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富永プロレスレポコミュの2004.11.24 シークレット・ハッスル@六本木ヴェルファーレ

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題名:「シークレット・ハッスル」@六本木ヴェルファーレ


六本木のヴェルファーレって知ってますよね?
僕の持ってるイメージだと「スーフリ」なんですけどね。


で、まあトップページの僕の紹介文を見ていただけばわかるのですが、
5つの紹介文のうち4つがプロレス関連ですよ。
プロレス引いたらファミコンとイカしか残らないんですよ。

だから、ヴェルファーレなんて1回しか行ったことがなかったんです。でも、すぐに場所はわかりました。

何故って、入り口に「高田モンスター軍」のノボリがいっぱい立てられているんですもん。(写真?)
近くの店の人も変な目で見ています。


受付を済ませ、バブリシャスな階段を登っていくと(写真?)、「ツイン・ピークス」の中に出てきたようなカーテンがダラーーーーッとかかっています。

と、ここまでは
『ヴェルファーレ?オレは週4で行ってるよバーカ。つまんねえ日記!』
と、こないだ僕がうっかり足あとをつけてしまった、六本木大好き外資系プランナー(25歳・おしゃれ坊主頭・自己紹介に英語多用)みたいな人がたまたまこの日記を見たら思うんでしょうね。




地下3階が会場ということで、エレベーターに乗りました。
エレベーターが動き出すと同時に

♪ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ、チャーン
♪パーーーーーーッ、パパパッ、チャーーーーーラーーー
と、エルガー(というよりも高田総統)の『威風堂々』が流れ始めた!
(ああなんて粋な演出・・・)
と思いつつも、僕の口から出た言葉は「プッ」
同乗したビターンTシャツの男性たちも「ククク・・・」と笑っています。

ただ、他のスーツの男性の集団はニコリともしません。もしかしてエレベーターに乗るたびに聴かされてうんざりしている関係者でしょうか。


で、地下3階に到着すると、なななんと中央にリングが設営されています!
スゲーッ!!

(しかしリング設置および撤去時間も含めると、このイベント一体いくらかかってるんだ!?)
と心の中で計算してみます。
料金表
http://velfarre.avex.co.jp/business/mainhall_price.html


とりあえず席を確保し座って待っている間、周りを観察してみました。
人数の多い順に並べてみますと、

・モンスター軍/ハッスルドリンク コラボTシャツの人(スタッフ・このドリンク作ってる会社の社員)
・スーツの男性(微妙に歌舞伎町っぽい感じのスーツや髪型が多い)
・平日の昼に何の予定もない暇で暇で仕方がないプロレスファンの諸君
・マスコミ関係者
・ご老人

こんな感じでしょうか。普段のハッスルとは全く違う雰囲気。
長州小力なら「ああ、うん。今日もアウェーだね」と言いたくなる雰囲気。


そして4時、イベント開始です。
場内アナウンスはいつものハッスルナンバーシリーズの人。
そこに島田参謀長、アン・ジョー司令長官の登場です。
場内普通に拍手が起きています。僕も拍手で出迎えました。
何故なら今日は高田総統のイベントだから、ブーイングはおかしいと思ったのです。

オープニングの場内アナウンスで下記の人を募集しました。

・高田モンスター軍に入隊(三等兵)したい人
・ジャイアント・シルバにだっこされたい人
・アン・ジョー司令長官とハッスルドリンク一気のみ競争したい人

ハイハイハーイ!!と手を挙げて見たものの、男は相手にされず。

そしていよいよイベントスタート!
アナウンスの為にケイ・グラントまで呼んでる!!(姿は見ていません)

音楽が止み、ナレーションが終わると、島田とアン・ジョーのマイクが始まります。
客席はただぼんやりとこれを眺めているだけ。プヲタたちも今日は拍手をしたほうがいいのか、ブーイングをしたほうがいいのか戸惑いを隠せません。

つまり、シーンとしているのです。

ぐっ・・・、この雰囲気を変えられるのはGMしかいない!
ということでGM笹原が登場しましたが、拍手しているのは僕と同行していたCさんと残り4名ぐらい。

つまり、シーンとしているのです。

厶厶・・・、この雰囲気を変えられるのはカントクしかいない!
ということで中村カントクが軍鶏侍と崔を引き連れて登場。
「俺はこの格好で渋谷から都バスに乗ってここまで来たんだよ!」

シーン・・・。

いつもなら爆笑ポイントですが、明らかに客が「見ちゃってる」状態です。これはマズい・・・。

GMを交えてのドタバタ劇の結果、試合で決着をつけようじゃないかということになり、試合開始です!


◆第1ハッスル
ザ・デビル・ピエロ1号&2号 vs ハッスル仮面レッド&ブルー

試合開始直後、「あかー」「あかー」とか細い声援が聞こえます。
しかし声援がどうにも途切れがち。
ちょっとでも盛り上がればと思い、僕とCさんはなるべく大きな音で拍手しました。

どれぐらい客席が盛り上がってなかったかと言うと、新日大阪ドームのセコンドでは全く声が出ていなかった中村カントクが必死に声を張り上げざるを得なかったぐらい、と言えばいいでしょうか。

ところで今さらながら思ったのですが、近くで見るとプロレスって迫力ありますね。(写真?)


◆第2ハッスル
アン・ジョー司令長官 vs 藤井軍鶏侍

目の周りにラメを塗っていないアン・ジョーはただのオッサンに見えてしまいました。
客席を見回すと、笑顔はあるのですが、皆声援を送ったりはしません。


ここでやっと一つの確信が生まれました。
(もしかして、いや、間違いねえ。客席の殆どが「ハッスル」を知らねえんだ!!)

つまり、DSEからの招待客100名への指令は「プヲタのみなさん盛り上げて!」ってことだ・・・。

でも、ヴェルファーレなんて来たらさあ、舞い上がっちゃうよ僕。
しかもさあ、僕普段からヤジとか飛ばさない客だよ?

ここで僕に何が出来る?
どうする?どうすればいい?

と、余計な心配をしていると、「そろそろ私の出番かな?」という声とともに、いよいよあの人の登場です!


◆高田総統劇場
「下々の諸君。まずは今日の宴を楽しんでくれたかな?我こそが高田モンスター軍総統の高田だ」(写真2)
もちろん客席のほとんどはポカーン。

プヲタたちも(拍手?ブーイング?どっちがいいの?)と逡巡しています。
「今日は冷え切ってるじゃないか」
「今すぐここで『バッドラック』で帰ってもいいんだぞ?」
という高田総統のリードで、ここはブーイングしろということになり、僕とCさんは一生懸命ブ−イングしました。

多分その時の僕らは、小田原ドラゴン著『おやすみなさい』の哲郎が汗をかいて大声を出している姿にそっくりだったと思います。

しかしこれほどまでにやりにくそうな高田総統を初めて見ました。
ほとんどヤジが飛ばない為、総統は仕方なく、くしゃみをした女性に
「今くしゃみは必要ないだろう!」とかやらざるを得ない。

ううう、何とかしてあげなくてはと思うものの、気の利いたヤジなんて出来ないYO!

総統のスピーチは続き、ハッスル八ウス・クリスマスSPに「高田アマゾネス軍団(通称アリシンZ)」の投入を発表。(写真?)

スピーチは続き、
総統「そしてこの高田アマズネス軍」(噛んだ)
客A『えっ?』
総統「そしてこの高田アマゼネセ軍」(噛んだ)
客A『えっ?』
総統「そしてこの高田アバゼネス軍」(噛んだ)

ああ、今しかない!!
僕が今日ここにいる理由を作らなくては!(大げさ)
意を決し、僕は叫んだ。(僕なりに)

僕『なにー?』(僕なりの大声で)


・・・奇跡は、起こった。(森本レオの真似で読んでください)


高田総統は僕に向かって、この僕に向かって、

総統「うるさい!!人の揚げ足をとるな!やりにくいんだよ今日は」


総統は再び正面を向き、「アマゾネス軍だ」と余裕たっぷりに。


ああ、高田総統、僕はちゃんと総統の意図を汲めたYOーー!!!
噛んだの2回目からはわざとだったのね。


最後は新たなるモンスター「豊原社長」の紹介。
そして3、2、1、ビターン!ビターン!

帰りにおみやげ(ハッスルドリンクと高田総統責任編集・シークレットハッスルパンフレット)をいただきました。
いやしかしこのパンフレット、非常によく出来てる!


それにしても総統に怒られるという経験は、普通に嬉しかったですよ。
でも、イマイチ盛り上げられなくてどうもスイマセンでした。

今日の普通の人たちの反応を見ていると、
「やはり野に咲けれんげ草」ということで、高田総統はプロレス村から絶対に出しちゃいけないと思いました。


おしまい。

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