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大耳ネットワークコミュの第7期 名島表現塾 第11回レポート

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第7期 名島表現塾 第11回レポート(6月23日)記録・鹿児島

<参加者>かずっちさん、陽子さん、ちょこさん、鹿児島。


【柔軟・体操】
2人1組で怪我をしないように、動けるように体をほぐします

【筋トレ】
・マラソンorウォーキング
・横腹筋
・腹筋
・背筋
・腕立て
・スクワット

【脱力】
<上半身の脱力>
2人1組で1人がもう1人を誘導します。
呼吸→上半身の脱力→ゆっくり起き上がる。
交替して次の人が誘導してもらいます。

<寝にょろ>
1人が仰向けで寝て1人が相手の体を揺すります。足→手→頭→手→足の順番で。足を揺らす時は頭まで振動が伝わる様に。
交替して次の人がほぐしてもらいます。

【発声】 1.顔の筋肉
、頭、首、胸を自分で軽くほぐします。
  (声を出す為の楽器の手入れです。楽器の鳴りをよくします。)

2.<目の体操>
   左右、上下、時計回り、反時計回り。
   
   目の体操。演劇は表情が大事ですので、それから頭の回転をよくする為に。

3.<長い発声>
  んー、んあー、あーの3種。
  各発声の前に深い呼吸からそのまま長い発声に続く。


4.<ハッハッハの発声>
   ゆっくり→早い

   ゆっくりやるのは声を確かめるため。その日の自分の声の状態。体の具合を。
   また一番出しやすいポイントを探るため。
   だからこの時、力を注いで発声に取り組んでいないとその日一日の発声に影響が出   てきます。
   早い方はその一番出しやすいポイントを使う応用練習。
   
5.<あえいうえおあおの発声>
   発声は背を伸ばし自分にとって一番良いフォームで行う。
   全力で声を出す事に懸けていかんとダメ。

6.<ホーミー>
  みんなだいぶ出来るようになってきた。

【休憩】

【楽器練習】
・本日、鹿児島はベースで楽器練習を行いました。

<太鼓練習>
・3〜15拍子。
一人が3拍子を叩き全員で3拍子。次の人が4拍子全員で4拍子。これを15拍子まで繰り返します。

・ポリリズム
3人が3,4,5それぞれの拍子にわかれ同時に叩きます。3の人が3拍子を4回叩いたら4の人が入ります。4の人が入っても3の人は3拍子を叩き続けます。4の人が4拍子を4回叩いたら5の人が5拍子を叩きます。5拍子が入って来ても3拍子と4拍子は叩き続けます。3,4,5とも1拍のリズムは同じです。拍の頭だけが異なります。
●     ●     ●     ●     ●
1・2・3・1・2・3・1・2・3・1・2・3・1・2・3・
●       ●       ●       ●
1・2・3・4・1・2・3・4・1・2・3・4・1・2・3・4・
●     ●   ●     ●   ●     ●
1・2・3・4・5・1・2・3・4・5・1・2・3・4・5・
(黒丸がアクセントで強く叩く部分です。)
3、4拍子は1拍目にアクセントがきます。
5拍子は1と4にアクセントがきます。
この3,4,5拍子を同時に行うとアクセントの山がズレているのでおもしろい。アクセントの山が他のリズムと同じタイミングになったりズレたり、またそのズレも少しづつズレていくから非常に複雑なリズムになっていきます。

・裏ノリ
2・2(裏)・3・3(裏)
●   ●   ●   ●   ●   ●   ●
1・2・1・2・1・2・1・2・1・2・1・2・1・2
  ●   ●   ●   ●   ●   ●   ●
1・2・1・2・1・2・1・2・1・2・1・2・1・2
●     ●     ●     ●     ●
1・2・3・1・2・3・1・2・3・1・2・3・1・2・3
    ●     ●     ●     ●     ●
1・2・3・1・2・3・1・2・3・1・2・3・1・2・3

こちらの方が規則的にならんでいる感じがします。誰かとアクセントが合うから安心感があっていいです。

・一人が3拍子の裏を叩いて、他の人は即興自由演奏。
・一人が4拍子の裏を叩いて、他の人は即興自由演奏。

陽子さんがバチを使って叩く太鼓をやっていたら、手首に力が入っているという話がありました。バチを使う時は特に手首の力を抜いて行わないと駄目なのでむずかしいのだというお話がありました。
力を抜くには量をやるしかない、との話もありました。


<笛練習>
ベースパートと即興演奏パート練習
Cコード、3拍子でベース組はドレミを繰り返す。即興組はCコードのドレミのみを使い自由演奏。
最近、かずっちさんとちょこさんが歌の様なメロディを吹く様になってきました。綺麗です。僕もできるようになりたいです。


鹿児島のベースについて。
 ・6拍子は3拍ではなく6拍で1フレーズにするという事。
 ・早いリズムでも引けるようになるとよいという事。
 ・ちょっとでもとにかくさわる様にという事。




【踊りと演奏のセット】

班分けは
・かずっちさん・鹿児島
・ちょこさん・よーこさん              


●踊り/鹿児島、演奏/かずっちさん
鹿児島の踊りはイメージに身を捧げるみたいなのが良かった。自分の心地よさに、ではなく。
かずっちさんの演奏は、察知する能力が良かった。鹿児島の踊りのフィーリングを察知して演奏していた。
かじっちさんは音の強弱・大小を意識しながらやったそうです。
キーボードのリズムBOXのフェードアウトの消し方が良かった。僕も踊っていてリズムBOXが来て「おぉ!」っと、不快と心地よいの中間くらいの不思議な感覚になった。なったらすぐに「スー・・・ッ」と消えた。絶妙に上手い使い方だなぁ、と思った。

照明/ちょこさん 踊りと合っていた。踊り手が怖い顔した時、照明が緑になったのがとても良かった。

このセットはかなり良かったというお話がありました。


●踊り/よーこさん、演奏/ちょこさん
踊りは始め「どうかな?」と思ったが中盤あたりからグッと良くなってきた。
最近よーこさんは踊りが面白くなってきようけん、機会があると踊るようにすると良い、というお話がありました。
演奏は、ちょこさんは最近はいつも音が良いという感想がありました。

照明/鹿児島 「今の照明良かったよ。」とカットさんが言った時、踊り手のよーこさんがうんうんとうなずいていた。影響があったのだろうか。自分の感覚としても今回のは良かったという印象。心地よく照明が出来た、楽しかった。


●踊り/かずっちさん、演奏/鹿児島
前セットに続き今日のこの2人はすごく良い、と言われました。
「かずっちさんの踊りは、前回の塾より格段に良くなってるね。」、「鹿児島くんは今日は調子良いね。君の毒が出てきている感じが良い。やっぱりね、毒も良いのもどっちも持っているから持っているものを素直に出すのがいいね。」「ボイスがすさまじく良かった。」との感想がありました。
「今日は2人とも凄く良い。今日のこのデュオは強力。」との感想がありました。

照明/よーこさん 「よーこ照明が効いていて良かった。」とおっしゃっていました。



●踊り/ちょこさん、演奏/よーこさん
ちょこさん、すばらしすぎ。カットさんが「調子悪いと自分の得意な動きに走るもんね。逆だと新しい動きがどんどん出てくる。」とおっしゃっていました。 よーこさんの演奏も「剥き出しな感じが良い」「剥き出し」と言う表現はよーこさんを言い表している様に思う。素晴らし意志の塊。そして、ワイルド。  よーこさんは気力がどうかに大きく左右される。持続、コントロール。

照明/かずっち かずっちさんの照明は色々為していて面白い。

セットものはここまで。
今日はどのセットも素晴らしい出来。予想以上にどれもよかった。始めが良いと後のもだいたいひっぱられて良くなるからいい。とおっしゃていました。




【料理】
かずっちさん/巾着卵
陽子さん/ナスの挟み揚げ
鹿児島/豚肉と白菜の炒め物
ちょこさん/ご飯とシソ味噌汁

動いた後にはとってもおいしいご飯でした。

BGM 
・天鼓『ゆるやかな消失』
・ミチャ・クズネトフ『The Book of Dove』

ー食後ー

【宿題発表】
◆映画の感想

●よーこさん/本谷有希子『偏路』
この作品の”へんろ”というタイトル。”お遍路さん”の”遍”の字が ”偏る”という字になっている。との紹介から入りました。
淡々と日常が描かれている、ちょっと退屈だったとの事。
時間軸にそっての話の進め方がうまいと感じたとの感想もありました。

・本谷有希子 もとやゆきこ 岸田戯曲賞受賞作家 
僕もいつか読んでみよう。

●鹿児島/岸田國士『命を弄ぶ二人』
二人の男が自殺しようとやってきた線路で出あい、お互いの自殺する理由について話をする。「いやそんな理由で死んでは駄目だ。君はまだまだ甘い、俺なんかこうだぜ。」などと言い合う。「いやいやまだ続きがある」と先を語る二人。「ああそれならば!」と納得する二人。「じゃあ君の方からどうぞ」と譲り合う二人。引っ張り合い押し合い危うく列車に轢かれそうになる。「危ないところだったじゃないか!死にかけたぞ!」。「よしじゃあ次ぎきたらタイミング良く俺が背中を押してやるから。」などと延々揉め合う。ついにやったか!と思うもタイミングが早過ぎ勢い付き過ぎ向こう側まで行ってしまったり。疲れ果て最後は「やっぱり生きるか」となって帰ってゆく。
そんな話。

読んだ時、ベケットの『ゴドーを待ちながら』だな。と思った。
でもあれほど長くもなく。(岸田國男はどれも僕が読んだものは)短い。そして丁寧、会話が静か。
(その感じが好きである。)僕が読んだ本の中ではこの作品だけはちょっと面白おかしい作品となっている。

・岸田國士 きしだくにお。岸田戯曲賞の元になった人である。


●かずっちさん/唐十郎『少女仮面』
よくわからなかった。というのが正直な感想だそうです。

僕も唐十郎は読んだがわかんない。ストーリーも簡単には説明できない。細かく述べて行くと全部を説明する事になりそうな感じがする。つまり理解できていないからだろう。かいつまんで説明出来るほどには理解が出来ていない。
でも山場がいくつもあってその見せ方や長台詞や台詞の掛け合いなどに「おお!」と思ったりする。お客さんはよくわからないけど面白くて見続けるのだろう。

カットさんも「わからんね」と言っていました。
「あとでわかったりするんだ」。「ああ、あれはこういうことか」と。


◆絵画発表
・よーこさん/『月と田んぼ』
緑の画面の中に画面左下から画面上中央へ直線に丸が並んでいる絵。
月の満ち欠けの図だそうです。が描かれているのはどれも真ん丸。お数珠のよう。どうして満ち欠けを真ん丸で表現したのか聞けばよかった。
でもなんか綺麗です。

・鹿児島/『息吹』
植物です。緑の目が伸びて行く様を描きました。先日山登りをして山の大きな植物たちを描こうと思っていましたが家にある小さな観葉植物に力を感じこれを描く事にしました。
が、力を込めれず。うーん、しょぼい絵になってしまいました。
もっと力作を描く様に、と言われました。

・かずっちさん/『山の女王』
神話的な絵。
これはすごい。同じ山を表現するのにこういう方向で描くのかと僕はびっくりした。こんな物を描けるかずっちさんがすごい。こういう表現が出来るかずっちさんがすごい。
すごく力がある。力強く、大胆で、躍動感があり色も良い。

よーこ、鹿児島は真剣に力を込めて描く様にと言われました。


●話し合い

◆小耳プロジェクトについて
・メンバー・参加者をどうやって増やすか

皆様!!小耳プロジェクトは参加者を大々募集しております!!奮ってご参加を!
関わり方は様々、ご都合に合わせた形での参加で構いません!!
問い合わせは塾生、カットさんまで!!


◆山上について
長崎行きの計画を立てました。

◆大耳ライブのDVDの発売へ向けての微調整。



●劇作
かずっち班 鹿児島
よーこ班 ちょこさん

よーこ班
ストーリー
ある会社に集められたお年寄りたち。集められたのは牛を買い取った老人たち。今までお金だけ出して会わせて貰えなかった、今日こそは可愛い牛に合わせてくれるとの事。連れてこられたのは富士の樹海。こんな山ん中に牧場があるのか??と変に思うも大丈夫と案内を続ける店員。しきりに何かを置きながら歩く店員。到着したと言うが牧場なんてない。牧場はありますのでお先にこのお水で喉を癒してください、と水がわたされる。たちまち老人たちを眠気が襲う。店員は、さぁ、帰るかと振り返るも置いてきた目印が見当たらない!帰れない!あたしも一緒に死ぬの!?とそこへ起き上がる老人が一人。何?どうして?老人はさっきの水は飲まなかった事を伝える。それはそうと高性能GPSがあるが使うか?と尋ねる。一緒に山を降りたところに警察が待っていて店員は逮捕される。
というお話。

かずっち班 
ストーリー
疲れたサラリーマンが一人。今日もまた社長にもっと頑張れもっと頑張れとの叱咤激励。「なせばなる!」の精神にあこがれて入った会社。でも耐えられない。休みはなく、睡眠時間も削れ、「眠いのはお前が眠いと思うからだ!」。たまらない。そんな時、「瞬きをするな!」と言われる。「俺が目を押さえといてやるから今から数分瞬きをするな!」と。眠くてたまらず、目がかゆくなり社員は目を掻きむしり失明する。社長が言う「心の目で見ろ!見えると思えば見える!料理だって出来る!包丁だって使える!よし!俺と一緒にマラソンだー!」マラソンを走りきった社員は活力が湧いてくる。「そうだ!僕はヨットで世界へ出たかったんだ!!」社長に電話をかけ「一緒に来てください!」と頼む。
社長は失明した男に船の支え方、目指す進路、などを教えてくれる。アメリカ大陸へ向けて出港した。が、暫くいくとヨットが浸水してきた。「大丈夫だ!海水が1L入ってくれば1Lかき出せばいい!1000L入ってくれば1000リットルかき出せばいい!さぁかき出せ!!」 頑張るも力尽き弱気になり助けを求め電話を掛ける。無事救出された男は救出されたのは自分一人で船には君一人しかいなかったと聞かされる。社長と二人だったんえだ!とすがるも取り合ってもらえず、ハッと気づく。自分があの時点で弱気になった事、社長の教えに背き逃げに走った事。だから、社長は自分を置いて今でも一人アメリカを目指して進んでいるんだ!!ごめんなさい!!社長!!僕の分までアメリカに、きっとアメリカに辿り着いて下さい!!と海に向かった叫ぶ。
というお話。


皆で感想を述べ合う。

よーこ班について
話がすごく捻られている。以前の表現塾ではストーリーも単純だった。
この話では山に連れて行って店員がまんまと一人帰る。で終わりだったと思う。そこからさらに店員の置いた目印がなく帰れない。ここで終わってもいいところ、さらに老人が起き上がり高性能GPSを持っているという、2重の捻り。
すごくなったね、という感想をカットさんがおっしゃっていました。

かずっち班について
かずっちさんが今この段階になって初めて気づいた!と「この男は目が盲目になったけど心も盲目になっているという話だったんだ!!」と驚いていた。自分で作っててもその時は良く見えていないですよね、と話されていました。
かずっちさんの作品はいつも問題意識があるのがいいね、とカットさんがおっしゃっていました。



今日の表現塾はここまで。



**名島表現塾では新しい塾生を募集しています**


新たな表現を模索している方、初めて表現に触れたい方、ぜひお越し下さい!

 *活動は基本は毎月第1・3日曜日(変更有り)月2回、基本的には夕べの前の日曜日。
7月は7日と21日

★次回の表現塾の活動日
 7月7日(日)15時からです。
 七夕の日です!
   
 
*参加費は、
 塾 生 /ひと月4000円(ひと月二回参加)
 体験入塾/ 一回2000円です。

★次回の宿題
・戯曲1本の感想を述べる。(口頭)
・絵を1枚描く。
・料理1品。


★次回持って来るもの
・絵を描く画材と紙など。



   
*時間は15時〜22時位まで
*場所は名島神社の下、下松邸【連絡先:092(673)4156】
*途中帰宅も可(要相談)

 詳しくは、mixiの名島表現塾コミュニティ
  PC版 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2792351
  携帯版 http://mixi.jp/view_community.pl?&id=2792351
  をご覧下さい。

コメント(1)

鹿児島くん、またまた重量級のレポートをありがとう。
君の丁寧な解説と自分の言葉でレポートしようという意欲に感動しました。
特に今回はポリリズムの図解入り解説が素晴らしいです。
ただ、残念なことにひとつ間違いがあります。Cコードはドレミではなくドミソです。
これからも、こんな凄いレポートを書いてくださいね。

それから7月7日の塾のスタート時間は17時からです。

写真はこの日の表現塾

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