ROBERT FRANKコミュのEsquire

現在発売中の日本版Esquireに、ロバート・フランクの近況インタビューが掲載されています。

Esquireからの紹介メールを転記しておきますね。現在住んでいるＮＹの部屋や、未完成に終わった「Quiet Days」の一部作品も掲載されています。

『写真が語る、ニューヨークの最前線。』
　ロバート･フランク、ダイアン・アーバス、ロバート･メイプルソープ、ゴールディン･･････。この街に魅せられたフォトクラファーたちは常に、写真を通じて、時代を牽引する価値観を我々に提示し続けてきた。9.11から5年。再び活気を取り戻したといわれる写真都市ニューヨークの現在位置を確かめるべく、巨匠を訪ね、注目の若手たちと話し、そして、彼らの作品に目を凝らした。
＞＞表紙や詳しい目次はこちらのページからご覧頂けます。
　http://www.esquire.co.jp/esquire/2007/02/index.html

◇◆◇◆◇◆◇◆写真が語る、ニューヨークの最前線。◇◆◇◆◇◆◇◆

　「太陽が街に照りつけ、音楽がジュークボックスか、近くの葬式から流れてくるときの、アメリカのあの狂おしい気分、それこそ、ロバート・フランクが実際に48州の道路をポンコツの車で旅しながら撮った、これらのどえらい写真で捉えたものなのだ」

　ジャック・ケルアックによるそんな序文で始まる写真集『THE AMERICANS』を1958年に刊行し、写真表現の新たな地平を切り開いたロバート・フランク。ここ10年ほどメディアにはほとんど顔を出さず、もはや神格化されている彼にぜひともインタビューをしたい。そんな情熱から、今回の写真特集はスタートした。アプローチを始めて数カ月、9月に、マンハッタンの彼の家で会うことが決まった。それは、奇跡的といってもよかった。白状をすると、だから今回の写真特集は、『NYの写真』特集なのである。もし彼と、別宅が
あるカナダのノヴァ・スコシアで会うことになっていれば、『ランドスケープ・フォト』の特集になっていたかもしれないし、そもそも会えなければ、全く別の内容になっていたはずである。