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富永プロレスレポコミュの2006.8.11 DDT『闘うビアガーデン:男色ディーノプロデュース』@新木場1stRING

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DDT(年商1億)では毎年ビアガーデンプロレスというものをやっているらしい。
今回は入場料500円ということで、下戸にもかかわらず僕も行って参りました。


会場内はまさにビアガーデンという配列で、倉庫を改造して作られたような新木場1stRINGはエアコンを止められビールがビールがすすむクン。しかし下戸の僕はただただ暑いだけ。

超満員札止めの観客の皆さんはDDTをこよなく愛しているようで、積極的に飲食でかなりのお金を落としていっています。試合開始前から酔っ払いがあちらこちらで。



▼第1試合『フィニッシュテクニックリミテッドマッチ』
○柿本大地 vs ×諸橋正美

決め技限定マッチとのことで、客席から決め技のリクエストが募られたが、「男色ドライバー!」「ファイト一発!(やったとしてもつなぎ技です)」「男色ナイトメア(〃)」「ディープキス(技ですらない)」と悪ノリ連発。
「サソリ固め」とまともな意見が出るやいなや大ブーイング。怖いプロレス会場はここですか。
なんだかんだで決め技はムーンサルトプレスに決まったが、それ以外の技ではフォール出来ないため、両者混乱しつつ試合を進める。

柿本はコーナーに何度か上るものの、物怖じしてムーンサルトを敢行出来ず。
ならばと柿本・諸橋ともに両者リングアウトでお茶を濁そうとするものの、新藤リングアナは「この試合、リングアウトはございませんので」と冷たく両者に言い放つ。
この後何だかんだの攻防ののち、柿本が見事にムーンサルトを決めてフィニッシュ。



▼第2試合『05-06ブリーフ選手権決勝4WAYマッチ』
×アントーニオ本多 vs ×高梨将弘 vs ×趙雲子龍 vs ○ゴージャス松野

「決勝」っていつから始まってたんだよ、という突っ込みゼロで観客がすんなり受け入れたブリーフ選手権。当初3人で行われるはずが、ゴー松さん乱入。

松野「四角いリングを何だと思ってんだ!何だその格好は!!」
と、何故か普通のスタイルだった松井レフェリーに猛講義!
松野「それが戦う姿か?戦う男はみんなブリーフだ!」と唐突にブリーフ姿に。
気がつけば新藤リングアナもブリーフに、レフェリーもブリーフレフェリーに代わり、急遽4WAYマッチに。

真剣な攻防が続くも、いかんせん全員ブリーフ姿という出で立ち。
最後は高梨が趙雲を逆エビ。その高梨を本多がコブラツイスト。本多に松野が卍固めを決め、松野が全員からギブアップを奪い、初代ブリーフ王者に輝いた。



▼第3試合『ノーDQエニウェアフォール・シークレットスクランブル・バンクハウスデスマッチ』
諸橋晴也(○諸橋正美)vs 魔ッスル坂井

七つの公認凶器が試合前にリングに並べられた。
有刺鉄線バット、毒孫の手、ぴょんぴょん毒ガエル1号&2号、毒デスマスク(大仏マスク)、リング用レガース(体育用安全マット)、諸橋“兄殺し”正美、文庫版『人間交差点』

およそ正気の沙汰ではない公認凶器が並ぶ中、メタリカの、というかサンドマンの入場テーマ『ENTER the SANDMAN』がかかり、すでに流血した晴也と、くわえタバコ&竹刀の坂井が入場。
サビの“Exit light, Enter Night, Take my hand we're off to never-never land"を会場大合唱。ちょっとECWアリーナみたいで鳥肌立った!(ふざけているだけなのに)

そして何故か延々と曲は流れ続け、ビールが乱れ飛び、凶器(主に正美)も乱れ飛び、最後は凶器のはずの正美の勝利で終わった。



▼第4試合『完全決着ルール』
○藤岡ノリカズ vs ×男色ディーノ

何故映像班の藤岡メガネとディーノが完全決着をつけなければいけないかの疑問は誰も持たずに試合を迎えた。
大黒摩紀の『あなただけ見つめてる(スラムダンクのEDテーマ)』+『FIRE(三四郎の入場テーマ)』で入場の“中学MVP(三井寿ね)”藤岡入場に、大・大メガネコールで大観衆も応える。
対する本日のプロデューサー・ディーノが『スリル』で入場にも、大・大ディーノコール。

試合開始から一方的にやられていた藤岡だったが、カメラマンのビデオカメラを強奪すると、ディーノにカメラを向ける。

藤岡「今日の試合のために、ビアガーデンでのお前の試合をずっとビデオで撮っていたんだ。ビアガーデンだと思って調子に乗りすぎてたようだな。唐揚げを赤ちゃんにぶつけたり、お客さんの傘を放り投げたり、あげくに中身が入れ替わるだと!?・・・これを実家の両親に送られたくなかったら、俺の技を全部受けろ!ヒャーヒャッヒャー!!」と悪い笑い。

ところが藤岡の技はいささか軽すぎ、ディーノは仁王立ちで全て受け切るとラリアットで反撃&マイク。

ディーノ「アタシの名を言ってみろ・・・、アタシの名は男色ディーノ!そのテープ、実家に送れるものなら送ってみなさい!実家なんかどうでもいい!両親なんてどうでもいい!誰が実家になんか帰るかー!!アタシはゲイ殺法で一生戦っていくんじゃー!!」

ここからディーノの猛反撃。勝利目前となったその時、会場に再び『スリル』が流れた。
ま、まさか・・・。
ディーノ母、突然の登場!会場は大・大・大お母さんコール!
隙をつかれ藤岡に反撃を喰らい、ディーノがお母さんに詰め寄ると、なんとお母さんは急所蹴りからまさかのディープキス!
これに怯んだディーノに藤岡がグラス・オブ・メガネを決め、3カウントを強奪、完全決着となった。



▼試合後のマイク
藤岡「ディーノさん、あなたの実家のお母さんは、ずっとあなたが広島に帰ることを心待ちにしてたんですよ!それを“両親なんて知るか!”“実家になんて帰るか!”なんてヒドイじゃないですか!」

ディーノ「・・・。(お母さんに深々とお辞儀し)ご無沙汰してます。今夜のドラゲーを蹴ってビアガーデンに来たキチガイどもに乗せられて、“実家なんて知るか!”なんて言ってすいませんでした。ずっと家に帰らなかったのは、本当にすいません。でも、これまで迷惑かけてきたけど、これだけの人たちに囲まれて、いま東京で幸せにやってます!」
会場は大ディーノコールで後押し。

ディーノ「29年間言ったことないけど、オカン、産んでくれてありがとう!だから、もうちょっとだけこのリングでやらせてもらえないかしら」

お母さん「皆さんありがとうございます。私はもう諦めたんですが、親族のみんなにどう言えばいいものか・・・」

ディーノ「ちょっと、せっかくいい感じでここまで来てるのに、リアルな親族問題をここで出されても・・・」

お母さん「みなさんにこんなにかわいがっていただいて、大変感謝しています」
会場はお母さんコールでビッグレスポンス。

ディーノ「よっしゃー!とっとと締めよう!今日のテーマは前もって言っていた通り“愛”です。全4試合に喜怒哀楽を全部詰め込んでみました。私の中に流れるプロレスとは“愛”なのよ〜!全員起立!恥ずかしがらずにー!」

全員『プロレスとは、愛だ〜!!』

これで見事なプロレスハッピーランドの完成・・・、かと思いきやお母さんを花道奥に送り届けるや会場に舞い戻り、ビールをぶちまけ、女性客に乱暴を働く。さらには親子で広島風お好み焼きを振る舞う(もちろん有料で)サービスっぷり。

母が焼き、その横で息子がインタビューを受けているその一方で、藤岡メガネ集会では「今日は実はコンタクトでした・・・」と衝撃のカミングアウトが繰り広げられていたのであった。

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