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大耳ネットワークコミュの【第3期表現塾6月14日】表現塾レポート

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6月14日、第3期表現塾11回目のレポートです。

今回はいおさんがお休みでした。また、寺本君が今回からしばらくお休みすることになりました。
また、劇作の時間に、山上の夕べでお世話になっている坂田アトリエの坂田さんとナルトミさんという方が見学に来られました。


【脱力・発声】
体操・脱力とホーミーの練習をやりました。
『「イ」や「エ」の口の形ではやりやすいけれど「ウ」や「オ」の口の形は難しい』『口を開けてやるやり方と口を閉じてやるやり方があるみたいだ』
『構えずにやった方がうまくいくけど構えないのが難しい』といった意見が塾生の間で出てきました。
全員で同時にやると部屋の中でビンビン鳴り響いて、少し頭がおかしくなりそうなすごい響きでした。


【リズム】
手拍子で2拍子から10拍子までやりました。ポリリズムはいつもより少な目でしたが、拍子の頭をしっかり叩かないと、ポリリズムになっているのかよく分からないことになってしまいました。
ポリリズムの人がずれないように基準の手拍子をする人が今回は居たのですが、すべての基準になるのでずれないように叩かないとならないので、ポリリズムを叩くのとはまた別の難しさがあるように感じました。

言葉のポリリズムは久しぶりにやりました。
『梅雨』をテーマに内面と外面の動きで言葉をそれぞれ選びポリリズムしました。
外面ではウラジミールさんの『カタツムリ』の動きや、安永君の『カビキラー』という言葉の選び方が面白かったです。
内面では、ウラジミールさんのポケットに手を突っ込んで立つ『カタツムリ』が印象的でした。
内面はそのもののジェスチャーではないけれど、何となくその雰囲気・オーラが感じられるようにすれば良いというはなしがありました。

今回はメロディー回しの訓練はお休みでした。



【しゃべり】
久しぶりにデタラメしゃべりをしました。久しぶりにしたのではなしをうまく近づけられなかったり、近づけようとして会話になってしまったりしました。
特にはじめての鹿児島君は苦労していたようです。


【楽器演奏】
3拍子・4拍子・5拍子でAマイナーとCメジャーの練習と、8拍子のEメジャーで即興演奏の練習をしました。
8拍子のEメジャーは今回初挑戦で、最初はそれぞれが勝手に演奏してしまい収拾のつかない状態になってしまいましたが、
3人ずつ・4人ずつで練習するとうまくいくようになりました。
ギターの水咲さんが8拍子になると安定感がすごく出て、鹿児島君のハーモニカとの絡みが楽器の相性が良いこともあり、最後は全員でノリのいい演奏を出来ました。
塾長曰く『高校生の楽しいバンドみたい』とのことでしたが・・・


【踊り・演奏のセット】
班分けは・・・・水咲さん・安永君・美咲さん・さちん
         ウラジミールさん・小林さん・鹿児島君 です。

●美咲さんと水咲さんの演奏は、冒頭の水咲さんのバイオリンでの入り方と美咲さんのサウンドエフェクトを効果的に使ったキーボード、途中のそれぞれのボイスから終わりまで、とても素晴らしい演奏でした。
安永君とさちんの踊りは、緩急のある安永君の踊りと、ゆっくりのさちんの踊りが近づいたり離れたりを繰り返していて居、最後にゆっくり近づいてふれるところは印象的だったと思います。

●鹿児島君の演奏は、最初のホーミーで一気に深い世界に降りていって、長いトーンのキーボードの音と組み合わさってすごくゆっくりと空気が流れていく様な演奏でした。
 ウラジミールさんの軽さがありながら意識の集中している踊りと、深いところに降りて低い位置で踊る小林さんの踊りは、最初はそれぞれで踊っている感じでしたが、すれ違ったときの身長差が活きていたり、最後の方で小林さんがウラジミールさんの背中を押して転がしたりと、お互いをきちんと意識して踊っているように感じました。

●美咲さんと水咲さんの踊りは、美咲さんの踊りが上半身だけでなく全身が自然に動いていてとても引き込まれる物がありました。、水咲さんははじめて踊ったときから随分動いたり共演者へアプローチしたりするようになっていました。
 安永君とさちんの演奏は、太鼓を叩きながらのボイスは少しブレがちでしたが、途中リコーダー2本になったときにお互いの音を聞き探りながら演奏をしているのがよかったとです。

●ウラジミールさんと小林さんの演奏は即興で『モッサイマンの歌』(モッサイマンは火星からやってきて緑色でお尻がトゲトゲだそうです)を即興で2人で掛け合いながらキーボード・太鼓・タンバリン・木琴でリズムを作るというような演奏で、小林さんのタンバリンの鳴らし方に工夫が出てきたり2人のリズムがあまりずれなかったりと、演奏練習の成果がよく見れる演奏だったと思います。
鹿児島君の踊りは、深く降りて踊るのが少し難しめな音楽の中、集中して踊る姿勢がよく現れていました。カットさんに『こういう演奏の時は逆に演奏に乗っかた踊りをしてみても良かったかもしれない』というアドバイスをもらっていました。


スタッフワークでは今回は写真撮影係が苦戦していました。
10分弱の即興演奏・即興舞踏の中で訪れるシャッターチャンスはそんなに多くないし、2人踊っていて2人いい顔をいつも向けてくれるわけでもないので、
考えて撮影しようとするとどうしても遅れてしまいがちです。
撮影も同じ場を共用して、流れを読みながら、ここだというタイミングを逃さずにうまく取るのはかなり大変です。


【劇作】
さちん班は『モデルが脳卒中で亡くなった』ニュースと『寝る間を惜しんでオンラインゲームをする』というニュースの話題を元に劇作。
ネカフェでオンラインゲームをする青年。ゲームないで出会った魔法使いのキャラクターと2人でダンジョンへ行く。
途中魔法使いのプレーヤーが体調不良でゲームを終了しようとするが、青年は魔法使いがいなくなるとゲームがクリア出来ないからと、それをゆるさない。
ところが急に魔法使いのキャラクターが動かなくなり、ゲームオーバーしてしまう。青年がふり返ると、魔法使いをプレイしていたプレーヤーがパソコンのまえで倒れている、という話し。
現実世界の人を演じるゲーマーを演じる安永君とさちん、ゲーム世界のキャラを演じる水咲さんと美咲さんと劇中劇のように世界が2重になっているという構成が面白い、という意見がありました。

ウラジミール班は『グラビアアイドルがストリップ劇場に出演』『23歳の青年が小学生を連れ回す』の二つの事件を元に劇作。
河原でエロ本を拾うのが趣味の、性欲がちょっと強い小学3年生の男の子は近所のお兄ちゃんにゲームセンターに誘われるが、それよりもストリップ劇場に行きたいとせがむ。
お兄ちゃんに肩車してもらい服をごまかしてストリップ劇場に入り込んで、携帯の写メで盗撮。週刊誌にその写真を送って大金を手に入れる、というお話。
小学生に見えないウラジミールさんと自然体の鹿児島君の対比や、ストリッパーの小林さんのがんばりが印象に残りました。
はじめに小学生が大金を持っていて、なぜこの大金を手に入れたのか、という話の作りになっていたので、大冒険談のように感じました。



【おかず】
・ウラジミールさん/豚肉と野菜のピリ辛煮
・小林さん/タマネギサラダ
・美咲さん/野菜サラダ
・水咲さん/ぬか漬け
・安永君/そうめん
・さちん/豚肉とナスの炒め物

このほか、下松家のお味噌汁と、ちょこさんの地元から戴いたというサザエとアワビのお刺身があり、とても豪華な夕飯になりました。

【宿題発表】
●今回の絵のテーマは『世界の始まり』

美咲さんは、色を塗った紙の上から更に黒いクレヨンを塗り、世界の始まりをイメージする言葉を削って描いた絵を発表。一見黒い画面がよく見ると色々な色や文字が書いてあり近くでじっと読みたくなる作品です。
安永君は、世界の混沌とした様子を、絵の具を指で塗り広げて表した絵を発表。混沌とした中でも地平線のようなものが少しずつ出来上がっていました。
さちんは、新しい世界のたまごを抱える動物の絵を発表。物語性がある絵でした。
鹿児島君はカラフルな何かがたくさん並んでいるような、神様が見ているなか流れていくような世界の絵を発表。色の並びがとてもリズミカルな絵です。

●前回のテーマ『世界の終わり』の残りの発表も合わせてしました。

小林さんは、地球防衛隊の様な人々が出てくる脚本を書いたとのことで、そのイメージの絵を発表。一体どんな脚本がかけたのか楽しみです。
水咲さんは、シャガールの絵をモチーフにした絵を発表。世界が終わっても気にしない恋人達の絵だそうです。
鹿児島君は、神様の部屋の中で、砂のように崩れていく地球の絵を発表。部屋から見える窓の外の青空がきれいな絵でした。

ウラジミールさんは、奥さんが描いた絵を発表していました。たくさんモチーフが描いてあり、ポップだけどもよく見ると人がつるされていたり少し怖い絵でした。


●脚本の宿題は『世界の終わり』のテーマで安永君とウラジミールさんが脚本を発表。

安永君の脚本『TIME is・・・』
神様から時を止める時計を手に入れた男性2人が、思いつくままにイヤな上司に仕返しをしたり、女子更衣室をのぞいたりしているうちに、誤って時計を壊してしまい、世界の時が動かないままになってしまう、という物語でした。
もしもドラえもんが居たらのび太が必ずしてしまいそうないたずらのような内容で明るく展開していきながら、最後は世界すべてが動かなくなってしまうという、絶望的なエンディングを迎えたことにすごくおどろきました。

ウラジミールさんの脚本『世界の中心で愛を叫んだり脳味噌ちょうだいと叫ぶ』(タイトル少し違っていたらすみません)
世界中にゾンビが出現、噛まれた人間が次々とゾンビになっていく。何となく世界の終わりを感じた主人公・フタバは、世界が終わるまえに大好きな先輩へ思いを伝えるために走り出す。
襲い来るゾンビ達をなぎ倒し、先輩の元へたどり着き告白をするフタバ。しかし先輩はすでにゾンビ化していて、フタバは脳味噌を食べられてしまう、という物語。
それぞれの登場人物のキャラクターが濃くくっきりはっきりしていて、特にフタバの恋に落ちる瞬間の回想シーンのそれぞれのキャラクターの掛け合いが楽しかったです。



★次回の宿題★
全員、絵・脚本とも、テーマは『伝染』です。

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