スチュワーデス（客室乗務員）コミュのAirline 社員

僕の就活のころだからもうかなり前の話だ。

そのころ女性の面白い「見栄と意地」を見た。　ある有名 Airline に内定が決まり喜んでいる大学同期の女性がいた。
きれいな女性だから僕はてっきりスチュワーデス（現 Cabin Attendant）に採用されたのかと思ってそういう内容で話をしたら彼女はきっぱりと誇らしげに「違うわよ！私は Ground hostess として採用されたのよ！」とのこと。

「全然違うんだから一緒にしないでよ！」という空気だ。同じ Airline 社員でもスチュワーデスとグラウンドホステスとはまるで「人種」が違うみたい！前者は高卒や短大が圧倒的に多いが後者は四年制でないと採用されないとのこと。
「職務内容も高度さ」も全然違うんだから、と話を続ける。　「そうかねえ、傍（はた）から見るとそんなに『高度さ』に差があるようには見えないけど」と思いながらその誇り高き女性の話を聞いていた・・・・・
大体一方は「飛び職」だし片方は「地上職」なんだからそもそも比較などできないんじゃないの～・・・・・？

そう言えば昔ある人が僕に言っていたが、スチュワーデスがチヤホヤされるのは日本ぐらいなもんだよ、とのこと。
日本では容姿端麗で「英語ができる」女性が採用されるからすごくかっこいいエリートの職業に見えるけど元々英語が話せる英米人なんか単に「空飛ぶバスガール」扱いだよ、だって。　
それじゃあずいぶん地位とステータスの高低が日本と違うじゃな～い・・・・・

だから日本の男が自慢げに、得意げに「僕のカノジョはスッチーなんだ」なんて言う者がいるがそんなのチャンチャラおかしいし、外人にはそんなこと言わないほうがいいよ、幼稚でバカみたいに見られるから、とのこと。　
英米人にしてみれば「CA がそんなに偉くてかっこいいの？」という具合。

男性の航空会社社員ならどうなんだろう？　事務職または海外支店勤務の男性社員と成るのに非常に難しいパイロットとの「意識差」はあるのだろうか？

でもまあ日本のパーティー界ではまだ多少スッチーの「効用」は残っているようだ・・・・（笑）