さててさて、、。
夕焼けの集いの１stアルバム
「グレイテストヒッツ?」
がやっと完成しました。
２３日独演会で購入された方ありがとうございます。
お金がなくて今回見送られた方、、、買える時が来たら是非お願いします。
独演会を楽しんでくれた人は絶対買って後悔することはありませんよ。
では、曲の解説をします〜
１・夕焼けブルース
「さあはじまるよ」でお馴染みのオープニングナンバー。
人間は生きているのか、生かされてるのか、、永遠のテーマだと思う。
出会いと別れは突然で呆気無い、素っ気ない。だから日々の生に感謝して生きたい。そんな１番と「反権威」「反権力」「物質偏重主義の限界」というパンクなメッセージの２番の対比が面白い。サンハウスの「ふるさとのない人たち」みたいなブルース進行＋αなポップな曲。秀吉のディミニッシュ系のソロと、僕の内田勘太郎っぽいソロが気に入ってる。倉田くんはハープソロだけ別録り。ピグノーズアンプをスタジオに持参。毒々しいブルーズがたまらない。ベースゆっち。カホンのケントさんのリズム隊もポップでグッド。
２・最大公約数
ライブで大人気の曲。僕は報道ステーションの古舘伊知郎が嫌いだ。久米宏になろうとしてる。そして彼の深刻そうなわざとらしい表情を見るとイライラする。
プロレス中継をやってた時の彼は素敵だった。TVに依存し自分の価値観を放棄してる薄味な毒にも薬にもならない人間に聴かせたい歌。きっかけは相模大野のバーレモンパイで知り合った「おぺらん」という男の日記。そこで彼は「まるで最大公約数みたいだ」と書いててそのまま曲にした。ボディドリーな曲。
サンハウスの「スケコマシ」真島昌利「関係ねーよパワー」ハイロウズ「ママミルク」ボガンボス「目が覚めた」、、な曲（笑）
３・FMP（フラットマインドピープル）
以前大学生に勉強を教えてたときに一般教養の心理学で香山リカの「プチナショナリズム症候群」についてのレポートという課題があった。読んだら「ワールドカップの時期だけ「日本サイコー」って屈託の無い笑顔の日本人が気味悪い。自分で考えることがめんどくさく、すべて勢い、群集心理、なんとなくで片付けてしまう」といった内容で面白かった。彼女のスタンスに全面的に共感するわけではないけど、この本で使われてた「フラットマインドピープル」平らな心、みんなと同じで安心する、、、その言葉が気に入いて曲にした。この曲はいろいろなバージョンがあるけどアルバムでは秀吉のボサノバギターに僕のインチキ臭いスケールを無視したソロがなぜかうまく噛み合った（笑）
４・ポケットの中
ボガンボスのカバー。中学３年に初めて組んだバンド「THEペケペケ」でコピーした曲。15才の時だ。それから20年たってまた歌いたくなって集いでやることに。
麻由美ちゃんがKYONさんに追いつけ追い越せで頑張った曲。そしてマンドリン、カズーも入り原曲よりポップで軽快になった。ソウフルラワーがやりそうなアレンジになった。マンドリン、カズー、アコーディオンのユニゾンが気持ちいいね。
５・I'M home,you're home
石井ちゃんのオリジナル曲。「ただいま」「おかえり」何気ない日常の風景を切り取ったやすらぎの曲。しかしマンドリンの録音は安らぎには程遠く大変だった。アルバムの中でいいアクセントになってるかな。独演会では麻由美ちゃんのアコーディオンも入ってより優しい感じになった楽しかった。
６・イルミネーションソング
古くからのダチであるベースみつる人情の言葉をヒントに作った曲。
植木屋で働く彼は１２月はもみの木にイルミネーションを付ける仕事で忙しい。
しかしイルミネーションを行ってる期間は漏電するため木に水をやれないとのこと。そして枯れてしまい捨てられるんだって。なんだか切ない。もともと人工的アトラクションがあまり好きでないのでタイマーズや高田渡みたいに風刺のユーモアを込めた曲にした。やっと作ったオーソドックスなフォークソング。
小田急相模原でこの曲をやった時マスターのりゅうしさんが気を利かせて店の電気を消したんだ。粋だよね。
以上アルバム紹介その?でした〜
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