ということで、この間やりました大破壊後の世界のお話を簡単にまとめてみました。
○設定
まほろば・・・古事記や万葉集に出てくる言葉で「周囲を山々で囲まれた、
実り豊かな土地で美しく住みよいところ」という意味。
２０ＸＸ、地球規模で発生した大地震．．．。
その被害は、世界にある多くの火山を噴火させ、大規模な地盤沈下引き起こす。
噴火で飛び散った火山灰は、飛行機など運行を封じに飽き足らず、電波障害を発生させ、人工衛星や携帯電話の障害を引き起こした。
そして一カ月にも渡り続いた余震や、発生した二次災害や異常気象により、北極・南極の氷が破壊され、その総ての氷が溶け出し、海原からは超高層ビルを超える大津波が大地を襲い、多くの土地が海の底に沈ませ、人々は命を奪われていった。
この大地震により死亡した人は６０億とも言われ、また地球上のほとんどの国が滅びの道を辿った。
もちろん日本も例外なく、大地震の被害を受けた。
地震による壊滅的なダメージを受た首都圏は、その後を追随するように富士山をはじめてとする火山の噴火、二次災害よる大火災、そして止めとばかりに襲い来る大津波。
大都市と滅び、海岸線のほとんどが海の底に沈み、日本地図で見る日本の形を完全に失っい、日本国家は滅んだ。
そんな中、生き残った人類は、５年もの時をかけなんとか小さなコミュニティを作るまで復興至ったが、更なる難題が人類を襲う。
天災による食糧不足、食糧不足による略奪、コミュティの争い、そして悪魔の出現。
人類は生き残ることができるか、文明を取り戻すことができるか。
○舞台
東北地方。海岸線の都市や海抜５０ｍ以下は沈没したことにする。
関東平野は完全に沈没し、群馬・福島の火山帯は噴火しているため、南下出来ない。
またほかの噴火した火山は、活動は停止しているが、噴出した火砕流の影響で、多くの道路や建物が破壊され、移動も困難な状態である。
海路は多くの怪物の目撃され、夜に船を出すと確実に襲われる。
山路は、悪魔をはじめ、魔獣と化して獣が目撃されている。
そんな状況下の中、秋保にあるシャルターを中心に生き残った人があつまり、小さなコミニティを築き暮らしていた。
そして君たちプレイヤーは、そこで警備隊の一員として暮らしていた。
とりあえず、時間がないのでここまで。
後日また更新致します。
○都市エリア
現在移動できるエリアは４つ。それ以外のエリアは陥没・津波・噴火などの震災により移動できない。
・秋保
シャルターがある場所でプレイヤーの拠点。
秋保温泉をはじめ観光地としても有名。秋保大滝不動尊や植物園などもある。
・太白
震災陥没と海抜上昇により、太白山より東は海となった。
この入り組んだ平地のお陰で、波の影響を受けない湾となり、そこに拠点にサルベージ作業を行っている。
日が沈むと海魔に襲われるため、海での夜間作業はしていない。
秋保から太白への移動は半日かかる。
・作並
作並温泉が有名。
土地への被害がすくなかったので、農地エリアとして農地を耕している。
山には、悪魔や獰猛な動物がいるため迂闊に近づけない。
また近くに遊園地があり、暴徒が拠点にしている。
秋保から作並への移動は１日かかる。
・二口渓谷
秋保から西にある渓谷。温泉なども有名である。
山形へ抜ける旧道があるが、震災や悪魔や動物がでるため、通るのは困難である
。現在は封鎖している。
秋保から太白への移動は半日かかる。
○ＮＰＣ
大破壊前後のＮＰＣは、使っていく予定です。
真・女神転生?の設定のＮＰＣは使いません。
オリジナルＮＰＣ
○染井 佳乃（ソメイ ヨシノ）３１才♀
自衛隊幹部の生き残り。東京で特殊部隊についていたが、
任務の先で大震災に巻き込まれた。現在は秋保シャルターの警備隊長を務めている。
・クラス
コマンダー：情報（捜査）／デビルシフター：変身／マシン・オペレーター：召喚
○齋藤（サイトウ）３１才♂
秋保シャルターがある倉庫を管理している社長。色々と秘密を隠している。
シャルター内の悪魔合体装置は、彼の所有物である。
・クラス
？：？／？：？／サマナー：召喚
○岩倉 ３５才♂
自衛隊の生き残り。作並の農業エリアの警備班長を務めている。
・クラス
コマンダー：情報（捜査）／ガンスリンガー：射撃／トレジャー・ハンター：召喚
○山じい ６４才♂
地元の猟師。地元で林業や猟、炭焼きをして愛犬サスケと共に生活をしている。
実はどぶろく作りの名人らしい。
・クラス
ネイチャー：情報（医療）／ガンスリンガー：射撃（銃器）／ネイチャー：魔法（伝統）
○サスケ ♂
山じいの忠犬。犬種は大型ミックス。いつも山じいと行動を共にしている。
・クラス
犬：情報（捜査）／犬：格闘（無手）／サーヴァント：守護者
○南部 ３６才♂
元々はとある企業に雇われてた傭兵で、警備任務のため仙台の工場にいた。
現在は、太白エリアの警備班長を務めている
・クラス
ガンスリンガー：射撃（銃器）／コマンダー：情報（捜査）／アルカニスト：降魔
○金城 ４１才♂
自衛隊の生き残り。海上自衛隊で輸送船の船長を務めていた。
現在もその輸送船を使いサルベージ作業をしている。
・クラス
空手家：格闘（打撃）／コマンダー：情報（捜査）／トレジャー・ハンター：情報（メディア）
○大河 ４６才♂
太白でサルベージ品を加工している工場の長。みんなからオヤッサンと慕われている。
○ドワーフ ♂
魔界から来た地霊。おやっさんと意気投合し、現在は太白のサルベージ工場で働いている。
担当は主に刃物を扱っているが、機械いじりも好きらしい。
○エルウッド ♂
人間とともに暮らしている悪魔。見た目２５才ぐらいの白人の好青年。
日本の文化や刀に憧れて、大震災前には大学に通っていたほど。
今は悪魔であるとことをカミングアウトし、秋保シャルターの人々の理解を得て、太白でサルベージ品を再加工したりして暮らしている。
・クラス
人間型悪魔：悪魔／民俗学者：情報（メディア）／魔匠：魔晶
以上、とりあえずここまで。
○設定
まほろば・・・古事記や万葉集に出てくる言葉で「周囲を山々で囲まれた、
実り豊かな土地で美しく住みよいところ」という意味。
２０ＸＸ、地球規模で発生した大地震．．．。
その被害は、世界にある多くの火山を噴火させ、大規模な地盤沈下引き起こす。
噴火で飛び散った火山灰は、飛行機など運行を封じに飽き足らず、電波障害を発生させ、人工衛星や携帯電話の障害を引き起こした。
そして一カ月にも渡り続いた余震や、発生した二次災害や異常気象により、北極・南極の氷が破壊され、その総ての氷が溶け出し、海原からは超高層ビルを超える大津波が大地を襲い、多くの土地が海の底に沈ませ、人々は命を奪われていった。
この大地震により死亡した人は６０億とも言われ、また地球上のほとんどの国が滅びの道を辿った。
もちろん日本も例外なく、大地震の被害を受けた。
地震による壊滅的なダメージを受た首都圏は、その後を追随するように富士山をはじめてとする火山の噴火、二次災害よる大火災、そして止めとばかりに襲い来る大津波。
大都市と滅び、海岸線のほとんどが海の底に沈み、日本地図で見る日本の形を完全に失っい、日本国家は滅んだ。
そんな中、生き残った人類は、５年もの時をかけなんとか小さなコミュニティを作るまで復興至ったが、更なる難題が人類を襲う。
天災による食糧不足、食糧不足による略奪、コミュティの争い、そして悪魔の出現。
人類は生き残ることができるか、文明を取り戻すことができるか。
○舞台
東北地方。海岸線の都市や海抜５０ｍ以下は沈没したことにする。
関東平野は完全に沈没し、群馬・福島の火山帯は噴火しているため、南下出来ない。
またほかの噴火した火山は、活動は停止しているが、噴出した火砕流の影響で、多くの道路や建物が破壊され、移動も困難な状態である。
海路は多くの怪物の目撃され、夜に船を出すと確実に襲われる。
山路は、悪魔をはじめ、魔獣と化して獣が目撃されている。
そんな状況下の中、秋保にあるシャルターを中心に生き残った人があつまり、小さなコミニティを築き暮らしていた。
そして君たちプレイヤーは、そこで警備隊の一員として暮らしていた。
とりあえず、時間がないのでここまで。
後日また更新致します。
○都市エリア
現在移動できるエリアは４つ。それ以外のエリアは陥没・津波・噴火などの震災により移動できない。
・秋保
シャルターがある場所でプレイヤーの拠点。
秋保温泉をはじめ観光地としても有名。秋保大滝不動尊や植物園などもある。
・太白
震災陥没と海抜上昇により、太白山より東は海となった。
この入り組んだ平地のお陰で、波の影響を受けない湾となり、そこに拠点にサルベージ作業を行っている。
日が沈むと海魔に襲われるため、海での夜間作業はしていない。
秋保から太白への移動は半日かかる。
・作並
作並温泉が有名。
土地への被害がすくなかったので、農地エリアとして農地を耕している。
山には、悪魔や獰猛な動物がいるため迂闊に近づけない。
また近くに遊園地があり、暴徒が拠点にしている。
秋保から作並への移動は１日かかる。
・二口渓谷
秋保から西にある渓谷。温泉なども有名である。
山形へ抜ける旧道があるが、震災や悪魔や動物がでるため、通るのは困難である
。現在は封鎖している。
秋保から太白への移動は半日かかる。
○ＮＰＣ
大破壊前後のＮＰＣは、使っていく予定です。
真・女神転生?の設定のＮＰＣは使いません。
オリジナルＮＰＣ
○染井 佳乃（ソメイ ヨシノ）３１才♀
自衛隊幹部の生き残り。東京で特殊部隊についていたが、
任務の先で大震災に巻き込まれた。現在は秋保シャルターの警備隊長を務めている。
・クラス
コマンダー：情報（捜査）／デビルシフター：変身／マシン・オペレーター：召喚
○齋藤（サイトウ）３１才♂
秋保シャルターがある倉庫を管理している社長。色々と秘密を隠している。
シャルター内の悪魔合体装置は、彼の所有物である。
・クラス
？：？／？：？／サマナー：召喚
○岩倉 ３５才♂
自衛隊の生き残り。作並の農業エリアの警備班長を務めている。
・クラス
コマンダー：情報（捜査）／ガンスリンガー：射撃／トレジャー・ハンター：召喚
○山じい ６４才♂
地元の猟師。地元で林業や猟、炭焼きをして愛犬サスケと共に生活をしている。
実はどぶろく作りの名人らしい。
・クラス
ネイチャー：情報（医療）／ガンスリンガー：射撃（銃器）／ネイチャー：魔法（伝統）
○サスケ ♂
山じいの忠犬。犬種は大型ミックス。いつも山じいと行動を共にしている。
・クラス
犬：情報（捜査）／犬：格闘（無手）／サーヴァント：守護者
○南部 ３６才♂
元々はとある企業に雇われてた傭兵で、警備任務のため仙台の工場にいた。
現在は、太白エリアの警備班長を務めている
・クラス
ガンスリンガー：射撃（銃器）／コマンダー：情報（捜査）／アルカニスト：降魔
○金城 ４１才♂
自衛隊の生き残り。海上自衛隊で輸送船の船長を務めていた。
現在もその輸送船を使いサルベージ作業をしている。
・クラス
空手家：格闘（打撃）／コマンダー：情報（捜査）／トレジャー・ハンター：情報（メディア）
○大河 ４６才♂
太白でサルベージ品を加工している工場の長。みんなからオヤッサンと慕われている。
○ドワーフ ♂
魔界から来た地霊。おやっさんと意気投合し、現在は太白のサルベージ工場で働いている。
担当は主に刃物を扱っているが、機械いじりも好きらしい。
○エルウッド ♂
人間とともに暮らしている悪魔。見た目２５才ぐらいの白人の好青年。
日本の文化や刀に憧れて、大震災前には大学に通っていたほど。
今は悪魔であるとことをカミングアウトし、秋保シャルターの人々の理解を得て、太白でサルベージ品を再加工したりして暮らしている。
・クラス
人間型悪魔：悪魔／民俗学者：情報（メディア）／魔匠：魔晶
以上、とりあえずここまで。
|
|
|
|
コメント(7)
とりあえず第１話を脚色しながら、簡単にまとめてみました。
まほろばの刻 第１話「忘却されしものたち」
ここは山奥にある社。かつて小さながらも立派な作りの神社あり、石像の神様が祀ってあった。
しかし震災により破壊され、祀っていた神主も亡くなり、人々に忘れさられていった。
彼はこのまま朽ち果てるのも良しとした。ただ自然にもどり消えゆくことも。
しかし突然、黒き思念が彼を襲う。それは苦しみと悲しみと妬み．．．。
そして、山奥に彼の叫びが響き渡った。
いつもどおりに秋保エリアの警備にまわっている「五光班」。
そんなある日のこと、染井隊長から呼び出される。
染井：「作並で怪物が出て人を襲っていると報告があった。至急作並に向かい調査してきてもらいたい。」
早速、秋保で準備を整え、作並へ赴こうとしている一向に、ついでに補給物資を届ける輸送の任も受ける。
作並に移動中、山道でバイクに乗った野盗に襲われるが、これを撃退し捕虜する。
中ボス：野盗（L24ガイアーズ：阿修羅）
なんとか1日がかりで、作並へ到着。
作並の警備班の岩倉班長に捕虜を引き渡し、調査を開始する。
現地の山じいの助言や土地の資料の情報をもとに、大倉にある土地神が祟り神になったと推測し、土地神の社へ向かう。
社に着いたが、土地神は居なかったが代わりに、土地神を祟り神にした仕組みをあばき、呪いを解くことに成功したと思われたが、媒介に使われた女の亡霊を取り逃がし、亡霊は土地神に取り付き、祟り神の呪いは解かれなかった。
時間を確認すると15時を回り、祟り神が現れる夕方の時間まではあとわずか。急ぎ作並へ戻る。
なんとか祟り神が作並に着く前に追いついた五光班。土地神様を呪いから解き放つため祟り神と神遊びに臨む！
BOSS：祟り神（L28国津神：オオヤマツミ）
：狛犬×２（L21神獣：マカミ※ボス扱いで2体に分けて使用）
祟り神を倒した五光班。正気を取り戻した土地神は、ことの顛末を聞いた。
社も震災で破壊され祀るものも居なくなり、朽ち果て消えるところを何者かに、呪いをかけられ祟り神に落とされた。その際に呪いの媒介として使われたのが、女の亡霊の髑髏だった。
女はその昔、この当たりを仕切っていた庄屋の嫁で、大飢饉に合い自分の子供に飯を食べさせることもできず餓死させ恨みの中、死んで行ったと。
その後、五光班と作並の人たちは、社を再築し祀ることを約束し、土地神は自分の社へ帰っていった。
女の亡霊については、土地神の願いもあり、また作並の人たちの心中を察し、神社の敷地内にこの神社の死んだ巫女として供養した。
まほろばの刻 第１話「忘却されしものたち」
ここは山奥にある社。かつて小さながらも立派な作りの神社あり、石像の神様が祀ってあった。
しかし震災により破壊され、祀っていた神主も亡くなり、人々に忘れさられていった。
彼はこのまま朽ち果てるのも良しとした。ただ自然にもどり消えゆくことも。
しかし突然、黒き思念が彼を襲う。それは苦しみと悲しみと妬み．．．。
そして、山奥に彼の叫びが響き渡った。
いつもどおりに秋保エリアの警備にまわっている「五光班」。
そんなある日のこと、染井隊長から呼び出される。
染井：「作並で怪物が出て人を襲っていると報告があった。至急作並に向かい調査してきてもらいたい。」
早速、秋保で準備を整え、作並へ赴こうとしている一向に、ついでに補給物資を届ける輸送の任も受ける。
作並に移動中、山道でバイクに乗った野盗に襲われるが、これを撃退し捕虜する。
中ボス：野盗（L24ガイアーズ：阿修羅）
なんとか1日がかりで、作並へ到着。
作並の警備班の岩倉班長に捕虜を引き渡し、調査を開始する。
現地の山じいの助言や土地の資料の情報をもとに、大倉にある土地神が祟り神になったと推測し、土地神の社へ向かう。
社に着いたが、土地神は居なかったが代わりに、土地神を祟り神にした仕組みをあばき、呪いを解くことに成功したと思われたが、媒介に使われた女の亡霊を取り逃がし、亡霊は土地神に取り付き、祟り神の呪いは解かれなかった。
時間を確認すると15時を回り、祟り神が現れる夕方の時間まではあとわずか。急ぎ作並へ戻る。
なんとか祟り神が作並に着く前に追いついた五光班。土地神様を呪いから解き放つため祟り神と神遊びに臨む！
BOSS：祟り神（L28国津神：オオヤマツミ）
：狛犬×２（L21神獣：マカミ※ボス扱いで2体に分けて使用）
祟り神を倒した五光班。正気を取り戻した土地神は、ことの顛末を聞いた。
社も震災で破壊され祀るものも居なくなり、朽ち果て消えるところを何者かに、呪いをかけられ祟り神に落とされた。その際に呪いの媒介として使われたのが、女の亡霊の髑髏だった。
女はその昔、この当たりを仕切っていた庄屋の嫁で、大飢饉に合い自分の子供に飯を食べさせることもできず餓死させ恨みの中、死んで行ったと。
その後、五光班と作並の人たちは、社を再築し祀ることを約束し、土地神は自分の社へ帰っていった。
女の亡霊については、土地神の願いもあり、また作並の人たちの心中を察し、神社の敷地内にこの神社の死んだ巫女として供養した。
６月に行いましたメガテンのリプレイを簡単にまとめましたが、２０００文字を超えたので、連投します。あと記憶があいまいな部分がありますので、その辺はご了承下さい。
まほろばの刻 第２話「彷徨えるマドリード」
かつて仙台と呼ばれた場所は、大震災により見る影も無く海の底へと沈んでいる。大震災で生き残った人々は、生きるために海の底へ貴重な物資を求め、サルベージ作業に勤しんでいた。そんな青葉が香る五月の頃、いつものようにサルベージ作業のため海に船を出す。
しかし今日はいつもと違っていた。沖まで出ると靄が海を覆う。辺りは日中にも関わらず薄暗くなり、空からは大きな鳥の羽音が幾つも響く。暫く船を進めると目の前に、大きな帆船が現れた。
「ゆ、幽霊船？」
海賊映画で出てくるような、木製の海賊船。その船は所々痛んでおり、とても人などが乗っているとは思えない。しかし何かしらの気配を感じ、船内を確認するため帆船に乗船した。
甲板のシッププレートには消えそうな文字で、「マドリード号」とスペイン語で書いてある。甲板にあがり船内に入り船長室らしき部屋に入ると、大きな机と豪華なつくりの椅子があり後ろを向いた。
恐るゝ部屋に入ろうとすると、突然椅子が回転し正面を向く。そこには映画に出てきそうな海賊の衣装を着た骸骨が座っていた。これだけ古い船なら骸骨の一体や二体ぐらいあっても可笑しくはない。と自分に言い聞かせ一歩前に踏み出す瞬間、骸骨が突然立ち上がった。
「いらっしゃ〜い！（関西弁で）」
骸骨のその言葉を聞く前に、男は気絶した。
いつものように染井隊長から呼び出しを受けた五光班長。
改まって呼び出しを受けるときは大抵任務で、どんな無茶難題を言われるかハラハラしながら隊長室へ入る。
染井：「ご苦労、早速だが本題に入る。仙台沖で幽霊船と妖鳥達が現れて、サルベージ船の作業員達をさらわれる事件が起きている。準備次第、太白に赴いて事件の解決にあたってくれ。」
五光の心配が見事に的中した。五光の班には空と海への敵に対して、銃器くらいしか対抗手段がなく戦力的に向いてない。
五光：「染井隊長、今回の任務は岩倉班の方が戦力的に向いてるのでは？」
染井：「岩倉班は現在、大倉神社への参道と並びに作並への道路の復旧作業の任務についている。お前のところのシャビも、その任務に手伝いに行っているだろう。」
五光：「あ、そうでした。」
染井：「今回は、シャビの変わりに元格闘家のアシュレイが五光班にヘルプに入る。」
五光：「彼でしたら、問題ありませんね。で彼は？」
染井：「そろそろ来る頃だが．．．。」
とコンコンッっと扉をノックする音
？？？：「アシュレイです、入ります。」
扉を開けて入ってきた男。褐色の肌にグリーンの瞳に金髪の青年。
染井：「丁度いいタイミングだ、アシュレイ。五光だ、宜しくやってくれ。」
アシュレイ：「宜しく。五光の旦那！」
五光：「（わ、軽いｗ）」
そんなこんなで秋保シェルターで準備を整え、太白の港町へ向かう一行。
続く
まほろばの刻 第２話「彷徨えるマドリード」
かつて仙台と呼ばれた場所は、大震災により見る影も無く海の底へと沈んでいる。大震災で生き残った人々は、生きるために海の底へ貴重な物資を求め、サルベージ作業に勤しんでいた。そんな青葉が香る五月の頃、いつものようにサルベージ作業のため海に船を出す。
しかし今日はいつもと違っていた。沖まで出ると靄が海を覆う。辺りは日中にも関わらず薄暗くなり、空からは大きな鳥の羽音が幾つも響く。暫く船を進めると目の前に、大きな帆船が現れた。
「ゆ、幽霊船？」
海賊映画で出てくるような、木製の海賊船。その船は所々痛んでおり、とても人などが乗っているとは思えない。しかし何かしらの気配を感じ、船内を確認するため帆船に乗船した。
甲板のシッププレートには消えそうな文字で、「マドリード号」とスペイン語で書いてある。甲板にあがり船内に入り船長室らしき部屋に入ると、大きな机と豪華なつくりの椅子があり後ろを向いた。
恐るゝ部屋に入ろうとすると、突然椅子が回転し正面を向く。そこには映画に出てきそうな海賊の衣装を着た骸骨が座っていた。これだけ古い船なら骸骨の一体や二体ぐらいあっても可笑しくはない。と自分に言い聞かせ一歩前に踏み出す瞬間、骸骨が突然立ち上がった。
「いらっしゃ〜い！（関西弁で）」
骸骨のその言葉を聞く前に、男は気絶した。
いつものように染井隊長から呼び出しを受けた五光班長。
改まって呼び出しを受けるときは大抵任務で、どんな無茶難題を言われるかハラハラしながら隊長室へ入る。
染井：「ご苦労、早速だが本題に入る。仙台沖で幽霊船と妖鳥達が現れて、サルベージ船の作業員達をさらわれる事件が起きている。準備次第、太白に赴いて事件の解決にあたってくれ。」
五光の心配が見事に的中した。五光の班には空と海への敵に対して、銃器くらいしか対抗手段がなく戦力的に向いてない。
五光：「染井隊長、今回の任務は岩倉班の方が戦力的に向いてるのでは？」
染井：「岩倉班は現在、大倉神社への参道と並びに作並への道路の復旧作業の任務についている。お前のところのシャビも、その任務に手伝いに行っているだろう。」
五光：「あ、そうでした。」
染井：「今回は、シャビの変わりに元格闘家のアシュレイが五光班にヘルプに入る。」
五光：「彼でしたら、問題ありませんね。で彼は？」
染井：「そろそろ来る頃だが．．．。」
とコンコンッっと扉をノックする音
？？？：「アシュレイです、入ります。」
扉を開けて入ってきた男。褐色の肌にグリーンの瞳に金髪の青年。
染井：「丁度いいタイミングだ、アシュレイ。五光だ、宜しくやってくれ。」
アシュレイ：「宜しく。五光の旦那！」
五光：「（わ、軽いｗ）」
そんなこんなで秋保シェルターで準備を整え、太白の港町へ向かう一行。
続く
まほろばの刻 第２話「彷徨えるマドリード」その２
何事もなく無事に太白の港町に着き、早々に調査を開始する。サルベージ船の船長金城や、工場で働いているエルウッド達の話よると、物資的な損害は出てないが、人だけをさらって行くとのこと。またさらっていくのは、幽霊船や妖鳥だけではなく、天を駈ける馬に乗った女戦士や、首なしの鎧騎士も確認されている。
一通り情報を集め、海へと向かう一向。目的の場所まで情報通り沖に出ると靄が立ち込めてきた。そしてバサバサと数匹の鳥の羽音が靄の中に響き、そして空から翼をまとった女神たちが襲いかかる。
中BOSS：Ｌ３１妖鳥ネヴァン
：Ｌ２５妖鳥アエロー、Ｌ２１妖鳥ケライノー、Ｌ２０妖鳥オキュペテー
激戦の中、五光班長の小銃が妖鳥三姉妹を見事に捕らえ、撃退に成功した五光班。しかし彼らの緊張が解くこと出来なかった。なぜなら靄の向こうから噂の幽霊船が迫ってくる。幽霊船との連戦を覚悟した五光班。サルベージ船に近つく幽霊船に甲板に、二つの影が立っている。
？？？：「やあ、はじめまして。あんはんたち強いね。ウチは、戦う意思はおまへん。話し合いに来よったんや。」
声のしたほうをよく見てみると、それは骸骨が海賊衣装を着ていた。
？？？：「ウチは、この海賊船「マドリード号」の船長クラス・ヤン・フンテラール。で隣のは、部下のマイケル・モルス。以後お見知りおきを。」
彼の話によると海を彷徨う幽霊船で、沈没した際に神を呪う言葉を口にしたため、陸に上陸出来なくなったという。そこで割り切り、どうせ海に上がれないなら、海で一番強い海賊になってやろうと日々努力をしていたという。
そんなある日のこと、得体の知れない奴らに船長の奥さん「アイリーン」がさらわれてしまい、仕方なく奴らの言う事を聞いて人間をさらっていたという。アイリーンを助け出そうと何度か試みたが、奴らの二人の部下が手強わいため、救出が困難だったと。
そんな中、奴らの割と手強わい妖鳥達を倒した五光班に助けを求めて来た。クラスの話によると奴らのアジトは、網走刑務所を浮遊島にし、そこにさらわれた人たちを捕らえ何かしらの実験をしてるという。
クラスの話に何も裏付けが取れないが、五光班としても現状の情報以上の成果が上がってないのが事実。ここはクラスの話を信じて手を組んだ。
作戦はこうだ。顔が割れているクラス達は、アイリーンが捕まっている網走刑務所に近づくのは困難なので、五光班が密かに上陸し、囚われた人たちを密かに救出、無事救出出来たら信号弾で合図し、クラス達の援護のもと、網走刑務所を脱出する。
そして作戦は始まった。
奴らに関づかれることなく、網走刑務所に浸入した五光班。網走刑務所の監視室で、囚われている人たちの情報を得て、そこに行くための通路へのゲートの解除を試みる。しかしセキュリティに引っかかってしまい、ガードロボ達が五光班を襲う。
アシュレイ：「頭を使うのは苦手なんでね。こっちは俺に任して、そっちは宜しく！」
アシュレイの頑張りもあり、なんとか時間をかせぎゲートの解除に成功した。解除が終わったころには、ガードロボ達はアシュレイによってスクラップと化していた。
囚われている人たちの解放に向かう、五光とアシュレイ。他のエリアの監視のためナギが監視室に残った。無事にアイリーン達を救出したころ、監視室に招かざる客が入ってきた。入ってきたのは、黒ゴスロリファッションの少女。
少女：「あら、あなたは誰？」
なんとか誤魔化そうとするナギだが、結局ばれてしまう。少女と侮ったのか、挑発するナギ。
少女：「私の神は、軍神マルスをも倒した神。あなたに相手ができるかしら。」
少女から発した何かを回わし切ったナギ。しかし、その何かは確実に捕らえ、ナギの頭から出血が。丁度タイミング良く、異変に気付いた五光達が監視室に戻ってきた。
少女：「もう実験をおわったから、ここは必要無いってマスターも言っていたから、いいわ。」
と言って少女は消え去った。
その３に続く
何事もなく無事に太白の港町に着き、早々に調査を開始する。サルベージ船の船長金城や、工場で働いているエルウッド達の話よると、物資的な損害は出てないが、人だけをさらって行くとのこと。またさらっていくのは、幽霊船や妖鳥だけではなく、天を駈ける馬に乗った女戦士や、首なしの鎧騎士も確認されている。
一通り情報を集め、海へと向かう一向。目的の場所まで情報通り沖に出ると靄が立ち込めてきた。そしてバサバサと数匹の鳥の羽音が靄の中に響き、そして空から翼をまとった女神たちが襲いかかる。
中BOSS：Ｌ３１妖鳥ネヴァン
：Ｌ２５妖鳥アエロー、Ｌ２１妖鳥ケライノー、Ｌ２０妖鳥オキュペテー
激戦の中、五光班長の小銃が妖鳥三姉妹を見事に捕らえ、撃退に成功した五光班。しかし彼らの緊張が解くこと出来なかった。なぜなら靄の向こうから噂の幽霊船が迫ってくる。幽霊船との連戦を覚悟した五光班。サルベージ船に近つく幽霊船に甲板に、二つの影が立っている。
？？？：「やあ、はじめまして。あんはんたち強いね。ウチは、戦う意思はおまへん。話し合いに来よったんや。」
声のしたほうをよく見てみると、それは骸骨が海賊衣装を着ていた。
？？？：「ウチは、この海賊船「マドリード号」の船長クラス・ヤン・フンテラール。で隣のは、部下のマイケル・モルス。以後お見知りおきを。」
彼の話によると海を彷徨う幽霊船で、沈没した際に神を呪う言葉を口にしたため、陸に上陸出来なくなったという。そこで割り切り、どうせ海に上がれないなら、海で一番強い海賊になってやろうと日々努力をしていたという。
そんなある日のこと、得体の知れない奴らに船長の奥さん「アイリーン」がさらわれてしまい、仕方なく奴らの言う事を聞いて人間をさらっていたという。アイリーンを助け出そうと何度か試みたが、奴らの二人の部下が手強わいため、救出が困難だったと。
そんな中、奴らの割と手強わい妖鳥達を倒した五光班に助けを求めて来た。クラスの話によると奴らのアジトは、網走刑務所を浮遊島にし、そこにさらわれた人たちを捕らえ何かしらの実験をしてるという。
クラスの話に何も裏付けが取れないが、五光班としても現状の情報以上の成果が上がってないのが事実。ここはクラスの話を信じて手を組んだ。
作戦はこうだ。顔が割れているクラス達は、アイリーンが捕まっている網走刑務所に近づくのは困難なので、五光班が密かに上陸し、囚われた人たちを密かに救出、無事救出出来たら信号弾で合図し、クラス達の援護のもと、網走刑務所を脱出する。
そして作戦は始まった。
奴らに関づかれることなく、網走刑務所に浸入した五光班。網走刑務所の監視室で、囚われている人たちの情報を得て、そこに行くための通路へのゲートの解除を試みる。しかしセキュリティに引っかかってしまい、ガードロボ達が五光班を襲う。
アシュレイ：「頭を使うのは苦手なんでね。こっちは俺に任して、そっちは宜しく！」
アシュレイの頑張りもあり、なんとか時間をかせぎゲートの解除に成功した。解除が終わったころには、ガードロボ達はアシュレイによってスクラップと化していた。
囚われている人たちの解放に向かう、五光とアシュレイ。他のエリアの監視のためナギが監視室に残った。無事にアイリーン達を救出したころ、監視室に招かざる客が入ってきた。入ってきたのは、黒ゴスロリファッションの少女。
少女：「あら、あなたは誰？」
なんとか誤魔化そうとするナギだが、結局ばれてしまう。少女と侮ったのか、挑発するナギ。
少女：「私の神は、軍神マルスをも倒した神。あなたに相手ができるかしら。」
少女から発した何かを回わし切ったナギ。しかし、その何かは確実に捕らえ、ナギの頭から出血が。丁度タイミング良く、異変に気付いた五光達が監視室に戻ってきた。
少女：「もう実験をおわったから、ここは必要無いってマスターも言っていたから、いいわ。」
と言って少女は消え去った。
その３に続く
まほろばの刻 第２話「彷徨えるマドリード」その３
囚われた人達と外に出て、信号弾をあげる五光たち。あげた空を眺めると、三体の影が宙に浮いている。１体はナギを襲った少女、もう１体は馬に跨った甲冑を纏った女、もう１体は頭がない西洋の鎧を纏っていた。そして海の彼方より、マドリード号が近づく。
少女：「もうここには用がないから、全部始末しちゃって。」
と少女の合図と共に、マドリード号には馬に跨った女戦士が襲いかかり、そして五光班に頭のない鎧戦士の呪いの刃が襲いかかる。
BOSS：Ｌ３１幽鬼デュラハン
デュラハンの脅威の呪殺攻撃を切り抜き撃退に成功、同じころクラス達も女戦士を帰りに打ちにしていた。空を眺めると既に少女の姿が消えていた。
結局、少女そして少女が「マスター」と言っていたものが、この網走刑務所で何をやっていたのかは謎が残るが、無事に囚われた人たちも救いだし、一応事件は幕を閉じた。
クラス：「色々と迷惑をかけたが、無事に奥はんを救い出すことができたちゅうわけや。ほんまに感謝してる。また自由の海に旅立つ事が出来るわ。縁があったら、またどこぞで会おうわ。ほな、さいなら〜」
そしてマドリード号は、大海原へと旅立って行った。
囚われた人達と外に出て、信号弾をあげる五光たち。あげた空を眺めると、三体の影が宙に浮いている。１体はナギを襲った少女、もう１体は馬に跨った甲冑を纏った女、もう１体は頭がない西洋の鎧を纏っていた。そして海の彼方より、マドリード号が近づく。
少女：「もうここには用がないから、全部始末しちゃって。」
と少女の合図と共に、マドリード号には馬に跨った女戦士が襲いかかり、そして五光班に頭のない鎧戦士の呪いの刃が襲いかかる。
BOSS：Ｌ３１幽鬼デュラハン
デュラハンの脅威の呪殺攻撃を切り抜き撃退に成功、同じころクラス達も女戦士を帰りに打ちにしていた。空を眺めると既に少女の姿が消えていた。
結局、少女そして少女が「マスター」と言っていたものが、この網走刑務所で何をやっていたのかは謎が残るが、無事に囚われた人たちも救いだし、一応事件は幕を閉じた。
クラス：「色々と迷惑をかけたが、無事に奥はんを救い出すことができたちゅうわけや。ほんまに感謝してる。また自由の海に旅立つ事が出来るわ。縁があったら、またどこぞで会おうわ。ほな、さいなら〜」
そしてマドリード号は、大海原へと旅立って行った。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
秋葉原でＴＲＰＧしましょ。 更新情報
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
秋葉原でＴＲＰＧしましょ。のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています
人気コミュニティランキング
- 1位
- 北海道日本ハムファイターズ
- 28129人
- 2位
- 大人のmixi【おとミク】
- 6387人
- 3位
- お洒落な女の子が好き
- 89980人