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大耳ネットワークコミュの【第3期表現塾 2月15日】レポート

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2月15日、第3期表現塾3 回目のレポートです。

【脱力・発声】
前回より始まったホーミーの練習では、ウラジミールさんと安永さんがもうほとんど出来るようになっていました。
喉と別に音を共鳴させる部分を作って声を出す、という原理は何となくわかるのですが、なかなか実際にやると難しいです。

【リズム】
7拍子の歌回しで少し苦労しましたが、2拍子から15拍子までのリズム練習、ポリリズム練習とほとんどスムーズに出来ました。
今回は歌回しのメロディーが今までより明るいものが多いように感じました。
言葉のポリリズム練習では「春」をテーマに内面・外面の動きを入れてポリリズムをしました。
外面的な動きでは小林さんの「ワラビ」のくるくるした感じが言葉と動きですごく合っていました。
一方内面的動きでは、「柏餅」を選んだウラジミールさんが『柏餅の内面よくわからなかった』と、端っこ腐っていくイメージでゆっくりと動いていたのが今までにないアプローチでした。

【楽器演奏】
今のところ練習する楽器は
小林さん・ウクレレ/寺本君・チェロ/水咲さん・ギター/安永君・鍵盤ハーモニカ/さちん・リコーダー という感じです。いおさん、ウラジミールさんはまだ決めかねているようです。
今回もCの音を中心にセッションをする練習をしました。
それに先だってウクレレのチューニングをしたのですが、塾生もチューナーがなくても耳である程度チューニングをすることが出来ました。塾長曰く「音感きちんとつかめて来ているので、これだけでも大きな収穫」

【しゃべり】
デタラメしゃべりでは安永君の勢いのあるしゃべり、ウラジミールさんと寺本君の組み合わせのしゃべりが面白かったです。

【踊り・演奏のセット】
班分けは・・・ウラジミールさん・水咲さん・さちん
        寺本君・小林さん・安永君 

●ウラジミールさんの踊りはここのところ継続的に集中力があり、演奏では水咲さんがギターの印象的なフレーズに加えてボイスも自然に出ていました。リコーダーデュオの出だしが日本の笛みたいでやっていて楽しかったです。

●小林さんの踊り、寺本君・安永君の演奏のセットはまとまりがよいセットでした。寺本君のチェロの低音が入って鉄琴や鍵盤ハーモニカの可愛い音との取り合わせがよかったです。小林さんの踊りは時間感覚がゆっくりしていました。

●ウラジミールさんの演奏は太鼓叩き語りで自然に不思議なリズムを刻んだり、言葉のボイスと非言語のボイスを行き来する演奏でした。水咲さんとさちんの踊りは、踊りでも水咲さんが音を聞きながら内面へ降りていく動きになっていてます。

●寺本君と安永君の踊りは、安永君を追いかけ追いつめる寺本君の動きと、その様子をウクレレ弾き語りで「敵か味方か〜」と歌う小林さんの織りなす世界が面白かったです。「最後にキスでもすればいいのに」と言う感想がありました。


【劇作】 ニュース・事件を元に劇作
班分けは・・・ウラジミールさん・小林さん・安永君
        寺本君・水咲さん・さちん 


●ウラジミール班は『インドで牛の尿から飲み物を作ろうとしたニュース』『女子高生の尿を買い取ろうとしたおじさんの事件』『アイドルの覚醒剤使用』を元に劇作。
 牛の尿を飲むことで病気がわかるようになったインド人の男(自称、尿のソムリエ:ニョムリエ)。彼は糖尿病の研究のため日本へ渡り女子高生の尿を入手しようとしたが、変質者として警察へ連行されてしまう。
 そこで彼はある事件の捜査協力を依頼される。覚醒剤使用容疑で逮捕された元アイドルの尿を調べて欲しいというのだ。元アイドルの尿を飲み覚醒剤の反応を示す男。そして元アイドル共々、逮捕されてしまう、というお話。
 安永君が展開をしっかり作っていきながら、牛・刑事役のウラジミールさんや元アイドル役の小林さんと、落ち着いて演技していました。尿を飲む演技の見せ方が面白く、見ていた方は全員笑ってしまいました。

●さちん班は『30年間戸籍上は長女になっていた男』のニュースと、バレンタインを元に劇作。
 子供が出来たのを期に入籍しようとした男女。ところが役所へ届けを出そうとしたところ、男が戸籍上で女になっていたことが発覚。「女同士では結婚出来ません」と役所から追い返されてしまう。
 困った二人は同性でも結婚出来るオランダへ。オランダに着いた二人が入った喫茶店はマリファナ喫茶で、薬入りチョコを食べてラリッてしまう。そんな中「子供をおろそう」という男に怒った女は男の性器を切り落としてしまう。そして女同士として無事入籍しました、というお話。
 冷静に話を進める寺本君、水咲さんがメガネを掛けて役所の人になったりと工夫をしたりと、突飛ながら起承転結のしっかりある物語になりました。

前回の劇作でストーリー性について指摘があったためか、今回はどちらの班もストーリーが面白くなるよう工夫して作ってあったように感じました。


【おかず】
・いおさん/菜の花とエビのサラダ
・ウラジミールさん/すきやき風煮込み
・寺本君/麻婆豆腐
・安永君/野菜と豚肉の炒め物
・さちん/大根と豚肉の炒め煮

このほか、下松家のキムチスープがありました。

【宿題発表】 
●絵 テーマ:世界
・いおさんは、『仕事を求める手』の絵。仕事先が閉店になるという自分の身と世間を騒がす『派遣切り』を合わせて描いた絵で、『蜘蛛の糸』のイメージということでした。

・安永君は『本当の世界の姿への恐怖感』の絵。世界のほんとうの姿は、例えば空は青でなく赤で、人間の姿も化け物のようではないか、そしてその化け物が自分の顔の絵を持っているのではないか、という恐れを描いていました。背景の少し暗い橙色が印象的でした。

・小林さんは『占いの世界』の絵。世界にたくさん渦巻く占いとあまりに多すぎて混乱する自分を抽象的に描いていて、宇宙のような絵でした。具体的な物を抽象的に描く形や色遣いが面白いと感じました。

・さちんは、『精霊や神話の世界』の絵。少しずつ読んでいるアボリジニの本の影響でちょっとした宇宙観のような絵になりました。

●文章 テーマ:世界
・いおさん短大の時に言われた『世の中甘くないのよ』という一言とマルチ商法にだまされそうになった話を織り交ぜて、世界は甘くない、という内容の文書でした。実体験との織り交ぜ方が内容のおもしろさを更に増やしていました。

・安永君は『本当の世界の姿への恐怖感』の文章。世界に関する恐れを、簡潔に書いていて、文体が詩のような響きでした。

・ウラジミールさんは『世界のスピード』について。世界の動きがスピードが大型回遊魚のように早くて、疲れてしまう、という内容の文で、何だか疲れが滲み出ていた気がしました…

・さちんは『自分と世界の範囲』について。遠くの世界のことを考えるのをやめて、自分のまわりの世界だけを考えるという内容の文章でした。

前回未発表分の発表も合わせてありました。前回テーマ:自分
・いおさんは、くだを巻く自分の絵を発表。ぐるぐる渦巻く「くだ」と最近ハマっていたという果物ジュースのイメージが顔のまわりに描かれていていました。
 文章は、自分の逆ギレについて。高校当時の逆ギレして空の弁当箱で友達を叩きまくったエピソードと、あれが鈍器でなくて良かったという内容が悲惨なのにユーモアがありました。
・水咲さんは自分と世界の境・花と自分の境についての文章を発表。
・さちんは、どろどろして曖昧な自分の絵を発表。

★次回の宿題★
●絵   テーマ:家族
●文章 テーマ:家族(1期生は脚本。2期生は作文)

次回宿題は、文章の宿題が1期生は脚本、2期生は作文と、若干変更点があるので気を付けてください。

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