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天然記念物コミュの立山の山崎圏谷

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 富山県中新川郡立山町芦峅寺(アシクラジ)字ブナ坂

 1945年02月22日指定。

 中部山岳国立公園内。
 https://www.google.com/maps/@36.5760706,137.6112371,15z
 立山の雄山(オヤマ;標高3003m)と大汝山(3015m)との西方にある幅約400m・長さ約600mの圏谷(カール)で、氷雪の営力により花崗岩の山体が浸蝕され、盃を半截したような窪地地形が形成されています。底部の標高は約2500mで、二段の堆石堤があります。
 東京高等師範学校教授の山崎直方(ヤマサキナオマサ;1870〜1929)は、明治35(1902)年に『地質学雑誌』で論文「氷河果たして本邦に存在せざりしか」を発表して日本に氷河があった可能性を示し、さらに立山を実地踏査して明治38(1905)年にその存在を確かめました。昭和17(1942)年、雄山直下の圏谷は山崎の教え子である富山高校教授の石井逸太郎(イシイツタロウ;1889〜1955)により山崎の名を取って命名され、翌昭和18(1943)年には石井の論文「立山連峰の氷河作用‐特に山崎圏谷に就いて」により知られる様になりました。
 現在、圏谷内は立入禁止ですが、みくりが池北のエンマ台展望所から眺める事が出来ます。
 なお、平成24(2012)年に至り、雄山の東側斜面の「御前沢(ゴゼンザワ)雪渓」と剱岳の東側斜面の「三ノ窓雪渓」「小窓雪渓」が日本で現存する氷河であると学術的に認められました。

コメント(6)

 立山カルデラ砂防博物館の展示パネルです。

左;約30000年前
中;約20000年前
右;約10000年前
 2020年08月19日水曜日、エンマ台からの遠望です。
 2020年08月20日木曜日早暁、雷鳥荘からの遠望です。

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