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BLOW-UPコミュの気になるシーンやプロット

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私はさほど映画ファンでもないのですが、1972年にこの映画を観て、ずっとファンです。1966年のスィンギング・ロンドンをよく表していますが、何度も見ると次の点が気になりました。気が付かれた方、コメント下さい。

1.真っ赤な通り:
これも何気なく出てくるのですが、すごいですよ、その発想。このコミュニティで既に話題になっていますが、全部塗ったんですね。ロック・ボーカリストのサミー・ヘイガーがこれを真似したジャケットを作っていました。

2.アフリカ人たちを蹴散らす:
これは民族衣装を着た二人のアフリカ人を主人公が車で蹴散らすシーン。どう解釈したらいいんでしょうかね。すごいRACISMにも取れるし、スィンギング・ロンドンにはアフリカ人は入るな!ということでしょうか。

3.ZootMoneyのT-シャツ:
ヤード・バーズの演奏シーンの前半でわざと無表情で聴いているオーディエンスの一人が、モッズのアーティストのズート・マニーのT-シャツを着ていた。

4.公園でのゴミ刺し:
これもユーモアか、実際にこんな事をやっているひとがいるのかわからないが、意味があるのか?

5.ラビン・スプーンフルの曲:
ヤード・バーズとハービー・ハンコック、そしてゾンビーズの音楽の素材にこの二曲が入っている関連性。何気なくかかっているが、ラビン・スプーンフルだからというよりも、単に映画に合ったからかだろうか?

6.ヘアー:
二人のモデルと遊ぶシーン。半秒でもピュービック・ヘアーが映る。これも1972年初演時はカットされていた。こんな話題は下司かもしれないが、映画のヘアー論争や部分解禁があった歴史からすると、一考を要する。

7.コイン遊び:
しゃべりながらコインを指で遊ぶシーン。会話や彼の顔に気をとられていると気が付かない。
これも練習したんだろうけど、何気なくでもすごい事をやっている。誰か出来ますか?

8.最後のシーン:
一人、芝生の上で沈黙の中をたたずむのを上から撮っていく。これもすごい構図ですよ。

9.ネオン・サイン:
今はどうか知らないが、ロンドンはピカデリー・サーカスを除き商業用のネオンサインは禁止されていたはず。それがあの公園の上に建てられていた。あくまでもこの映画用だろうが、昼夜、きちんとシーンの中の絵となっていた。その意図は?

10.ホームレス:
裸になったホームレス老人の写真。目を背けたくなるような題材をわざと取り上げ、こんなにはなりたくないと会話の中で何気なく言う。

11.車のホーンを鳴らして誰かが出てくるのを待つ:
観客としても、これで映画の中で誰かがどういう風に反応するか、期待をしているが、誰も出てこない。そのズレを楽しむ。

12.自分の仕事場で秘書かアシスタントがセックスをしている:
これも、何とでも取れるシーン。怒りもしないし、興奮もしないで、ただ見ているだけ。彼女はボディ・サインで言い訳をしている。

最近、観ていないのであとは思いつかないが、面白いと思ったシーンや仕掛け、他にもあったらあげて下さい。

それと、もうひとつ。アントニーオーニのアメリカで撮った作品「ザカラスキーポイント」。同じ監督作品と言う事で、一度この「欲望」と二本立てで映画館で観た事があるが、アメリカ、それもカリフォルニアやネバダがロケ地で、ロンドンとは全くちがった素材、設定とロケーションで戸惑った事がある。

コメント(2)

まあ気になるシーンやかっちょいいカット目白押しのこの映画ですが、 Gravenitesさんの挙げたシーンについていくつか・・・。

2.アフリカ人たちを蹴散らす

これは冒頭のパントマイマー(?)や反戦デモのひとたちや尼僧の集団のようなビジュアルを重視したものではないかなと思います。人種差別的な意識は僕は感じませんでした。あの色鮮やかな民族衣装が石色の街並みに映えてビジュアルショックでしたね。

4.公園でのゴミ刺し

うろおぼえですが、メアリーポピンズにも登場していたと思うので実在でしょう。この太った体型がまたビジュアルショックでした(笑)。

6.ヘアー

これが当時も話題になったそうですね。衝撃だったんでしょうね。国と時代によってタブーって変遷していきますが、ヒッチコックの「サイコ」って映画、相当非難されたそうですが、その理由は残虐さや服装倒錯ではなく、なんとバスルームがうつってたからだとか。トイレが写されることがとんでもなくタブーだったそうで、そのパロディなのか、リンチが「ワイルドアットハート」で便器を写してますね。

7.コイン遊び

こういうのもかっちょいいんですよね。またうろおぼえですが「WASABI」で広末涼子がやってませんでしたっけ?僕はエンピツ回しさえできません(笑)。

8.最後のシーン

そのあとのラストもすごいよなあ・・・。かっちょよすぎ!

10.ホームレス

字幕ではトマスが「自由になりたい」と言うのに、編集長(?)が「彼のようにか?」といってこの写真が写されますね。英語ではなんといってたか・・・。

11.車のホーンを鳴らして誰かが出てくるのを待つ

上の老人の写真もそうだけど、すべてが「むなしさ」というか不毛な感じを思わせる構成になってますよね。アントニオーニ節か!?

12.自分の仕事場で秘書かアシスタントがセックスをしている

これはおとなりさんのポロックみたいな画家とその恋人?のそれを見ちゃうんですよね。説明がないですが、彼女の反応は、トマスとの関係を匂わすものなのか・・・?

僕はやっぱロールス乗り回してるとことか、無線がついてるとことか、ニコンでのベリューシュカ撮影シーンとか、トマスのファッションとか、骨董屋の娘の胸とか、わかりやすいとこ(笑)に惹きつけられました。ホント映画史上もっともかっちょいい映画です!

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