鎌倉検定の会コミュの【秋のハイキング】幕府ゆかりの地を巡るツアー

Kayと申します。

日記にも記しましたが 11/15 土曜日にタイトルの催しが行われました。
ツアーは 40人の参加者を2グループに分けて行われ、わたしのグループは
先日御成小学校で行われた世界遺産登録市民の会ワークショップでご一緒
したガイドの方で、懇切丁寧な説明を受け大変触発されました。

ツアールートは、瑞泉寺→永安寺跡→永福寺跡→理智光寺跡→鎌倉宮→荏柄天神社→頼朝法華堂跡→来迎寺→旧里見弴邸でした。

今回のツアーの自分なりのトピックを下記します。

【関東十刹第一位】錦屏山瑞泉寺
・山門の額に掲げられた文字「瑞泉蘭若」：禅の庭は修業の場阿蘭若
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（あらんにゃ）を意味するとか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テキストでは夢窓疎石が示寂された
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　臨川寺にの額に「蘭若」と掲げられ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ていたとの事。
　→　鎌倉公方代々の菩提寺ですが、京都に置かれた室町幕府との争いを
　　　見つめてきたことでしょう。京都天竜寺を開山し、五山文学の中心と
　　　なった夢窓疎石の禅とは？勉強ネタです。

【後醍醐天皇第一皇子】護良親王を祭る鎌倉宮
・親王の尊命最後となったこの地、最後の様相諸説紛糾？

　→　神職のお話しでは諸説幾多もあるとのこと。
　　　その一つ、ひなづる伝説では、親王の首級は親王の寵姫（南の方）
　　　の錐鶴姫が守護の者と共に鎌倉から持ち出し相州に向かう途中、
　　　戸塚の柏尾で首を洗い清めたとされる「首洗い井戸」は、わたしの
　　　自宅から直線距離で50メートル！今年生誕七百年を迎えられた
　　　護良親王のことも研究ネタ満載！

【他からの仏像移置の多い寺】西御門：来迎寺
・西御門で唯一現存するお寺ですが、この辺りはかつて太平寺や報恩寺など
　今は史跡すら残っていないが、歴史上数々のエピソードがあったようです。

　→　鎌倉市中央図書館に行くとこの一帯に関する調査報告があり、
　　　西御門東やぐら群の発掘調査報告を読むと幾多のエピソードに思いを
　　　はせざるをえません。

〔写真左〕瑞泉寺境内の万両
〔写真央〕鎌倉宮の紅葉（まだ始まったばかり)
〔写真右〕頼朝法華堂跡の黄葉：ここの銀杏だけは早い

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 11月17日 22:24

Kayさん、
一日歩き通しでお疲れさまでした。
一緒の班でしたのに、
こんなに素敵なお写真、いつの間に？
気づきませんでした。

時間の関係で頼朝の墓がちょっと薄かったかな、と反省しています。
篤姫のブームと絡んで、島津の話をもうちょっとご説明があれば、
それはそれで、また面白かったかな。。。。
春にまた企画しますので、
ぜひ、ご参加くださいませ