ステップ長の増加

          2.歩行率の上昇
         
            歩行速度の上昇のため両者が必要

       一般的に    男性 1を増やす
               女性 2を増やす


問題 10mを12秒、15歩で歩く人の歩行速度、歩行率はいくらか?

   10/12=0.83m/sec=3km/h
   15/12/60=75steps/min


P.554

  ・立脚相  stance phase    

     踵接地から足趾離地まで足部が底面に接し、支持している状態  
60%
  
  ・遊脚相  swing phase

     踵接地から足趾離地まで足部が空中にある状態


  
  ・両脚支持 Double-Limb-Support

     両側足部が同時に地面に接する時期

     2回(0〜10%GC、50〜60%GC)

     1歩行周期に2回生じる
   
     両下肢間で体重の受け渡しを行う
   

  ・片脚支持 Single-Limb-Support

     一側足部が同時に地面に接する時、体側下肢は遊脚相

     10%GC〜50%GC

     後ろ足から前足へ

      
・歩行と走行の違い

  歩行速度と歩行時期 

   歩行速度 ↑ (↓)
   立脚相  ↓ (↑)
   遊脚相  ↓ (↓)
   両脚支持期 ↓ (↑)

  走行では
  
   移動速度  ↑
   立脚相   ↓
   遊脚相   ↑
   両脚支持期 −  (なし)
   同時遊脚期 +  (あり)
              
            

コメント(1)

・立脚相


1. intial contact (heel contact)

期間  0%GC
 
 特徴  足部が床面に最初に着く瞬間
     (必ずしもHeelがつくとは限らない、つまさきもあり  正常では踵から接地)

 
2.loading response(footflat)

 期間  8(0〜12)%GC

 特徴  足底全体が床面に接する瞬間
     最初の両脚支持期 (で、対側下肢が遊脚期へ移行するまで持続)

3.mid stance

 期間  30(12-31)%GC

 特徴  体重が支持脚上を通過する時期
    
     対側下肢が立脚の横を通過するとき

     【下肢が鉛直記列されているとき、COGは最高になる】

4.terminal stance(heel off)

 期間  31〜50%GC

 特徴  踵が床面から離れる瞬間


5.pre swing

 期間  50〜62%GC

 特徴  足趾が床面から離れる2回目の遊脚支持


・遊脚相

6.inital swing

 期間  62〜75%GC
 
 特徴  足趾が床から離れ 立脚側下肢の横を通過するまで



7.Mid Swing

  期間  75〜87%GC

  特徴  遊脚側下肢が立脚相下肢の横を通過するとき


8.terminal swing

  期間  87〜100%GC

  特徴  遊脚期中期から踵接地まで


(・P.11の図参照)


(床反力について) ノートなし

(モーメントの説明)


1.IC

  股  屈曲 25度  外旋4度
  膝  進展 0度 
  足  背屈 5度

   床反力ベクトル→股・膝関節 前方、 足関節   後方

 ⇒ 股関節屈曲モーメント(外部)→股関節伸展群の筋活動

 ⇒ 足関節底屈モーメント(外側) →前けい骨筋の遠心性収縮 →制御された底屈運動

 heel rocker  

 低屈しすぎないようにする


2.LR

   股  屈曲20度  内旋 4度
   膝  屈曲5-10度 
   足  底屈15度

 
    (目的)  衝撃の吸収
          荷重時の安定性
          推進力の維持  

  (重要な運動) Heel rocker

   床反力ベクトル → 股関節 前内方、膝・足関節 後方

 ⇒ 股関節究極・内転モーメント (外部) →伸筋群・外転筋群の筋運動 → 制御された対側骨盤の下制

 ⇒ 膝関節のモーメント(外部) → 大腿四頭筋(特に広筋群)のECC(遠心性収縮) (ハムストリングスの同時収縮)
    → 制御された屈曲運動

  ⇒ (⇔衝撃吸収・前方推進・安定化)  
   足関節モーメント(外部)
     →前けい骨筋のECC(制御された足部の運動)
     →底屈運動その他のけい骨前けい

                        
  

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