ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

天然記念物コミュのトキ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 1934年12月28日、地域を定めない天然記念物に指定。
 1952年03月29日、地域を定めない特別天然記念物に指定。

 脊椎動物門鳥綱コウノトリ目トキ科トキ亜科 Nipponia nippon

 19世紀までは、北海道南部から九州まで・ロシア極東地域・朝鮮半島・台湾・中国(北は吉林省・南は福建省・西は甘粛省まで)と東アジアの広い範囲に棲息していたが、20世紀前半には激減、朝鮮半島では1978年の板門店、ロシアでは1981年のウスリー川を最後に観察されておらず、日本でも平成15(2003)年に最後の日本産トキ「キン」が死亡したことにより、生き残っているのは中国産の子孫のみとなった。
 日本では、佐渡島において平成20(2008)年秋から平成23(2011)年秋までに人工繁殖のトキ計78羽が放鳥されている。2010年時点で中国・日本・韓国を合わせた個体数は1814羽しか確認されていない。
 体長は約76cm、翼開長は約130cm。朱色の皮膚が露出している顔、トキ亜科特有の下方に湾曲した先端のみが赤い黒の嘴(クチバシ)、後頭部にあるやや長めの冠羽が特徴。全身は白っぽいが、春から夏にかけての繁殖期には首すじから黒い分泌物が出て、これを体に塗り付けるため頭から背のあたりが灰黒色になる。水浴びなどの後にその擦り付けを行うため、水浴び直後は特に濃く、ほとんど黒に近い。翼の下面は朱色がかった濃いピンク色をしており、日本ではこれを朱鷺(トキ)色と言う。脚も頭と同様に朱色で、虹彩は橙色。幼鳥は全身灰色で、頭部が黄色である。
 トキ亜科の他種と同じく嘴の触覚が発達しており、それを湿地・田圃などの泥中に差し込んで、ドジョウ・サワガニ・カエル・昆虫等を捕食する。稀にだが、植物質の物を口にする事もある。鳴き声は「ターア」「グァー」「カッ カッ」等カラスに似た濁った声で、小野蘭山の『本草綱目啓蒙』によると、群れて鳴くと非常に煩かったようである。サギは首を曲げて飛ぶが、トキの場合は、コウノトリやツルと同様に首を伸ばしたまま飛ぶ。羽ばたき方はサギよりもやや小刻みで、直線的に飛行する。

コメント(1)

5月19日土曜日に訪れた広島大学総合博物館本館に剥製がありました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

天然記念物 更新情報

天然記念物のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング