『変珍斎日乗』-第二期-コミュの『【かっぱぎ】かくてい』（2007年07月04日）。

■627億円訴訟総連の敗訴確定

スッタモンダの挙句「事実上の明渡し」を迫られることになった訳だが。

さて。下世話な話だが、結局今回の騒動で最も得をしたのは誰だろう？
そう考えると「報道されて来なかった部分」が朧げに見えそうである。

まず「憎き朝鮮総連」をイビリ出せた側は拍手喝采大喜びだろう。
具体的には『拉致問題』（もちろんこれは道義上許されない犯罪だが）
を契機に「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とばかりに露骨な【敵対政策】
を打ち出した勢力。そして、その勢いを駆って『アカと言えそうなもの』
を手当たり次第に（中には「明らかに私怨じゃないか？と思える」もの
に至るまで）グチャグチャにしちゃえと目論む勢力…。ここだけの話だが

今回家宅捜索が入った土屋元日弁連会長は、この参院選に比例区
出馬が予想されていたグループ『９条ネット』の【共同代表承諾者】である。

⇒ http://9jo-net.org/soshiki/soshiki.htm

ドサクサ紛れにこの手の【護憲派潰し紛いの妨害工作】を謀ったの？

と『誤解されかねないような』行動だったことも付加する必要が出る
（「自業自得」と言う向きもあろうが【偶然にしてはタイミングが】！？）。

加えて。司法面で「煙たい存在」だった『日弁連』を叩く効果も出る…。
昨今、いわゆる【人権派弁護士】への風当りが強いのも気懸かりである。

腑に落ちない点もある。

第一に「詐欺事件」（？）に於いて『朝鮮総連』が【被害者】な点。
「騙し取られた」点ではその通りだが、仮に無事取引が成立してれば？

【被害者として借りを作るような状況】には陥らなかったはずなのである！

いわば「恩を売られて」しまった（彼らにとっての）『屈辱』は。
裏返せば【恩を売った側の優越感】に変わる。これを享受するのは誰？

第二に、緒方元長官と同時に逮捕された『満井忠男』なる不動産業者。
ニュースではあまり報じられていないのだが、彼は元「国会議員秘書」。
そして、『雇い主』は…【三塚博】！「現総理派閥の元親分」なのだ！

さらに付け加えるならば…一部メディアでは
「彼が中川秀直自民党現幹事長に献金をしていた…」とも報じられてる。
本件『キーマン』と呼ばれる人物が【総理派閥にごく近い人間だった】。
これまた「単なる偶然の一致」に過ぎない事象なのだろうか？謎である。

ここまで記した話は。

『あくまで【推測の域を出ない】話』に過ぎない。だが、一部筋には
【これ以上ツッコまれると困る種類の話】に化ける可能性は否定出来ぬ。

一連のＴＶニュースでは報じられないが、ざっと一通りの情報を
ネットサーフするだけでこれだけ『憶測の種』が芽生えるってのも
今回の【事件】の薄気味悪さの一端なのかもしれない…素人探偵は失礼。

私はまだしたいことがある。「命あっての…」ってシャレは勘弁だ