SOLOMUNコミュのSolomun (DIYNAMIC) 来日記念インタビューを掲

SALMON, ALEX EINZ, BOB ROGUEのタッグによるNew Party"Fun Club"が麻布十番Warehouse702にて11月１３日（土）よりスタートする。世界中で活躍する今最も体感したいアーティストをゲストに招きMartin Audioのサウンドシステムで異空間への旅をお届けします。記念すべき第一回目のゲストDJは世界中のダンスミュージックファンからラブコールを受け続けるボスニア生まれのハンブルグ育ち、"SOLOMUN"。

- ダンスミュージックを始めたきっかけは何だったの？
ひとつは、12歳の時。僕の従兄弟がディスコでライブ録音したダンスミュージックのテープをいくつかくれたんだ。それは決してラジオで聴く事の出来ない音楽だった。僕はそれを聴いて知らない音楽が沢山ある事を知ったんだよ。

- どれくらいの頻度で君の生まれたクロアチア/ボスニアに戻る? ほとんどの日本人はたぶんクロアチアとボスニアに関してあまり知らないと思うんだよね。
生まれたのがボスニアだからね。１年で6週間くらいボスニアとクロアチアに夏期休暇で行くよ。大家族がいて沢山の家に遊びに行くから結構多くのスケジュールが必要なんだ。両国ともすごく美しい国だしみんな良い人ばかりで好意的だよ。ボスニアはすごく良い眺めだし有名な西部劇の映画もボスニアで撮影されてるんだ。クロアチアはヨーロッパの中で海水浴をするのに最も良い場所だよ。adriatic海はとても綺麗で水もすごく透明なんだ。そこに1000以上の島があるんだよ。

- ドイツに引っ越した理由は何かな？今もハンブルグに住んでるの？
両親がハンブルグに引っ越したからそれが理由だよ。今も住んでるしすごく気に入ってるよ。ドイツの中でも最も良い都市だと思うしね。

- ハンブルクミュージックシーンに関してはどう？面白い?
ハンブルグが中心で次にベルリン。ドイツの音楽シーンで最も大きい都市だね。アーティストもレーベルもクラブも沢山だし。ハンブルグで僕が愛してるのは控えめな言葉や誰もがみんな現実的な所。誰が特定という事はなくてね。それは僕たちの居るシーンでも最もリアルに好きなポイントなんだ。

- DJはどんな感じで始めたの？どんなアーティストに影響を受けたのかな。
16歳の頃からレコードを集め始めたんだ。それはすごくおもしろかった。今でもファンクを始めR&Bやソウル、hip hopを聴くよ。それとその頃からディスコでプレイするようになったし。
大きく変わっていったのは22歳の頃からだね。特に特定のアーティストに影響を受けた訳ではないけどすごく面白かったのはアンダーグラウンドのクラブミュージシャンだったんだ。

-どのように今のdeep コラージュ soundsに？
ハンブルグのPartyでAntonelli ElectrのLive setを聴いて僕は別の惑星に吹き飛ばされたかと思ったんだ。それがきっかけかな。微妙な暖かい和音の125bpmテクノ。antonelli、modernist、salzなんかのsimiar productionsが好きでその感じもあってハウシーにもなったよ。


- 君の音はリリースによってかなり多くを変えてくるよね。例えば"Dance Baby"ディスコっぽいけど、"Sisi"はすごくミニマル。創造的プロセスがあれば聞きたいな。
異なった多くの色彩感覚を持って欲しい。そうすれば大きな意味で音楽は僕たちの生活の一部だと解るよ。生活してると異なった色んな出来事が多く存在するよね。ポイントはそのままそれをトラックに落とし込む事を恐れないでやる事。あとはすばらしく空想的な事柄とリリースの為の大きい販売促進のバランスもあるよ。正直な所自分のトラックでも自分でプレーしないのも多くあるし様々だよね。

- 今度のプランとリリースに関して教えてくれる? まだビニールをリリースしてる？それともほとんどデジタル? それと音楽が次の5〜10年間でどのように消費されると思う?
ビニール、デジタルの両方をリリースしてる。ここ2年間でビニールを販売する側とデジタルユーザーの間に困難な壁が出ては来てるね。けれど来年以降になると思うけど2番目の2DIY4と言うレーベルを始動するよ。正直なところ未来に何が僕たちに起こるか分からないし知らない。けど音楽は決して死なないと思うよ。
僕のリリース予定は以下の通りだよ。

Solomun - Daddy's Jam - Rebelion/Crosstown Rebels
Solomun - Love Recycled Ep - 2DIY4
So Phat! - A Love Bizzare (Solomun Rmx) - Peppermint Jam
Oliver Koletzki & Fran - Echoes (Solomun Rmx) - Stil Vor Talent
Claire Ripley - Slow Loris (Solomun Rmx) - Murmur

- 東京は初めて？これは君の初来日になるのかな?
初めてだしすごく興奮してるよ。東京に行く機会を待ってたしすごく早く行きたい(笑)

- 東京のみんなにメッセージをお願い！
みんなと楽しい時間を一緒に過ごす事を願っています。本当に一晩を楽しませるよ!
僕が約束出来るのはベーシックだけどこれが唯一かな。ファンクネスを忘れずにね！
Solomun (DIYNAMIC)
interview / by email
Questions - Fun Club team / Translation - Salmon (WC)



11.13 (Sat) @ TOKYO WAREHOUSE702
FUN CLUB feat SOLOMUN //DIYNAMIC / LEENA / DESSOUS
時間: NIGHT 23:00 to LATE
料金: Door:3500 / WF:2500 / Special discount available

- Introducing Fun Club -
SALMON, ALEX EINZ, BOB ROGUEのタッグによるNew Party"Fun Club"が麻布十番Warehouse702にて11月１３日（土）よりスタートする。世界中で活躍する今最も体感したいアーティストをゲストに招きMartin Audioのサウンドシステムで異空間への旅をお届けします。記念すべき第一回目のゲストDJは世界中のダンスミュージックファンからラブコールを受け続けるボスニア生まれのハンブルグ育ち、"SOLOMUN"。

-Special guest DJ-
"SOLOMUN"
彼のDJ、トラックメイキングにおける芸術性について説明するとなると多くの表現が必要となる。とにかく現在のヨーロッパにおけるハウスミュージックを定義する際にかかせないDJの一人だ。Get Physical, Phil E, Mobilee, Dessous, Compost, Four:Twenty,Buzzin Fly, Freerange, など多くの重要な人気レーベルから多数に渡るリリースを行いその作品群からは彼の才気溢れるセンスが見て取れる。5年前にAdriano Trolioと立ち上げた自信のレーベル"Diynamic"はSTEVE BUG,LOCO DICE,RICARDO VILLALOBOSなどの暑いサポートを受け今日も世界中のクラブで愛されプレイされている。

-Fun Club DJs-
"SALMON"
DJ、日本屈指のアナーキーテクノレーベル"WC Recordings"の主宰者。傍ら、Raum...musik, Perc Trax,Karmarouge noir,tora tora toraといった海外の重要レーベルでから数々のリリースを重ね、別名儀"徳川家康"で出演し鎧姿でのDJプレイや忍者によるパフォーマンスを行うなどそのオリジナリティ溢れる活動で注目を集めた。今秋、タブラ奏者"U-zhaan"とのユニット"salmon cooks U-zhaan"のNewアルバムを発表。今回のPartyではその100%タブラのサンプリングで作られたトラックのみでのDJプレイを初披露する。

"ALEX EINZ"
DJ、プロデューサー。世界中で様々な時間を過ごした彼独特の世界観を融合させたダンスミュージックはジャンルの境界線を超えて実験的なディープテクノへとその音楽を開花させた。アジア、ヨーロッパ、中東の至るクラブでゲストDJとして活動し東京では自身のオーガナイズParty"Phonika"をベースに活動中。日本人と外国人の調和をコンセプトにテクノ、ハウスの両立をした。2010年、12インチレーベル"Mono Basics"を設立し、自身のトラック"PLASTIC UFO EP"をリリースし独自のハウスミュージックを打ち出した。

"BOB ROGUE"
DJであり、ライブアクトそしてプロデューサーも勤める。アメリカ出身だが現在は東京をベースに活動。2005年にパートナーDonor(Stroboscopic Artifacts - Monad)とレーベルminiscule.tvをスタート。近々Ohm ResistanceとThema semaよりNewアルバムとEPをリリースする予定だ。東京でもトップクラスとして知られるEleven,Unit,Ageha,Combineなどで活躍する。

-Supporting DJ for the night-
"GROOVE PATROL"
グルーヴパトロールが見せるユニークで大胆なスタイルのミキシングは真のアンダーグラウンドハウスDJとして確固たる評価をもたらした。彼は一つのジャンルにとらわれず、彼の名前の通りジャズからディスコ、ファンク、テクノ、オールドスクールからヒップホップ、パンクなど全てのジャンルをブレンドする。彼は今までの音楽生活で培った要素を使いそれらを融合させ、流行に流されることなく「音楽の聴き方を変えてみせる」と言う。

-Visuals-
"RealRockDesign / Jan Rod"
多くのPartyで独自の映像世界を繰り広げるアート集団"RealRockDesign"とビジュアルアーティストJan RodによるVJパフォーマンス。