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サムソン育成日記コミュのサムソン、水陸両用バージョン。

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6月。

日本では、ジメジメとした湿気が日本を包み込んでいた頃

僕は、サムソンの愛情に包まれていた。

同じ部屋で生活を共にしていた私たち。

もはや一緒にいないのは、トイレの時間とシャワー位だった。

むしろシャワーも一度、

コラボレーションをオファーしたが

丁重に断られた。

そんな折、

40度に近いカリフォルニアの気候に参っていた私たち。

ホームステイ先のプールに入ることに。

アメリカの家ではプール付きというのは

それほどめずらしいことではない。




ホストマザーに聞いたらOKのサイン。

というわけで、プールに入ることに。

素早く着替え、飛び込む私。

素早く移動し、サイドで休むサムソン。


 私  :「サムソンも入りなよ!」

サムソン:「No」

 私  :「なんだよそれ。こいよ。」

サムソン:「こんな体をさらけだせない」



そう。



サムソンは昔、それは見事な体をしていた(本人談)

趣味はジム通いで筋骨隆々だったらしい。

サムソンは己の体に誇りをもっていた。

しかし、現在は…。

言うまでもない。

そんなわけで渋る、彼。

しかし熱心な交渉の末、渋々了承。





10分後





サムソン:「へい」

私は振り向いた。

そこにはいつものサムソンがいなかった。





豊満な、イアンソープだった。





競泳用パンツとゴーグル、そして帽子。

完璧な装備。



(実際、やりたかったんじゃん…)



そんな僕の舌打ちにも負けず

彼はプールに飛び込んだ。

すごい水しぶき。

それはまるで、一人スプラッシュマウンテン。

あまりの勢いに目を開けられない。

ひとしきり、水しぶきも収まって

私は目を開けた。

ぼんやりと開けた視線の先には…





豪快なバタフライをする豊満なイアンがいた。




「イア…。サムソン。俺、バタフライ苦手なんだよ」




私は、こうつぶやき、プールサイドに逃げる。

少し離れて見る、



「サムソンのバタフライとカリフォルニアの太陽」




なんとなく、写真家が求めている

被写体がわかった気がした。

自己完結気味に私は

心の中のシャッターを押し

プールを後にした。




写真は今も僕の胸に焼きついている。





   次は、7月。初めての共同生活。そして、ケンカ。


                       つづく。


コメント(3)

あの頃はいつも一緒やったね〜。飯ん時も、クラスのときも何もかも。サムソン何してるんかな〜韓国で・・

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