大耳ネットワークコミュの第１５期　名島表現塾　第６回レポート

第１５期　名島表現塾　第６回レポート　（３月２１日、記録・鹿児島）

参加者：安永君、かずっちさん、寺本君、宮井君、ちょこさん、鹿児島。
久しぶりの安永君の参加。一緒にいるのはとても嬉しい。

★掃除　稽古場を清める事によって、心の無駄なものを清める。
★体操　日常の体をゆっくりほぐし動ける体、本来の身体へともっていく。動きやリズムやスピードなど。
★筋トレ　　脱力だけでも抜けるのですがより力を抜くため、と動ける体の持続のために筋トレ。力を入れて力を抜くともっと抜ける。
★上半身の脱力　　身体の脱力なんだけど心のバリアをといて心の脱力をする。ゆっくりの時間感覚を味わう。集中力を上げる。
★首や肩をもにょもにょして声を出しやすくする。
★目の体操　　上下、左右、時計回り、反対回り。
★長い発声（ンー、ンマー、マー）　　喉と押し出す腹・肺など内側を見つめる発声。　
★短い発声（ハッハッハ）　　瞬間的に爆発させ出す発声。　
★あえいうえお発声　　外に向けて発する発声。
★ホーミー　　共鳴せせる発声。自分の中で、人との間で。わからんでも一緒にもにょもにょやってるといい。
★手拍子リズム練習（３～１５拍子）
★メロディー回し（３～９拍子）　自分を立てたければ人に寄り添う。全身全霊で寄りり添い全身全霊で出す事で己が立つ。人の話を信じる時、受け入れる時も。
短い発声の一音の長さについて、長い発声の時の音量についての質問がありおもしろかった。短い発声は音を腹で切る事、その為の練習として早いハッハがある。
僕は風呂に潜りゆっくり極限まで吐くという練習を以前はしていたような気がする。最近は若干瞬発力が落ちたから溺れそうなので怖くてやらなくなった。

かずっちさんが長い発声で頑張りすぎて気分が悪くなった。頑張りすぎない、己を知る、己の体に気を配る。適当にやる事も大事。

【楽器・照明の準備・休憩雑談】
安永君が「場にいる感じがいい」と嬉しそう。

何々っぽくない表現について。どこにも属さない。

全力で訴えたい事がそんな事なの？
どんな世界に生きているのか。何を見て何を感じて何を表そうとしているのか。
の話からラテンの死生観の向こう側の明るさについて。いつ死ぬかわからん陽気さ。そんだけパワフル。

この雑談が知性を磨く。人にふれあい、会話をし、場にいる事。

【楽器練習】
３・４・５・７・８拍子と８拍子の裏

【踊りと演奏のセット】
①
踊り／ちょこさん・宮井君
演奏／安永君・鹿児島
照明／かずっちさん
撮影／寺本君

音楽、よかった。息が合っていた。その暴走の音の中踊りて二人は乱れることなく静かに踊っていてよかった。宮井君の反応の仕方が柔らかくなった。
安永君が「一緒にやっている空気や気配が楽しかった。画面越しでなく。」と言っていた。
かずっちさんの照明がよかった。ただの赤でなくオレンジとピンクで柔らかい赤を作ったとの事。

②
踊り／安永君・鹿児島
演奏／かずっちさん・寺本君
照明／宮井君
撮影／ちょこさん

こういう踊りは見ない。
なぜ？＜＜ハレとケ＞＞
祭り、神様、死。芸能、アナーキー、村。
＜＜非日常を体に降ろして踊っている＞＞芸能の原点。
なぜ？自分を取り戻せるから。日常から非日常の体を体感することによって生き返る。自分らしく戻すための時間。
踊るときの抵抗がいい。ウっと思いそこを越える事がいい。＜＜日常から非日常へのダイブ＞＞
非日常に身を置く。日常では満たされないものが満たされる。
「ねばならない」はいらない。
安永「ありがたい」鹿児島「楽しい」が伝わる。

音楽。男性と女性の声があるのがいい。
芸能的にやろうとすると観念的になりやすいが自然でよかった。
ちょこさん「二人の合体がよかった」

③
踊り／かずっちさん・寺本君
演奏／宮井君・ちょこさん
照明／安永君
撮影／鹿児島

踊り素晴らしかった。
ニュートラル、場に寄り添う。場に全身全霊で寄り添う。
技術は全力で学び、やるときは全部忘れないかん。

かずっちさんと寺本君の二人の神楽からカオスを通過しエロスへ。
演奏の誰でも知ってるポップソングのメロディーが素晴らしくカオスになっていた。

【パフォーマンス】
①かずっちさん／
部屋に紐を張り巡らしそこへたくさんの折り鶴を吊るしていく。
蝋燭に火をともす。
折り鶴の話を聞いていく。
「え？お友達？だめじゃないの離れちゃ。」
一緒に探しに行きましょう。見つかる。よかったね。
「え？先生なのにだめじゃないの子供たちをちゃんとみとかないと。だからこんなことになるのよ」
子供たちが一人づつみつかっていく。よかったね。もう離れちゃダメだかね。

すごく奇麗で痛いものでした。

②
宮井君／
そうめんで似非易者。お客から大切なものを聞いてそうめん1本に想いを込めてもらう。
自分の過去の嫌な体験の思いをそうめん1本に思いを込めては折り込めては折りをする。
そうして客のそうめんはおれませんね。と言う。

宮井君の過去が折られて消えていく様が自分の心の浄化に繋がり涙が出そうなほど浄化された。

③
寺本君／
「ババ抜きをします」
詩を4本読む。
どれが自分の作品でないでしょう？というもの。
すごくよかった。

④安永君
昔流行った「がんばれ」という歌。これを流しながらネットの感想欄を読んでいく。「こんなとこが素晴らしいですね」「これ聴いて元気をもらっています」など。
「お前らがこういう思いをさせたんじゃないか！！！？？？」「なにが素晴らしいですね、や！！？？」
というもの。

安永君らしい。おもしろい。爆笑しながら見ていたかった。大好きです。

自己責任を感じさせるように操作をしている人間がいる。悪人がいる。それを見極めれるようになったほうがいい。というお話がありました。

⑤ちょこさん
キッチンペーパーをカーテンレールの高さにぐるぐる張っていく。
一つ言葉を貰いそこから自動筆記で墨と筆で文章を作っていくというもの。
「哀れ」という言葉。「哀れな君をジャングルジムで見つけた。雨を受け、満月の光を浴びた」みたいな内容。

キッチンペーパーなのがすごくいい。ちょこさんらしい。日常と表現の融合。

⑥鹿児島
一人づつお客さんの頭の中を引き釣りだして眺めていく。「この方は丸っぽい」「この方は四角っぽい」
自分の頭の中も引っ張り出す。全部出すためお客さん全員に持って貰い引っ張ってもらう。最後それを引きちぎって終わり。というもの。

場の共有間、一体感が楽しかった。よかった。との事。

パフォーマンス全体の感想
同じ空気を吸う。
どう会ってやっていくか。
場
どう再生していくのか。己・生き方。
めんどくさい事ほど意義がある。
今日は人が多くておもしろかった。
より面白い世界へ。
＜目の前の一点に向かう。＞すると新しい世界が開けてゆく。

【食事】
かずっちさん／牛肉と玉ねぎの卵とじ
宮井君／ぎょうざ入りおでん
寺本君／シーフードと野菜の炒め物
安永君／野菜炒め
鹿児島／インドカレー
味噌汁とご飯

素直に。
ナルシズム。
間違っているよ、でそれを認める。
コミュニケーション。
全力で寄り添い聴く
＜ちゃんと自分を信じる＞
＜思考の逆転という技術＞
へこんでいたら別のどこかが伸びている。
思考の技術。
＜馬鹿になる。クズになる覚悟＞
やりたい事をやる。
自分の納得のいくようにやる、ってしたら反対はこない。来ても気にならなくなる。楽になるし早くなる。
自由に生きるは大変。モラルを捨てる。いい子にならん事。突破する覚悟。簡単に捨てる。”べき”は捨てる。
いい子でいたいから。クズになる覚悟。いいも悪いもない。立派に生きようとはしなくていい。
プライド捨てて馬鹿にならないかん。えらいとかこれっぽちもおもわれようとせんでいい。
＜ダメはいいと思わなきゃいかん＞
＜悩んで苦しんでするのがいい事と思わん事＞
＜楽でいい＞楽になっていい。
＜人生楽に生きよう＞
＜思考の脱力＞
＜心身一如＞
＜やっちゃいけない事をやる＞
＜”はい”と言って素直に受け取る＞
”うん”は口が閉じる。
＜馬鹿でいい。力抜いて。やると力が出る。身体が喜びだす。＞
＜人間に優劣はない＞

【今後の話し合い】
・大耳ライブについて
・脚本について
　　＜出来るだけ書く。出来るだけ長く書く。長いのを短くするほうがいい。＞
＜＜無駄って大事＞＞
だから、たくさん書く。
＜まずは、書きまくる＞
＜＜自分の中のものは全部吐き出す＞＞
ネチネチ書く。

なかなかついていけんからしつこく書く。

＜＜流れを持続＞＞

本日の塾はここまで。

次回の塾の日程は
４月４日(日)　１４時から。

その次は
４月１８日(日)
です。

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★時間は１４時～２１時位まで
★場所は名島神社の下、下松邸【連絡先：０９２（６７３）４１５６】
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