ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

中西輝政研究コミュの44 「日本人は虫けら」説の、中西輝政の新刊『日本の岐路』と歴史の偽造(?)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
一、「日本人よ、お前は昆虫なのだ!」――マルキスト中西輝政のご神託 
 マルクス主義の恐ろしさは、それを学生時代であれ、一度吸い込んだら、人間性を喪失することで、生涯にわたって、この破綻した人格が正常を取り戻すことはまず無い。狂信的なマルキストとして京都大学でヘルメットかぶりゲバ棒を振り回した中西輝政も例外ではありえず、その人間観は、人間はロボットや動物と同じだと考える「狂気の大哲人」ルソーの信奉者であり続けている.だから、平然と、日本人に向けて「動物になれ」「昆虫の生を真似ろ」と、さも自分は神とばかりに日本人にご託宣を垂れる。視力の弱い中西が喋っているとき、オウム真理教の浅原彰晃の雰囲気を漂わせるから、傍に寄ると寒気がするという中西ファンの話を聞いたことがあるが、今や朝日新聞社顔負けに共産党細胞が支配する「赤い左翼出版社」文藝春秋社から出た中西輝政の新刊『日本の岐路』の「まえがき」には、ほんとうに戦慄した。次のように、ナンセンスを越えて、日本人を徹底侮蔑し、日本人のさらなる人格的劣化というより動物化への人格改造を勧めているからである。

  「日本の大きな岐路で…人(日本人)は何よりも<生きようとする力>が
必要となる…今この国には、<生きようとする力>が希薄になっている」 (5頁)。

  「生きようとする力」なら、地球上の虫けらすべてが一匹の例外なく持っている。灼熱の砂漠の蠍もジャングルのニシキヘビも生きようとする旺盛な力を持っている。だが、これらの多くは、弱肉強食の食物連鎖という生死の境界に生きている。一方、文明の人間は、摩訶不思議な制度(order)である国家の存在と、いかに生きるかの知と精神が訓練されない限り、自らの人生を健全かつ安全に送ることはできない。もし、この国家が不在もしくは機能不全となったり、慣習やしきたりやしがらみなどを基盤とした知と精神(倫理道徳)が与えられないとすれば、人間はいかに生きようとしても生きることはできないし、生きても妄想人間になったりマージナルな人間(現在の日本で言えば「フリーター」「引きこもり」など)に堕してしまう。
 前者については、国家喪失下の満洲における主に婦女子を中心とする邦人の阿鼻叫喚の悲劇と死の1945年8月〜46年4月を思い起こせば明らかではないか。小学生5年生以上の日本の女性はロシア兵にふんだんにレイプされ、殺害され、餓死し、凍死した数は少なくとも20万人にのぼる。この155万人の満洲邦人は皆、必死に「生きよう」としたのである。しかし、国家なくして、文明の人間は、かくも、生きることはできない。
 今日の日本人に退嬰的な精神の堕落は、日本という国家がルソーとマルクスの狂気を吸引し、毒素が多少薄まった社会主義である「福祉国家」を選択したからである。日本の財政の大赤字も出生率の大激減も、この「福祉国家」に主たる元凶として発生している。一方、賢明にも「福祉国家」を拒絶し、高まる平等要求に抗する戦いに国民の約半分が賛同し、また正義と勇気の道徳の実践である戦場へ軍隊を絶えず派遣して倫理道徳を訓練・維持する、ルソーもマルクスも存在し
ない米国には、日本のような淀んだ国家的な衰退のトレンドはまったくない。
 日本の今日のすべての問題は、日本人の異常な社会主義思想への傾斜と、自分の怠惰と落ち度を棚に上げて何でもたった7年間の米国の占領期に責任転化する、真実を拒否し欺瞞を弄び自立の精神を欠いた愚劣で低級な日本人の資質の欠陥を淵源としている。しかも、日本人ほど嘘つきと劣等生たちがのさばっている国はなかろう。現に、中西輝政こそは、そのひとりではないか。歴史学者と詐称するが、中西にはその分野の学術業績がゼロという事実は、何を語るのか。大学教師の水準にない、自らの学者としての知見の完全欠如を謙虚に恥じることもない鉄面皮のワル、そんな中西輝政でもふんぞり返って学者ぶれる国、それが頽廃と腐敗に亡国の気配を漂わせる日本の実態であろう。
 また、文藝春秋社の編集者で、読者に対して、より正確で間違いのない活字を提供するという良心を持つものがひとりでも存在するのか。例えば、『諸君!』の赤いデタラメ編集長・内田博人は、「山下奉文は江戸時代の歌人である」と書いた福田和也のトンデモ論文について削除する旨の謝罪広告をいまだに出してはいない。内田博人のような人間として最低で下劣・卑劣な編集者や、学問が全くできない福田や中西など出鱈目な似非学者らが平然とたむろする、“ならず者”たちのみが主導する文藝春秋社ですらペンの力を持つような腐敗した国、それが日本である。そんなトンデモ大人ばかりが跋扈する国で、どうやって次代の若者が健全に育つというのか。
それはともかく、もともと死期を迎えた病人などの延命と蘇生に有効な「生きようとする力」など
を、異次元の国家・社会の問題に荒唐無稽にも用いるのは、中西が人民民主主義や共産主義にどっぷりと汚染されているからである。これらの極左思想は「個々の人間は、本来、完全であり、その完全性を発揮させることはできる」という非現実的な妄想に発している。そして、実際に人間の生を支えている、古来からの国家と、昔から伝わる伝統/慣習/しきたり、とりわけ古い道徳律とを廃絶しようとする。「生きる力」という、日本共産党によって造語された悪魔の極左語は、実は、このようなイデオロギーを正確に代弁させるべく作られたものである。上記に引用した中西の言説は、中西が今も純粋かつ濃厚なマルクス主義者であることの証左である。

二、共産党の反核運動/反米運動プロパガンダを熱烈応援する中西輝政
『日本の岐路』は、それまで発表した雑誌論文を集めただけのエセー集で、「まえがき」以外に新しい作品は何もない。しかし、まとまると、間違いだらけの現代史をさらけ出して中西が学者としては六流ですらない「悪質なアホ・馬鹿」なのが直ぐわかり、何とも便利である。また、中西の思想本籍が共産党系であるのも直ぐわかる。ここでは、後者について一点だけ指摘しよう。228頁である。

  「ポツダム宣言の罪も改めて糾弾されるべきである。一つは、鳥居民氏が『原爆投下するまで日本を降伏させるな』で綿密に考証したように、トルーマン大統領とバーンズ国務長官が、元々ポツダム宣言の草案の中にあった<天皇の地位は保障する>という条項をいったんは削り落として、わざと日本に<黙殺>させた上で、二回の原爆を無警告で都市に投下した罪である」

 まず、1945年7月26日のポツダム宣言に対して「受諾する」といわず、鈴木貫太郎首相は浅慮にも「黙殺」と内外に明言した事実を、中西輝政は「米国が日本に<黙殺>させた」と、「鈴木貫太郎は米国である」との、キチガイでもできない、事実すり替えの捏造をしている。中西輝政のことを麻原彰晃と同種の精神異常者ではないかとの指摘は、あながち間違ってはいない。
 第二に、阿南陸軍大臣らのポツダム宣言受諾反対の条件は、天皇問題一つではなく、三つあった。あとの二つは、武装解除の日本への一任と戦争犯罪人の処罰の日本側への権限委譲である。これらはの三条件について阿南も梅津も豊田も、長崎への原爆投下後(8月9日)でも不動で変えることはなかった。ただ、原爆投下によって、木戸幸一が陳述するように、阿南/梅津/豊田の三名に対して東郷らが初めて積極的に反論できる情況が生まれた。つまり、天皇の地位保障が仮にポ宣言に書いてあっても、日本政府は原爆投下あるまでポ宣言を受諾する和平派の動きは完全に封殺されていたのである。こんな歴史事実も中西は知らないとは、中西が学者とは異質で「学者」を詐称するキワモノ人物だからである。
 第三に、通常の学者であれば、「従軍慰安婦強制連行」を捏造した共産党員の吉田清治と同じく、歴史偽造を専業とする共産党のプロパガンディストである鳥居民の「小説」を歴史学上の論文として引用することなど万が一にもしない。ところが中西は自分自身が学問の世界とは無縁な、ペテン師的に国際政治学や歴史学の洋服を着ただけのノンフィックション作家だから、鳥居民をもって、原爆投下に関する米国政府部内の意思決定過程の権威あるヒストリアンだと勘違いするのである。
 たとえれば、山奥の超田舎人が、初めて都会に出てきて、初めてコロッケを食べ、これが一流シェフが作ったフランス料理だと「おいしい、おいしい」と感嘆しているのが、中西の真像である。鳥居民が恐るべき悪の“歴史の偽造家”であることは、歴史学的な素養がなくても、小学校5年生以上になれば誰にでもわかる。中西の頭が小学校5年生以下なのか、それとも、鳥居民に同調して共産党の反核・反米闘争の新しいイッシューづくりに全面協力しその嘘宣伝の片棒を担ごうとしているのだろうか。
 なぜなら、ポツダム宣言は7月26日であり、8月6日のヒロシマまで丸10日間もあった。この間、日本政府がポ宣言を受諾すれば、原爆投下はなかった。米国にどうしても無警告原爆投下をする意図があったとすれば、ポ宣言をヒロシマのあと、8月6〜7日にしているはずではないか。
 第四に、鳥居民は、原爆投下が日本のポ宣言受諾となり日本が米国占領下となって天皇制が存続できたことが許せないのである。そして、もし日本がポ宣言を受諾せず本土決戦をしていれば、日本は、東京を含めて東半分はソ連軍の占領するところとなり、日本は世界共産化の前進基地となったのに、ポ宣言と原爆とが日本のこの最悪の亡国を救ったため、日本共産化とソ連の奴隷国化を目指すコミュニスト鳥居民にとって、ポ宣言を発出したトルーマン大統領やバーンズ国務
長官が憎くてたまらないのである。
そもそもトルーマンやバーンズは親日ではないが反日でもない。しかし、今なお、冷戦の時代のままに、日本人の対米憎悪感情を醸成して日米分断を最優先戦略としている共産党とKGB(新ロシアではSVR)にとって、親日のスティムソン(陸軍長官)やグルー(国務長官代理)を批判できないから、このトルーマンとバーンズを“日本にとっての鬼”という嘘イメージに仕立て上げ、「悪魔の兵器である原爆を日本人にどうしても投下したかった」との、捏造歴史を宣伝することとし、鳥居民がそれを担当したのである。
 要するに、中西輝政は、共産党の日米分断の偽情報操作ネットワークの一員である。

三、中西輝政とKGB対日偽情報宣伝ネットワーク
 ? この共産党の日米分断のための、原爆投下に関する歴史の偽造は、かなり長期的に展開されてきたもので、鳥居民の前には、共産党員の仲晃が書いた『黙殺』(2000年、NHKブックス)ほか数冊がある。実際にも「仲晃―→鳥居民」の系譜で、共産党の連続嘘キャンペーンとして鳥居はこの『原爆を投下するまで日本を降伏させるなーートルーマンとバーンズの陰謀』(2005年、草思社)を書いた。
もっと正確に言うと、日本共産党は、「米国は、日本の降伏前に日本人に原爆を落す計画で、ヒロシマやナガサキは、このような反・日本人の憎悪からである」という歴史偽造を開始したのは1968年の『原爆はなぜ投下されたか』(西島有厚、青木書店)からである。続いて1985年に荒井信一の『原爆投下への道』(東京大学出版会)が出た。このとき、西島のを新装版として再刊した。当時の日共の反トマホーク運動と抱き合わせの「日米分断」を狙うプロパガンダ本である。この西島は共産党党本部直属の活動家だし、茨城大学の荒井も共産党員であるのを隠さない過激コミュニストであった。つまり、共産党のこの偽情報工作員の系譜は、「西島有厚ー→荒井信一ー→仲晃ー→鳥居民」であり、今般、これに社会党過激派から中西輝政が加わったことになる。
? また、鳥居民自身は自覚しているかどうかは知らないが、長谷川毅の『暗闘』(2005年、邦訳2006年、中央公論社、司馬遼太郎賞/吉野作造賞)とも、この鳥居のプロパガンダ本は関連している。長谷川は米国籍だが日本共産党員であり確たるKGB工作員である。この『暗闘』も、米国では「コミュニストめ!」「KGB工作員め!」と悪評判のガー・アルペロビッツの大著『原爆投下決断の内幕』(1995年、邦訳は日本共産党直営のほるぷ社)の書き直しである。
 そして、『原爆投下するまで日本を降伏させるな』で鳥居民が下敷きにしたのが、実は、先述した仲晃の『黙殺』とこのアルペロビッツの本である。つまり中西は、「アルペロビッツー→仲晃―→鳥居民―→中西輝政」という、KGB対日工作網の一員でもある。
? 中西は、『日本の岐路』で「日本が国家として不可欠なインテリジェンス能力を備え、他国による対日工作に対抗しうる体制が作れるかどうか」と、インテリジェンス(「カウンター・インテリジェンス」の間違いか?)の重要性を強調する。これは、自分の工作員活動をカムフラージュするため、泥棒が逃げるとき無関係な他人を指差して「ドロボー!」と絶叫するのと同じ手口である。
? 草思社は、ソ連KGBがつくった出版社であり、MI5の監視下にある英国のKGB工作員クリストファー・ソーンや鳥居民らのまったく売れない本を出版し続けているのは、KGB(SVR)の命令による。またKGBは、分割統治が絶対原則で、日中離間/日朝離間はその工作の最重点目標の一つである。東中野修道の『再現南京戦』『南京事件証拠写真を検証する』や西岡力の『よくわかる慰安婦問題』『飢餓とミサイル』を草思社が出版したのは、南京事件や拉致・慰安婦問題が、この日中離間/日長離間に最適だからである。しかも東中野と西岡は、偽装の中西輝政と異なって、正しく「保守」だから、草思社の正体を隠すのにはもってこいであった。とりわけ、日本での中国批判の過半は、ロシアKGB(SVR)の背後があることは常識であろう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

中西輝政研究 更新情報

中西輝政研究のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング