●コンピューターミュージックとは、コンピューターを使って音楽制作を行うことを指す、かなり範囲の広い用語です。その中には、DTMと呼ばれるコンシューマーレベルのものから、大学や研究所で行われている実験的なものまで、さまざまなジャンルが含まれています。中でもDTM(Desk Top Music)は、コンピューターの普及とともに音楽を楽しむ新しいアプローチとして広く浸透してきました。 DTMでは、コンピューターと少しの機器を用意するだけで、机の上(=デスクトップ)で本格的な音楽を作ることができます。楽器を弾ける必要はなく、音楽に対する深い知識も必要ありません。また、MIDI(ミディ)という世界共通規格が使われているため、制作した音楽は他のコンピューターやシンセサイザーをはじめ、インターネットなどでも再生可能です。