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TUBBY HAYES/タビーを聴け!コミュのタビーのおすすめのアルバム

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タビー・ヘイズのおすすめのアルバムがあれば、どしどし紹介してくださいね。
管理人も、タビーのことはまだ研究中ですので、いろいろ教えてもらえるとうれしいです。

コメント(36)

『DOWN IN THE VILLAGE/ダウン・イン・ザ・ヴレッジ』 (1962年 FONTANA)

1962年、ロンドンにあるライブハウス「ロニー・スコッツ・クラブ」での実況録音盤。
初めて買ったタビーのアルバムですが、実はタワレコで20%OFFでワゴンセールされていたのをなんとなくゲットして、2週間くらいそのまんまほったらかしになっていたという状態だったのです。ところが聴いて!

・・・ぶっとびました。
いきなりトバシまくる?、かっこいい?のワルツ、?の一度聴いたら忘れられないタイトル曲でのヴァイブ、きたきたきた・・・キターッつ、の十字砲火。
手持ちのLIVEアルバムの中ではいきなり第1位獲得です。 ちなみに去年のMYジャズ大賞でも1位です。
JAZZはアメリカ・・・という先入観を完全にふっとばしてくれた、その影響度も2重◎。
素晴らしすぎます。

気のせいかジャケットも含めてアメリカのJAZZとは、何か感じが違います。
このジャケット、60年代の英国ROCKの雰囲気がしません? KINKSとか初期のWHOとかモッズぽいというか。
モッズは、ジャズも聴いてたらしいから、これもひょっとして人気あったのかも?
さあ、みんなベスパにのって1962年のJAZZへGOGO!
コメント1グッド(上向き矢印)のアルバムのタイトル曲「DOWN IN THE VILLAGE」をフル試聴できるURL発見!まだ未聴のかたはこちらへ。

http://jp.youtube.com/watch?v=AK_X1vCwnyY

ここでは、タビーはテナーではなくヴァイブを演奏、熱いんだけどクールなプレイを聴かせてくれます。
しかし、このテーマ曲何度聴いてもカッコイイ!たまりません。
tpのジミー・デューカーのプレイも聴きもの。
『late spot at Scott's』(1962年/FONTANA)
レイト・スポット・アット・スコッツ

上記1「DOWN IN THE VILLAGE」と同日(1962年5/17,18)の[ロニー・スコット・クラブ]でのライブを収録した姉妹盤です。
同日の録音なので、メンバーもいっしょ、演奏ももちろんサイコーです。
しかし、なんとなく雰囲気が違うのはなぜ?

多分、こちらのアルバムはテナーにほぼ専念しているので、タビーの「クインテットによるテナー作品」としての色が濃くなっているからでは?
(?のみ、ヴァイブです。)
1の「DOWN IN THE VILLAGE」では、テナーの他にヴァイブ2曲、さらにss(ソブラノSAX)まで吹くという多彩ぶりをみせつけ、サウンドも変化に富むのに比べると、けっこう性格が違いますね。

この2枚、【華のダウン・イン・ザ・ヴィレッジ】 VS 【炎のレイト・スポット〜】と姉妹ながらも性格の違いがでてるのが面白いところです。
できれば2枚とも必聴ですよー。
『TUBBY HAYES and THE JAZZ COURIERS  featuring RONNIE SCOTT』
(1957)

タビーは、1957年にロニー・スコットとTHE JAZZ COURIERSを結成。
このグループはは、約2年半で4枚の作品をtempoレーベルからリリースしてますが、これはその記念すべきファースト。
今年「澤野工房」からめでたく復刻されました。(オリジナルは、今でも非常に高価で15万円くらいしてます)

この作品大好き!いいですよー、本当。
なんというのでしょう、とにかく「溌剌」としてます。冒頭?曲目のテーマからエンジン全開です。
新しいグループを結成して、やる気まんまん、PLAYする喜びにあふれているというか。

ロニー・スコットは後年、実業家として英国の有名な[ロニー・スコッツ・クラブ]のオーナーになる人ですが、ここではミュージシャンとして思いっきり楽しんでテナー吹いてます。
けっこう、westコーストっぽい感じもしますね。2テナーのアンサンブルが見事、気持ちいいー。
タビーがヴァイブを叩いている曲もあるし、全体として流れに変化があり何度聴いても飽きません。
あっと言う間に、ラスト曲が終わり冒頭のテーマがまたくり返されて終わります。・・・もう1回聴こ!

ところで、この作品は途中でタイトルとジャケットが変わったようです。
変更後のタイトルは『THE JAZZ COURIERS featuring RONNIE SCOTT and TUBBY HAYES』。
つまり、最初はタビーのバンドにロニー・スコットが参加してるような感じだったのが、変更後は2人の双頭バンドで名前もロニーが先・・・と、なんかビミョーな人間関係のあやが感じられてしまうのですが・・・。
ロニーが文句いったんでしょうか?真相はわかりません。

1「DOWN IN THE〜」でも共演しているジミー・デューカ−(tp)が2曲に参加、溌剌ぶりに輪をかけてます!
『THE LAST WORD/THE JAZZ COURIERS』(1959 tempo)


上記4グッド(上向き矢印)から始まる「tempo」レーベルに残した4作のラストを飾るアルバムです。
まさに両人の最後の言葉(演奏)=「LAST WORD」が刻まれています。
昨年(2007)澤野工房から復刻されたのは、まだ記憶に新しいところ。

tempo1枚目(背中ジャケット)に比べると、アレンジなどがより凝った感じになっており、2年半の活動の集大成といったところですね。
ながら聴きなんてとんでもない、気合をいれて聴けば聴くほど、その素晴らしさが立ちあらわれてきます。
タビーとロニー・スコットのテナーが入れかわり立ち代り吹きまくり、さながらテニスの息のあったダブルスを観戦している感じでしょうか。(JAZZ界のウインブルドン?)
タビーは、テナーsaxだけでなく、ヴァイブもフルートも駆使してサウンドをより華やかに多彩にしています。

ただ、個人的にはtempo1枚目のあの溌剌感、イケイケGOGO感が薄くなっている気がするのがちょっと寂しいです。
これを録音している時点で、「ロニー・スコットは実業家へ(ジャズ・クラブ開業)」「タビーは、FONTANAへ移籍」というのが両人ともわかっており、いわば最後の別れをなごり惜しんでる感じが伝わってくるからなんでしょうか。

そして、ボクはついつい、最後の曲の録音が終わった会話を想像してしまうのです。
ロニー「終わったな・・・」
タビー「ああ、楽しかったよ。」
ロニー「オレもさ。」

もっとも、タビーはその後「ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ」へ出演し、すごいLIVEアルバムも残してくれてますので、以後もいいつきあいが続いていたようですね。
『TUBBS/TUBBY HAYES』(1961年3/21〜23録音 フォンタナ)


tempoレーベルから[フォンタナ]に移籍して発表した【移籍第1弾】です。
通して一気に聴くと、タビーの多彩(多才!)さがしっかりバッチリわかる約40分となっております。
音もなにか艶やかですね。録音のせいでしょうか?(tempoってなんか地味?)

よ〜く考えた曲の配置になっておりまして、全編タビーは「1人VS(対決)」やっております。
《ワンホーン・カルテット》VS《オーケストラ》
《テナー》VS《ヴァイブ》
《早吹き》VS《聴かせる》・・・など。

?は、1人早吹き大会。どうだ!オレはこんなに指が早く動くんだ!タンギングだって乱れないぜ!アピってます。
?〜?はオーケストラでのテナーとヴァイブ。う〜む、オケものもいいな。タビーって、オケの作・編曲も得意としていたようで、やはり多才!
もろロリンズ風の?・・・などなど。ヴァイブよりも、テナーが派手で目立ってる動的アルバムでしょうか。

しかし、タビーって?のようなスピードをただ競っているようなものって本質じゃないと思います。
早く吹くだけなら、他にもいろんな人がいますから。
やはり、[あっ、ノリはじめたな!]と感じるあの瞬間、そして[ダイナミックなノリ!]、これがいいんですよね。

ということで個人的ベストは、カルテットの?[WONDERFUL!WOMDERFUL!]でしょうか!もう、気持ち良くってたまりません。
『COSTANZO PLUS TUBBS/EQUATION IN RHYTHM』 (1961年 FONTANA)
ジャック・コスタンゾ&タビー・ヘイズ/イコーション・イン・リズム

英国版の[パロ・コンゴ/サブー]、といった感じでしょうか。
          (↑BLUE NOTEのアルバムです。1561番)
頭の中がコンガ、ボンゴなどのリズムでいっぱいになる、もろ打楽器アルバムです。
タイトルがいかしてますね。直訳すると「リズムの方程式」。

リーダーは、シカゴ出身のパーカッショニスト[ジャック・コスタンゾ]で、タビーは?とラスと?のみに参加。
打楽器アルバムの最中に突如、ビッグバンドサウンドが鳴り響くので、油断してると
な、なんだこりゃ!?ということになります。

この2曲ですが、タビー・ヘイズ・オーケストラにコスタンゾが客演したかたちになっており、1961年にコスタンゾがロンドン公演で渡英した際にレコーディングが行われたようです。
しかし、なんでこの明らかに売れなさそうな(失礼)アルバムが生まれたのか謎です。
ともかくコスタンゾだけだったら全く売れないので、2曲だけでも「華」が欲しい・・ということで、タビーに声がかかったのでは?

そんな経緯はどーでも良いとばかり、タビーは快調に吹きまくってます。
曲は、断然ラスト?のほうがおもしろいですよ。
ビッグバンドサウンドにコスタンゾのコンガが切り込んできて、一味ちがう感じになってます。

このコスタンゾ、スタン・ケントン・バンド出身でビッグバンドとの共演は、実はお手のものだったんでしょう。
あ、だからタビー・オーケストラと・・・・なるほどね。
大阪(日本)の誇るJAZZレーベル「澤野工房」から、英国tempoレーベル復刻LP第3弾登場!

『PAL JIMMY/Jimmy Deuchar Quintet & Sextet』 (tempo 1958年)
(パル ジミー/ジミー・デューカー・クインテット&セクステット)

コメント<1><3>のLIVEでも共演している[ジミー・デューカー(tp)]がリーダーの、ごきげんな英国ハードバップアルバムです。
タビーのリーダー・アルバムではありませんが、これはぜひぜひ聴いておきたいアルバム。
タビーはA面の4曲み参加。
このA面、[PAL JOY]というミュージカルからのスタンダードナンバーでかためられているんですが、タビー好きには驚愕と悶絶のA面です。

なんと、A?〜?の3曲で[バリトンSAX]を吹いてます。
テナーとヴァイブ、ソプラノSAX、フルートまでこなすマルチ・プレイヤーなのは知ってましたが、バリトンSAXまで!
余興でやってるんではないと思います。

タビーがサウンド全体のアレンジを考えて、自らバリトンを・・・?
資料がないので推測になりますが、自分のオーケストラを持っていたタビーのこと、そのあたりのアレンジは得意中の得意のはず。
しかも必要とあらば、専門の楽器ではないバリトンをさっさと吹いてしまう男、タビー。
やはり天才?

しかも、うまい。聴かせます。ボクは難しいテクニックのことは正直よくわかりません。が、グッとくるのです。下腹あたりに。ズシッと。
ジミー・デューカーのアルバムですが、ついついタビーの参加曲ばかり聴いているボクでした。

試聴はコチラ ↓
http://www.jazz-sawano.com/magazine/release/index.html#tap20
『INTRODUCING TUBBS』(EPIC)

これは【注意】が必要です!
某レコ屋さんで、「おっ、タビーのLP。1、700円!?安い!」
とゆーことで即買いして、家に帰ってよく調べてみれば・・・・・
上記『>6 TUBBS/TUBBY HAYES』と全くいっしょじゃん!!

よくわかりませんが、EPICって確かアメリカのレコード会社でしたっけ?
アメリカでこのアルバムを発売するにあたって、発売元がEPICになりジャケットも変更になったんではないでしょうか?
マニアの人以外は、「6」があれば十分です。
『THE EIGHTH WONDER』(JASMIN再発CD)


英国のJASMINレーベルから再発されたものです。
が、これは2つのアルバムや未発表曲の寄せ集めになっているので注意が必要です。
しかし、注意すればこれほどオトクでごきげんなアルバムもないかも。


?〜?が「THE EIGHTH WONDER」からの3曲でEPとしてでたものです。
(Tempo EP EXA82/1958年)
世界七不思議という言葉がありますが、ここではタビー自身が8番目の不思議となっております。
なんとタビー1人で、2アルト+3テナー+バリトンSAX+ヴァイブ+ピアノをPLAYしている【超多重録音】オーケストラサウンド。
ビル・エヴァンスもフィル・スペクターも真っ青です。
ちょっと早すぎた実験作?タビーは時代を先がけているのです。一度は聴いてみるべし!
(ただ、演奏そのものはやはり無理があるというか、覇気が無いといおうか・・あっすみません。)


で、?、?〜?が「TUBBY’S GROOVE」からのもの。(?は?の別テイク)
(Tempo 12”LP TAP29/1959年)
タビーの1ホーン作品。ヴァイブを叩かずテナーに専念してます。
タビー絶好調!ゴキゲンなハードバップが次から次へ。特に?はすごいです。
まさにタビーがグルーブしてます。
(ちなみにこれのオリジナル盤ってむちゃくちゃ高かったような・・・)

最後の?、?が未発表曲。(どうやら「〜GROOVE」から落とされた曲のようです)
この2曲、なんで今まで未発表だったのかわからないという熱い演奏。収録時間の関係でしょうか?
>K・YAMAGATAさん
かきこみありがとうございます。
「メキシカン・グリーン」「リターン・ヴィジット」持ってますよ。
でも、「100%プルーフ」「タビー・ザ・テナー」はまだ未聴なんです。
また感想を教えてくださいね。
カキコミありがとうございます。
次は100%プルーフを聴いてみたいと思います。
日本では、「タメ」とか「味」とか、言葉にしくい部分での魅力をジャズに求める人が多いのかも知れませんね。
retrospect though 21 years of BBC jazz club
1947年に始まった BBCの'Jazz Club'
4つのバンドの演奏が記録されています。
その中で、
The Harry South Big Band という名前のバンドが2曲演奏しています。
曲名は
Newtyme Waltz
Storm Warning
メンバーは
sax: Tubby Hayes, Ronnie Scott, Dick Morrissey, Harry Klein, Alan Branscombe, Tony Coe
tp : Greg Bowen, Derek Watkins, Ian Harmer, Tony Fisher, Hank Shaw
trom : Keith Christie, Brian Perrin, Clarrie Baines, Cliff Hardie
ds : Bill Eyden
b: Phil Bates
p : Gordon Beck
録音日は 1960. 11 10
>お父さん
これはまた珍しい作品を紹介いただき、ありがとうございます。
『BBCの'Jazz Club'』・・・というのは、ラジオ番組でしょうか?
番組用のライブ音源収録作品なのでしょうかね?ネットで調べたのですが、よくわかりませんでした。

タビーに加えて、ロニー・スコット、ディック・モリッシーも参加しているんですね。
まだまだ英国JAZZミュージシャンは研究中なのですが、かなりの豪華メンバーのようです。
ぜひ聴いてみたいですね。

『AN EVENING WITH TONY KINSEY/Tony Kinsey』
(1961/Ember records/ロンドン録音)

ジャケの雰囲気がいいのとタビーが参加しているので衝動買いしました。
おまけにジミー・デューカーも入って、2,000円!何をためらうことがありましょうや。

ライナーによると、リーダーのTony Kinseyは1927年英国バーミンガム生まれで、音楽家の両親のもとピアノとドラムを身に付け、早くから音楽活動を始めていたようです。フラミンゴクラブなんかにもでていたようです。
ドラマーなのですが、作曲・編曲もやるマルチミュージシャンですね。この人も英国ジャズの重要人物なんでしょう。

全体として、スマートな英国ハードバップ。
個人的にはB面の?、?の流れがたまりません。気持ちよすぎます。
A?では、ハンドクラップ(手拍子)が登場。ハンドクラップ入りのJAZZアルバム初めて聴きました。ビートルズよりも1年早い!

タビーは、テナーとフルート、吹くことに専念。
A?でヴァイブがでるのですが、タビーよりもカタイ感じがしてイマイチのれません。
ここはタビーに叩いて欲しかった。

A?タビーの先発ソロ、いきなりアクセル全開で、おいおい、飛ばしすぎ!
後、B?にちょっとラテンっぽい曲が入っているのですが、タビーのフルートいい感じだしてます。
サイドメンとして参加していることもあってか、タビー、リラックスして演奏しているようですね。
ただ、今回ちょっとソロが短めでしょうかね?

ところで、Bill Le Sage(P)という人が参加しているのですが、この人いい感じですよ。センスあると言うか・・・(ただしヴァイブは?)
ほったらかしの放置状態が長らく続いてしまいました。
久々のカキコミはお盆もやってきますので遺作です。

『Mexican Green』(1967年2月・3月/FONTANA)

最初「DOWN IN THE VILLAGE」のイメージで聴いたので正直驚きました。
非常に歌ごころのあるテナーは、もちろん同じだったのですがコルトレーンの影響が随所に感じられます。
(ラスト?のタイトル曲は、途中で完全にフリージャズ状態になります。)
このアルバムは、1967年2月、3月の録音ですが、奇しくもコルトレーンが遺作「Expression」を録音した時期と同タイミングです。

アルバム全体として、何かに急かされるように激烈なソロを吹きつづけている印象を受けたのですが、ひょっとしてtubbyも自分に残された時間が少ないことを知っていたのでは?・・・などとアルバムを聴きつつ思ってしまいました。
tubbyが亡くなるのは1973年ですから、まだ時間はかなりあったようなのですがこれがスタジオ作としては最後になり後はLIVE音源が少し残っているくらいなので、実際のJAZZ人生は終わってしまっていたのかも知れません。。。
人によっては、tubbyは結局JAZZの60年代の変革についていけなかった・・的なことを言うようですが、tubbyも自分なりの新しい表現を見つけようと悩んで、試行錯誤・努力していたのだと思います。

しかし、バンドメンバーも一新しての演奏は大迫力・鬼気迫るの一言!!
これをtubbyの最高傑作にあげる人も多いようですね。
ボクも、スゴイ・素晴らしいと認めつつも・・・やっぱりあんまり悩まずに自由奔放・気の向くままに演奏している「どうだ、このヤロー、まいったか」的なtubbyのほうが好きですかね。

何かJAZZマンの苦悩の人生をそのまんま[地]でいっているようで、そんな人間くさいところも含めますますtubby hayesが好きになりました。

<謎>
タイトルの『Mexican Green』(メキシカン・グリーン)は、ドラッグだという説があるようです。
tubbyもドラッグにはけっこう関わりがあったようですので、ひょっとして?
『CLEO LAINE&TUBBY HAYES PALLADIUM JAZZ DATE』(1961/FONTANA)
クレオ・レーン&タビー・ヘイズ/パラディウム・ジャズ・デイト

気が付けば、はや2ヶ月もほったらかしになってしまいました。
ごめんよタビー。いろいろと忙しくってね・・・

このアルバムは、1961年3月31日ロンドンのパラディウム劇場でのLIVEコンサートの記録となっています。
A面は英国を代表する歌手「クレオ・レーン」でB面がタビー・・・というかたちになってますが、ボーカルものに疎いボクにはクレオ・レーンって??という感じで、正直全部タビーでも良かったです。
しかし、ここでのタビー、軽く流している・・・というか、仕事しました、という感じで、あんまり胸に迫ってくるものが感じられないのですが・・・(あくまで、個人的意見ですよ!)

本当の気合が入ったタビーはこんなもんでは無い筈。
次の1枚に期待!
上記19グッド(上向き矢印) 「次の1枚に期待!」・・・を受け、期待以上の1枚をご紹介。

『In Scandinavia/Tubby Hayes Quartet』(1972)
イン・スカンディナビア/タビー・ヘイズ・カルテット

「Down In The Village」が若きタビーのイカした姿を伝えるLIVEであるならば、このLIVEはタビーは最晩年でもそのエンジンの加速性能が衰えていなかったことを伝える1枚です。
心臓病の手術による長期の入院生活から復帰後、72年にカルテットでノルウェーとスウェーデンをツアーし、72年2月18日、ストックホルムで行ったLIVEの記録です。

心臓病もブランクもなんのその「In scandinabia」では余裕さえ感じられる気がします。
(このLIVEの後1年数ヶ月で亡くなってしまうとは・・・ちょっと信じがたい。)
個人的には、タビーのヴァイブが1曲も入っていないのが残念といえば残念。Sax好きの人は堪能できますが。
正式に世に出たタビーのリーダー作は69年までだったので、70年の姿を伝える音源が98年に発表されたときは当時のタビーファンは感激したんではないでしょうか?

[?オフ・ザ・ワゴン]は最後のスタジオ録音作品「メキシカン・グリーン」から。貫禄を感じさせるブロウ。なぜかこの曲を聴くと「青春」という文字が浮かぶのは何ででしょう?アタマの1曲でわしづかみです。ピアノソロがまたいい!(欧州JAZZファンおなじみのスタファン・アベリーンですよ。)
[?ウィズアウト・ソング]のスピード感!これこれ、この、あ・今ノッたな!という瞬間がたまりません。
[?ヴァイアード・ブルース]、[?アイ・ソート・アバウト・ユー]はmilesのアルバムから。?に思わず涙。あぁSaxの音が語っている・・「ここまで走りつづけてきたぜ・・」
[?Cマイナーバード]はジャズロック。ハンコックのウォーターメロンマンっぽい?
ラスト[?リズマニング]はモンクの曲。

ちなみにメンバーは、欧州JAZZファンなら見逃せませんよ!
・Staffan Abeleen (p)・・・スウェーデン
・Niels-Henning Orsted Pedersen(b) ・・・デンマーク
・alex riel(ds)・・・デンマーク
これは聴き逃せない!ぜひ一度お試しを。
『In Scandinavia』は本当にいいですね。
特に2曲目ははまりました。

客の歓声も本当に楽しんでいる感じ。
こんな演奏、生で聴けたら最高でしょうね。
>konpozさん
カキコミありがとうございます。
?曲目はハマリますよね。同感です。
konpozさんも音楽活動をしていらっしゃるんですね。
それとクラシック方面もかなり詳しそうな・・・
またいろいろと教えてくださいませ。
>にしさん

クラシックがメインで、ジャズは
まだまだという感じです。
こちらこそよろしくお願いします。

「メキシカン・グリーン」を聴いたときは、それこそ
「サキコロ」くらいしか知りませんでした。
だからこそ、ハマッたのかもしれませんが。
>konpozさん
最近、クラシックにも興味がわいてきています。
きっかけは、ありがちですが「のだめ」です。
先日、西本智実さんという指揮者の特番TVを見ました。かっこよかったです。

タビーの他にヨーロッパのJAZZを好きでよく聴くのですが、アメリカに比べクラシックの文化の下地みたいなものが強くあるようです。
まだ研究不足でよくわからないのですが・・・。

今後ともよろしくお願いいたします!
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
さて2009年1発目の紹介は・・・↓

『ALL NIGHT LONG (SOUND TRACK)』(1963?)

イギリス映画のサントラです。
デイブ・ブルーベック、ミンガスなどUSのビッグネームも参加しています。
英文ライナーを斜め読みしたところでは、ブルーベックはツアー中、ミンガスはたまたま英国へ寄ったタイミングで英国JAZZのベストミュージシャンと共演したらしいです。しかし!それぞれ1曲づつ参加してるだけじゃん!
まあ、タビー・ヘイズファンとしては、ミンガスと共演してる作品があるだけで良しとしましょうか。(ブルーベックとは共演していない)

サントラなので、1曲あたりが長くて5分。1〜2分の短い曲がほとんどでなんかせわしないな〜と思っていたら、B面の後半で俄然盛り上がってきます。
かっこいいフルバンJAZZです。映画のようにクライマックスを迎えた模様。
映画のことはさっぱりわかりません。イギリス映画だと思うんですが・・・JAZZ映画?
ちなみにプロデューサーはテオ・マセロ(マイルスのプロデューサー)。

ボクの買ったのは左画像の[EPIC盤]です。(US・・・のはず)
ネットで見つけたんですが、オリジナルのジャケは右画像の[FONTANA盤]では!(多分)

(DVD)※多分コレです。
http://www.amazon.co.jp/All-Night-Long-Basil-Dearden/dp/B0000Z0IB6

(試聴)
http://www.moviegrooves.com/shop/allnightlong.htm
↑25 『ALL NIGHT LONG』肝腎なことを書き忘れていました。
タビーは全ての曲に参加しているわけではありません。
A面はタビーの参加曲が少ないです。

<A面>
?(vibesでミンガスと共演)、?、?
<B面>
?、?、?、?、?、?、?
えらく更新が遅れてしまいました。
久々のカキコミは、ビッグバンドものです。

『BRITISH MODERN JAZZ SCENE 1956』

ロンドンの[ロイヤル・フェスティバル・ホール]で、1956年2/18に行われたジャズフェスの実況ライブ盤です。
3バンドが収録されており、我が「TUBBY HAYES ORCHESTRA」は?〜?の7曲。
収録曲が全14曲なので、ほぼ半分でタビーの演奏が聴けます。

で、これがなんとなんとまた絶好調なのです。
タビーもオーケストラも猛烈にスイングしております。
FONTANAにもビッグバンドの作品がありますが、ノリノリ&スウィング度ではコレがはるかに上です。
問答無用なのです。悩んでません。気持ち良く吹くのみ!

クインテットなどのスモールコンボでのタビーもいいですが、オーケストラでのタビーってほんといいですよね。
?は曲にのせてメンバー紹介のMCをタビーがやってくれるんですが、これが本当に楽しそう。
「どうだい、これがオレのバンドだぜ!」
タビーのうれしそう&鼻たーかだかな姿が目に浮かびます。
あぁ見たかった・・・

<情報>
このCDは[JASMIN]からでています。
[JASMIN]って、ボクは元の作品(アルバム)を切り刻んでメチャメチャな収録をするので、あまり好きではなかったのですが、このCDは別!
元々は別々のアルバムに音源が分散収録されいたのを1本化してくれたという、ありがたーーいCDです。
タビー?−?は tempo LP TAP2
   ?−?は tempo EP EXA 36

http://www.amazon.co.jp/British-Modern-Jazz-Scene-1956/dp/B000059T6P
・・・・・1ヶ月以上カキコミが止まってしまいました。
タビー、怒らないでくれよ。仕事でヘロヘロなんだ・・・。


『JAZZ TETE A TETE/TUBBY HAYES・ TONY COE』(1966)


TUBBY HAYESカルテット、TONY COEクインテット、FRANK EVANSトリオの3組のグループのLIVEをギュギューッと1枚に収録した1枚。
ライナーによると1966年11/18にブリストル大学で行われたLIVEだとか。
ただ、音はあんまりよくないですね。
しかも・・・タビーのカルテット2曲しか入ってねぇー!
でもタビーコレクターのボクの財布はやっぱり開いてしまったのでした。

ちなみにラインアップは・・・
tubby hayes(sax)、les condon(tp)、mike pine(p)、ron matthewson(b)、tony levin(dr)

?FREEDAM MONDAY
  いきなりかっこいいラテンっぽいシンバルレガートから曲がスタート。
  そこへベースが入ってきて、かっくいいリフがピアノ、SAXの順でかぶってきて・・・ああっタビーワールドへの入り口が開く!
  1966年というとあの「メキシカン・グリーン」の前年です。
  そのせいか、タビーのSAXはときどき[ギョギョーッ]いうフリーキー一歩手前な音が現出。
  ダウン・イン・ザ・ヴィレッジの頃に比べると、重厚感?というか厚みが増したようなソロですね。

  tpも頑張ってるんですが、個人的にはグイノリピアノのほうがgood。
  でも曲の印象をキメてる一番の肝(キモ)は全編で頑張るラテンドラムかな?

?WHEN MY BABY GETS MAD-EVERYBODY SPLIT
  バラードです。しっとり聴かせます。。。
  後半7分過ぎたあたりからの盛り上がりがたまりません。

なんでもこのCDは、LP時代コレクターが必死になって探していたらしいですよ。 
カキコミが滞ること数カ月、お盆も超えちゃいましたが気にせずGO!

『CHANGING THE JAZZ AT BUCKINGHAM PALACE』(1956年7/17)

いかにも英国!というバッキンガム宮殿のジャケ[左画像]ですが、中身はアメリカの50年代JAZZの雰囲気がぷんぷんするハードバップが詰まってます。
アメリカの[プレスティッジ]っていうレーベルありますよね?
あの辺りが好きなかたにおすすめです。
タビーは2曲入ってますが、くつろぎブルース系です。

このアルバムができた背景は少々複雑。
タイトルが、「ディジー・リース&タビー・ヘイズ」となっていますが2人が共演しているわけではありません。
元々は英国tempoレーベルからリリースされたそれぞれの作品の音源をアメリカのSAVOIレーベルが買い取り、レコードのA面がタビー、B面ディジー・リースというかたちでカップリングして発売されたものです。
(CDなら?,?がタビーとなります。)

少々マニアックですが、タビーの作品のtempo発売時の原盤タイトルは「after lights out」(tempo TAP6)
となります。→[右画像]
【原盤曲目】1.Ode Ernie 2. No, I woodyn't 3. Foolin' myself 4. Nicole 5. Message to the messengers 6. Hall hears the blues
この中から6、4を抜いた・・というワケです。

タビーはこの録音のときはまだ21歳。
に、してはえらくいぶし銀な落ち着いた演奏してます。

【メンバー】Tubby Hayes (ts) Dickie Hawdon (tp) Harry South (p) pete Elderfield (b) Bill Eyden (ds)
全国のTUBBYファンのみなさま。
でましたね!ついに。
澤野のイギリスTempoレーベル復刻シリーズ最新盤。10/30の発売初日タワレコにて即GETしました。


『TUBBY’S GROOVE』-tempo TAP29 (1959年12月)


今回はワンホーンものです。
「背中ジャケ」も元気よくて好きでしたが、この作品は文字通りTUBBYの一人舞台です。
吹いて吹いて吹きまくるTUBBYを堪能できます。
(A-?ではヴァイブも楽しめます。)

個人的には、A-?、B-?、B-?が感動的に素晴らしいのではないかと・・・・。
もし「Tubby's Groove」を買ったかたがいらっしゃいましたら、ぜひ感想を教えてくださいませ。
いろんなかたの感想を聞いてみたいです。


A-?はバラードです。ブラシとピアノのバッキングにかぶって入ってくるこの【最初の1音】を聴け!
ボク泣きそうです。

B-?は、TUBBYの十八番 F1レース・ハードバップ。
冒頭のガーン、ガーンというピアノかっこいいですね。
で、そのかっこいいリフにTUBBYの急速テナーがのっかって後はもうとにかく飛ばしまくるという展開。
おおっとピアノはアタマだけでなくソロも頑張っているぞ。誰だ?Terry Shannonでした。
続いてドラムとソロ交換〜テーマへもどって余裕でゴール〜笑顔で去っていきます。

B-?は、ワルツ〜4ビート展開。
途中、バッキングなしで1分くらい長いソロをとるんですが、歌っています。SAXが歌っています。
LIVEなら思いっきり拍手です。



音源としてはCDですでにもっていたのですが、これは圧倒的にLPのほうがいいですね。
ボクはオーディオマニアではないし、プレーヤーも針もアンプも大したことないもので聴いているんですが、それでも音がちがうのがわかりました。
SAXに息を吹き込んだ瞬間の音とか、ヴァイブの音の粒だちとか。

いいですねーLP。
いいなーJAZZ。
いつかいいオーディオを備えた自分の防音リスニングルームが欲しいです。

(おまけ)
CDで手軽に聴きたいかたは、「THE EIGHTH WONDER」(10番のコメント)を買うと全曲入っていますよ。
「Tubby's Groove」単独のCDがあるかどうかは未確認です。
なんと半年ぶりの更新です。
前に書いたのが、澤野工房からTUBBY’S GROOVEがでたときでした。
時間のたつのは早いなぁ・・・・って管理人が体調崩したり、サボってたりのせいで、この半年コミュが放置状態だったんですけどね。

それはさておき、またまたでましたね!
澤野から久々のTUBBY復刻LP、タワレコで即買いでっす。
待ってたぜTUBBY!

THE JAZZ COURIERS IN CONCERT 【アナログ盤】
ジャズ・クーリアーズ

(試聴)
http://www.jazz-sawano.com/products_239-0-1.html

英国のtempo復刻もすでに7枚目。
うれしがって記念写真もとりました。
今のとこコンプリートでっす。

今回のTUBBYは、おおっとLIVE盤です。
うーんさすがLIVEは楽しいな、臨場感あるな、わくわくするな、の約40分。

住宅事情関係なしで大音響で聴きたいとこです。
おっとライブ物ですね!
大音量で聞いてみたいです。
>32 chet bakerさん

なんと!
約半年の時を超えてコメントをいただけるとは・・・!
ありがとうございますーっ。
コミュのみなさま、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

ほとんどほったらかしになっていてすみません。
聴きたい音楽が多すぎて、なかなか更新できてないという・・・
「あ、Tubbyが怒ってます」

今年はもう少し頑張ろうと思いますので当コミュをよろしくお願いいたします。
またでました!
5/27ついにまたでた、澤野工房の復刻盤LP。

“AFTER LIGHTS OUT”/TUBBY HAYES

この澤野の復刻LPシリーズは残らず買っているのですが、今回のもイイですネ!
全体的に軽やか。
特に(tp)のDickie Hawdonがものすごく華やかで元気のいいラッパを吹いています。

↑29にあるように、CDでも音源はすでにでているんですが、ヌケていた曲もしっかり通しで聴けますし、何より音がいい!
アナログLPっていいネ!

(解説)
http://www.jazz-sawano.com/products_262-3-1.html
(試聴)
http://www.jazz-sawano.com/products_262-0-1.html
もうかれこれ15年くらい探してます。これはいいですよ。


国内ではどこを探しても手に入りませんね。アナログでもCDでもどちらでもいいから欲しいなあ。
このアルバムの中では「Doxy」が素晴らしいですね。

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