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BMW Rシリーズ のメンテナンスコミュのTR500サイドカー、 シミーの洗礼

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土曜日の限られた時間ではあったが、R60/2にTR500を取り付け走ってみた。

まず本車にアタッチメントを取り付ける。接続点は4箇所、このうち3箇所は最初からフレーム溶接してあるので簡単だが、フロント下部のエンジンマウントシャフトをアタッチメントボールの付いた物に交換する必要がある。 バンパーは取り外す必要がある、まあ、転倒する可能性はほとんど無いので有っても意味がないし、重量軽減の為にも無い方が良い。すべてボルトオンなのでアタッチメントさえ付いていればカーの装着は簡単だ、今回2回ほど脱着をしてみたが装着には30分もかからない。取り外すだけならもっと短時間で出来るだろう。ソロ、サイドカー両方で楽しむ、あるいは保管場所の問題でカーを取り外す必要がある人でもOKだ。カーを装着したままだと車と同じか幅に関してはそれ以上のスペースを必要とするのだからこれは助かる。
取付けは本車メインスタンドをたて、その横に台車に乗ったカーを横付けする台車は前後左右に動かせるのでそのまま横付けし本車下部のボールジョイントにカー側のアタッチメントを差込み緩く固定する。 次に上部二点の接続だが、カー側をジャッキで高さを調整しながらユニバーサルジョイントをボルトで固定する。 このTR500は元々私のと同じR60/2モデルに装着されていたので長さの調整とかはしなくともそのまま装着出来た。微調整は必要と思われるがとりあえずはこもままでいくことにする。
台車を取り外すとバイクはカー側に傾く、メインスタンドがかなり高いのでこれは仕方ないだろう。そのあとスタンドを外す。 電装ラインの接続が残っているが、これは後日4端子カップラーを買ってきてから繋ぐことにし、これでカーの装着は完了した。

ここでステアリングを握り動かそうとしてみると、前後には簡単に動くが方向の変換はものすごく重たい。前輪トレールの変更をまだしていないので重たいのは当たり前だが、とりあえずこれで試乗してみることにする。
サイドカーの運転は30年ぶりだ、はやる気持ちをおさえながらエンジン始動、5分くらい回してから乗車?、ガレージから道路に出る。ハンドルが物凄く重たい(^^;)、コンチハンドルでは大変だ。道路に出て、そろそろと動かす(走るのではない)、レジデンシャルエリアなので車の通行は無く問題なし、平たんな所でアクセルをちょっと開けたらとたんにフロントが振れだした。物凄い振れでシミーと呼ばれる現象だ。昔乗っていたサイドカーでも経験したが、今回のは凄い。やっとのおもいで押さえ込み止める事が出来たが冷や汗をかいてしまった。ダンパーを締め込み、振れが出にくいようにしたうえで おっかなびっくり、15マイル位の速度でゆっくりと一回りしてガレージに戻った。 
予測していた事ではあるが、シミーの洗礼を受けたかっこうだ、、、今後注意して運転をしなさいという警告かもしれない、、、(--;)。

このままではなんとも乗りにくいのでまずアールズの車軸の位置を前へずらしトレール量を減らすことにする。R60/2は元々サイドカー装着を前提に設計されているのでそのための装備は標準で付いている。アールズのスイングアームシャフトを引き抜き、その前の穴にアームをずらしてとりつける。最初は車輪を着けたままやろうとしたが、意外と硬くてハンマーでたたいても動かせない。しかたがないので車輪を外し、フェンダー、ショックも外した状態で木ハンマーでたたきながらやっと動かした。アームベアリング部にスペーサーが入れてあるが、それが固着していたようだ。グリースを塗りなおしアームの動きを見ながらシャフトを固定した。 車輪フェンダーショック、すべて取り付けたあと、ジャッキダウン、ガレー内で取り回しをチェックしたら、これが同じ物かと思うほど取り回しが軽くなった。バウワーの秋山氏によると、アールズのフォークをプレスで少しだけ伸ばすともっと乗り易くなるそうだ。 

再度試乗、その前に、アラインメントを目視でチェック、側輪のトーインは平行か若干インに見える、本車のアウトへの傾きは無いように見える、後で調整が必要かも、、、。
カー側に約40kgのバランスウエイト(セメント袋)を乗せ、ダンパーを強めにセットし再試乗。 家の周りを一回り、今回はシミーも出ないというか、ダンパーで押さえられ、かつ速度が乗っているので安定している。一旦戻って装備(ヘルメット、手袋、ジャケット)を固める(実は自宅周りでの試乗はノーヘル(^^;))。 

ステアリングは格段に軽くなった。まずは広いパーキングで後輪と側車ブレーキのバランスを取りブレーキ制動時の癖をつかむ。時速50kmくらいからの急制動でほぼまっすぐ止まれるように調整、いい感じになった。加速時カー側にもっていかれる。ニュートラル時でも若干カー側に取られる、要再調整かな、、。左右旋回、アクセルワーク、30分程で昔の感覚が戻ってきた。カー側へのクイックターン、旋回しながらカーが浮き上がる感覚をつかむ。しばらく遊んでから一般道路に出てみることにする。一般道といっても時速80kmまでは出せるのでなるべく車の少ない通りを選んで走ることにする。三つの車軸がまったく異なった位置に有るので凸凹路走行時の4輪の車とは違った挙動が面白い、徐々に速度を上げていくがそれでもゆっくり走っているのですぐに後続に車が2〜3台たまってしまう。でも車で走っているのと違ってサイドカーだとテールゲイティングなどされない。まだなれないせいか高速コーナーではちょっと怖い特にカー側へのコーナー。サスペンションは何もいじっていないのでふわふわする。特にフロントは硬めのリアサスのスプリングがあるので早めに交換することにする。ソロだと今のサスでも問題ないのだが、カーをつけるとサスの強化は必須のようだ。50〜80kmでの直進は常にカー側にハンドルをとられるので常にカウンターを当てておく必要がある。定速直進時にニュートラルになるのが理想なので若干調整が必要なようだ。

ファイナルドライブはR60/2のノーマルだが、平地での取り回しは思っていたよりも良いし、加速もそこそこだ。ただし、緩い上り坂での加速はかなり厳しくなっている。やはりサイドカー用のファイナルに変えるかインチダウンする必要がある。ファイナルは既に入手済みなので時間が取れ次第変更することにしよう。

約1時間ほど近場を走り回り自宅へ戻る。 ソロの場合と違ってちょっと疲労を感じるが最適にマッチングを取ればもっと楽になるだろう。 
散らかっているガレージを片付けて今日の作業は終わりにすることにした。そろそろXを迎えに行く時間だ。遅くなると後がうるさい(^^;)。

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