a 健康とは、単に病気でない、虚弱でないというのみならず、身体的、精神的そして社会的に完全に良好な状態を指す。 b プライマリーヘルスケアとは、高い危険度を有する個人を対象に危険因子を減らす保健サービスである。 c エンパワーメントとは、個人、組織、コミュニティが自分たちの生活への統制を獲得するプロセスである。 d 健康寿命とは、70歳時平均余命から病気や事故などで健康を損ねた期間を差し引いた年数である。
(1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)cとd
問題 152 食生活状況調査における質問法に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 郵送法は、集合法より回収率が高い。 b 電話法は、面接法より詳細な質問がしやすい。 c 電話法は、留置法より調査者によるバイアスがかかりやすい。 d 集合法は、面接法より回答者が特定されにくい。
研究スタート時点で健康な者の集団を対象に、野菜摂取量を調査し、その後10年間の大腸がんの発生数を調べた。研究終了後、1日当たりの野菜摂取量によって全体を5グループに分け、グループごとの大腸がんの発生率を比較した。この研究手法は、[ a ] または、[ b ] と呼ばれている。結果説明に際し、野菜摂取量が最も少ないグループの発生率を1.0とする[ c ] を各グループごとに算出し、野菜摂取量と大腸がん発生との関係を分かりやすく示した。
a b c 1.症例対照研究 時系列研究 相対危険 2.症例対照研究 追跡研究 オッズ比 3.コホート研究 追跡研究 相対危険 4.コホート研究 時系列研究 オッズ比 5.時系列研究 追跡研究 オッズ比
a 平成16年の食料需給表によると、食料自給率はカロリーベースで約60%である。 b 外食料理に栄養成分表示をしようとする場合は、国の基準に従わなければならない。 c 平成16年の食品ロス統計調査によると、世帯食の食品ロス率は約4%である。 d 食の情報提供と安全・安心の確保に向けた対策の1つとして、トレーサビリティのシステムがある。