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山本七平コミュの好きな作品は

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なんですか?

と、オーソドックスにいってみましょうか。

コメント(60)

>よりこさん
 えー、そうなんですか?知らなかった。
 前に、立川談志が「山本七平先生が書いた日本教徒」
 と言ってたのを聞いて、少し疑問だったのですが。
 なるほど。ありがとうございます。
はじめまして。
私の中ではやはり「ある異常体験者の偏見」、それと「日本人とは何か」です。特に「日本人…」の中で詳述されている「和算」と「和時計」の章には学生の時、ただただ感動しながら読んだ記憶があります。これらの本、現在珠にブックオフ等で見かけるとハードカヴァーで一冊105円で売られています、改めて本の価値について考えずにはいられません(笑)。
それと、作品と言うのではないですが、山本夏彦氏との対談、「夏彦・七平の十八番づくし」と「意地悪は死なず」も、山本七平氏の東京人らしい口調や、控えめですが氏の博覧強記ぶりが随所に覗えて、大変好きな本ではあります。
はじめまして。

私は「空気の研究」です。
何だか頭を鈍器で殴られたような衝撃がありました。
この1冊との出会いは本当に衝撃的でした。
こんばんわ。
はじめまして。中学のころから新潮文春で育ちました。
おかげで捻くれてます。(笑)
「ある異常体験者の偏見」
「私の中の日本軍」
「一下級将校のみた帝国陸軍」
は時々読み返してます。
新刊が出ないのが寂しいです。
 先日「宗教について」を読了しましたが、その中のP208〜「人生の大部分はドラッジャリー(骨折仕事=労役・苦役)だ」を読んで、安倍内閣崩壊の理由がはっきりと分かりました。
はじめまして☆
わたしは 空気の研究 が見たいのですが、なかなか見つからず、皆さんのコメントで 結構 空気の研究 があげられているので早く見たい!!

でも、最近『比較文化論の試み』と『日本人の人生』を読みました。
山本七平 に関しては、まだこの2冊しか読んだ事ないのですが、面白かった!!
はじめまして。
戦争体験をもとにした著書もいいですが、『論語の読み方』『人間集団における人望の研究』『指導者の条件』に感銘を受けました。
儒教的な徳をベースに集団・社会は成り立っているとの考えに接し、欧米流のトップダウン的経営が受容されないことや、我の強い人が疎外されてしまうということの種明かしをされたようでした。
山本氏の著作に影響を受け、四書五経を初めとした中国古典を読み始めました。
「空気の研究」や「日本資本主義の精神」「日本教徒」は勿論好きですが、あえてあまり出てないものを。
「日本教について」(ベンダサン名義)
「人間集団における人望の研究」
どちらもお勧めです(あまり見かけませんが)。後者は特に今の世の中に向いているかも。山本七平氏のすごいところは、内容は勿論ですがあれだけ多作でありながら「この話前に読んだぞ」ていうのが非常に少ないんですよね。
 私としては、ある異常体験者の偏見と
一下級将校から見た帝国陸軍です。
それと、静かなる細き声です。

陸軍関係の作品は、帝国陸軍と言う日本最大の組織の
特徴、欠陥が的確に表現されているが、今の日本の組織も
全く同じである事が、証明されている。
静かなる細き声は、著者の幼少期に興味があったので。
どう言う人生の軌道から、全く人と違う視点・発想になったのか
参考になった気がしました。

はじめまして。よろしくお願いします。
『ある異常体験者の偏見』を…読み始めました。山本七平の初心者です。
理解するのには予備知識が必要なので時間がかかりそうです。
まずは、オーソドックスに『日本人とユダヤ人』ですね
これは具体例も多様されていますし、読みやすいです

あと、『昭和天皇の研究』を一押ししてます
あの世代にとっての文字通りの主君についての研究ですから、無意識にせよ勇気はいったのではないかと思います。昭和天皇について同時代人の研究では最も秀逸だと思います
学生時代、尊敬する先輩が山本さんの愛読者だったため、その影響で読みまくりました。

一番おもしろかったのは『日本教について』(本多著『殺す側の論理』でも可)です。本多勝一との論争は、昭和を代表する名勝負だと思います。

『異常体験者の偏見』のアントニーの詐術の話も、目からウロコが落ちました。大学のどの先生の講義よりも、山本さんの本からのほうが色々教えられましたね。

私が大学に入る前に山本さんは亡くなっていましたが、すっかり信奉者になってしまい、平成8〜9年頃に山本書店を探して上京したこともあります。市ヶ谷をかなり彷徨い、ようやくそれらしいところを見つけましたが(もしそれが本当に山本書店なら、書店というより、倉庫のような雰囲気でした。呼んでも誰も出てこなかったので、諦めて帰りました)。今はもう山本書店もないんですね。
「杯を乾かす」さんも、山本書店に行かれたのですか。どうやら時期も同じ頃のようです。しかし、「杯を乾かす」さんと違い、私は本の一冊も買えずにトボトボと帰りましたから、明暗が分かれましたね(笑)。

七平さんは、左巻きからとことん毛嫌いされた人ですので、反論本とあわせて読むとなお面白いと思います。『日本人とユダヤ人』と、浅見定雄『にせユダヤ人と日本人』のセットは有名ですが、私が面白いと思う本に『ペンの陰謀』(潮出版社)というのがあります。本多勝一はじめ、菅孝行、金時鐘、洞富雄らありし日の高名な左巻きの論客たちが、寄ってたかって七平さんの批判(悪口?)を書いた本で、逆に言うと、七平さんの悪口だけで1冊(400ページ)の立派な本ができあがるのですから、どれだけ七平さんが偉大かということになる(笑)。七平さんの著作集と並び、この本も私の「宝」です。
私は最初は七平さんのことを「外人の名前を騙って本を出した人」ぐらいの認識しかなく、どちらかといえば悪いイメージを持っていました。大学生の時、博識で行動力もある尊敬する先輩がいて、その先輩の下宿に遊びに行った時、その先輩の本棚に七平さん(ベンダサン)の著作が並んでいたのです。私は、尊敬する先輩が「ニセ外人」の愛読者であることが意外で、七平さんの著作を指しながら「これって外人になりすました人ですよね」とバカにした感じで言ったら、先輩は「でも、書いてることは凄いぞ」と言うのです。本の中味をペラペラめくらせてもらったら、あちこちに、びっちりラインが引いてある。尊敬する先輩がここまでハマっている本には、どういうことが書いてあるのだろう、と思ったのが七平さんを読み始めた動機でした。

私は引っ越しが多いので、本は基本的に文庫本しか買わないよう心がけているのですが、七平さんの本は別格で、ハードカバーでコレクションしています。私も山本書店版ハードカバー『日本人とユダヤ人』持っています。私のは1971年22版です。ちなみに、10年ほど前、ずっとあちこちの古本屋で探していた『日本教について』(文藝春秋)を国士館大学近くの古本屋でたまたま見つけた時は小躍りしそうになりましたが、(私にとって)こんな価値のある本が、たった百円で売られていたので随分複雑な気持ちになったことです(苦笑)。
いや、ハードカバーコレクションとは言っても、コレクションというほどはなかったですね。「杯を乾かす」さんの20冊のほうが多い(笑)。

ハードカバーで持っているのは『一下級将校の見た帝国陸軍』『父と息子の往復書簡』『山本七平全対話(根回しの思想)』『山本七平全対話(日本学入門)』『にっぽんの商人』『日本教徒』『日本教について』『聖書の常識』『聖書の旅』『ある異常体験者の偏見』『洪思翊中将の処刑』それから山本七平ライブラリーの『帝王学』『常識の研究』『日本資本主義の精神』『現人神の創作者たち』『これからの日本人』『静かなる細き声』『日本人とユダヤ人』の18冊。
あとは文庫・新書が13冊。学生時代は、お金がありませんから、図書館で『文藝春秋』や『諸君』のバックナンバーで七平さんの論文漁りをやって、どうしても欲しいものはコピーして持って帰ったりもしていました(今は散逸しましたが)。

中でも最も印象に残っているのは、「永遠に回答されなかった疑問」という映画「東京裁判」に関する評論でした。映画を観た後「負けたんだからしょうがないよなぁ」という感想を口にする若者を目にして、その考え方の恐ろしさ(そういう考えを裏返すと、自分が勝者の立場にいる時は、相手に「負けたんだからしょうがないと思え」と非常に傲慢になる)を指摘する七平さんの論述に、非常に衝撃を受けたことを覚えています。そう考えると、確かに、旧日本軍と戦後左翼の根っこは一緒だよなぁ(戦後左翼は、負けて受け入れたんだからしょうがないだろと、東京裁判に肯定的な人が多いですからね)と納得したことです。こんなこと書くから、七平さんは戦後左翼に目の敵にされたんでしょうけど。

ちなみに、「永遠に回答されなかった疑問」(多分掲載誌は『諸君』だったような)が単行本に収録されているのかどうかはわかりません。
こちらこそありがとうございます。私も身近に七平さんが好きだという人があまりいないので(批判者なら多いですが(笑))、七平さんのことについてこんなに長々と話したのははじめてで、実に楽しいことです。

七平さんはご存じのとおりフィリピン戦線で悲惨な戦争体験をされたんですが、その苛烈極まる体験から単純な反軍思想にとどまるのではなく、さらに深く踏み込んで「旧軍の悪遺伝子は、実はそのまま戦後に引き継がれてるぞ。しかも旧軍を目の敵にしている戦後左翼のほうに濃厚に引き継がれているぞ」という点に着目しました。だから左翼からは、ただの右翼なんかよりもよっぽど嫌われたわけですが(笑)。

私も大日本帝国の陸海軍というのは、日本人の悪い面が凝縮した相当歪な組織だったと思いますし、大東亜戦争もとんでもない戦争だったと思いますが、あえて価値を探すとすれば、本来戦争がなければ軍隊になんか絶対に行かなかったであろう七平さんを軍隊に動員することにより、あの秀逸な軍隊論や日本人論を引き出したことに関してだけは、価値があったと言えるのかも知れないと思います。あの戦争がなければ『私の中の日本軍』も『一下級将校の見た帝国陸軍』も『ある異常体験者の偏見』も生まれなかったわけですから。
 山本七平氏がキリスト教出版者で終わらなかったのは
論語で言うところの、天命なのではと思います。
死生命あり、富貴天にありと言う事なのでしょう。
そして、あの超愚劣な大東亜戦争で無駄死にさせられた
多くの声無き声を伝える事によって、俺たちの死を無駄にせず
教訓を得てくれと言う事だと思っています。
本人としては、キリスト教出版者として、終わった方が
幸せだったのでしょうが。
はじめまして。
私が山本七平に出会ったのが凡そ8年前、
初めて読んだ本は「あたりまえの研究」でした。
その中の一遍である「小説の効用」というコラムに
感銘を受けたのを今でも覚えています。

その他で好きなものといえば、

・日本はなぜ敗れるのか
・ある異常体験者の偏見
・空気の研究
・論語の読み方
・存亡の条件

あたりでしょうか。
日本は〜に至っては10回近く読み返していますが
読み飽きることがありません。
 はじめまして。

私が読んだ本は、日本人とユダヤ人/空気の研究/
あたりまえの研究/常識の落とし穴/日本教徒/
日本人とは何か(上)(下)/日本の歴史(上)/
日本人とアメリカ人/山本七平の叡智(谷沢永一)です。

 好きな作品は「空気の研究」です。
全体の作品を通して、無意識であった、日本人(自分)とは何か
について少しずつ言葉で認識できるようになった気がします。

 (日本の歴史)27P記載の「日本は竹林だ」に感心しました。
少し引用します。

 周囲を見まわせば、自分の目のとどく限りは実に明晰でありながら、
その視界はきわめて限られる。しかし、どこへでも行ける。
人の行動をさえぎる下ばえも蔓もなく、倒れている枯れ竹は靴の下で
簡単に砕けていく。空は見えない。しかし昼なお暗き深き森の無気味さ
はなく、葉の上に空のあることは明確に意識できる。日本とは竹林だ、
これは竹林の国だ、それが当時の私の印象であった。

 
私にとって山本七平とくれば渡部昇一とセットになって出てきます。(笑)

 七平さんのその著書のかなりの部分は単行本で持っていると思うけど、まだ存命中、時間軸に沿って読んでいて

『現人神の創作者たち』 文芸春秋、1983年

を読んだ時の知的興奮をまだよく覚えている。
『現人神の創作者たち』
現在、読み進んでいますが
これは面白い面白すぎる!!!!
勘太郎 さん

是非読んでみたいです。
いつ頃出版された本ですか?
手元の本は
昭和58年8月20日
?文芸春秋
ですが

現在は
http://mixi.jp/view_item.pl?id=1101940
文芸春秋
だったり
文庫本でも
http://mixi.jp/view_item.pl?id=1030805
ちくま
上下2冊
で出版されているみたいです
あの本は、文系の学生や研究者だったら、論文にする種が至るところにあるって感じがしますね。手(チョキ)
『現人神の創作者たち』
まだまだ
研究対象として
使われてほしいですね

消え去ることなく
読み継がれていってほしいと思いますし
より多くの目にさらされてほしいと思います
マイミクで山崎闇斎に入れ込んでる人がいるので、確認の意味で昨日から今日にかけて『現人神の創作者たち』の闇斎と直方について書かれているところを読みました。

大学の教養課程のレジュメですが、以下の議論は『現人神の創作者たち』の該当部分の要約そのものです。
http://www.valdes.titech.ac.jp/~hashizm/text/titech/shukyo/resume/resume09.html
古典として残る条件は、”一部の熱狂的な支持者がいるかどうか”に掛かっているのだったかな!?

 この本は実際の話し、とても万人が読む本とは思われないけど(笑)、必ず一部の熱狂的な読者を獲得する本だと私は思っています。手(チョキ)
日本の歴史の教科書には
神仏習合は歴史的な常識として書かれているが
江戸時代に起った
神儒習合あるいは神朱習合は
書かれていない
これも書かれても良いので無いだろうか?

日本の文化伝統に
神道・仏教・儒教は
どれも欠かせないことに反論する人は少ないだろう

現在の教科書は読んでいないので
現状は違っているかもしれないが・・・

勘太郎 さん

本の紹介ありがとうございました。
近々読んで、感想をレスします。
杯を乾かす様
山本七平氏の動画を始めて見ることが
出来ました。
ほんとにありがとうございました。
感慨無量です波
『山本七平の知恵』(谷沢永一)を読み始めました。

ぼくが漠然と思っていたことを、よくぞここまで活字化できるなんて、ある意味、うらやましいです。

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