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ゴールデン街 ハーメルンhamelnコミュの50過ぎて初めて「いいバー」と出会った

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50を過ぎて「いいバー」を知ったと思う。
もちろんハーメルンのことだ。
酒がうまいのは杏子さんの腕、
居心地がいいのは話のおもしろいお客さんが多いからで、
それも元はといえば杏子さんの好奇心や向上心のせいだろう。

私は女を売りにしていないバーしか行かない。
そういうニーズはバーではない業態の店で満たすことにしている。
それから、肝っ玉かあさんがいるようなバーも行かない。
私からするとあれも女を売りにしている類いになる。
ゲイバーも以下同文。

極めて居心地がいいのは、お客さんの中にさっぱり系美人の杏子さんに「好かれようと気を使う人」がいないことだ。
「嫌われまいと気をつかう人」は私を含めて多いが、それとこれとは天と地ほどに違う。
前者は競争=コンペになるが、後者は恊働=コラボになる。

「今日はそちらの方の話題は鬼門のようですよ」
「あ、そうですか。ありがとうございます」
みたいな会話があったりする。
こういう気の使い方をする人間関係には序列がない。じつにほのぼのとしていてそれ自体が楽しみとなる。

女を売っているバーで、しかも好かれようと競う客がいる店の場合、店主と常連客の暗黙の了解として人間関係に序列が設定される。こちらにそのつもりがなくても、私も自分たちと同類だとの下司の勘ぐりで勝手に序列に入れられてしまう。私は物を捨てるのがもったいないと思う方で、よく不要品を人に譲るが、それも「好かれようと頑張っている」と思われてしまうから困ったものだ。
牢名主と取り巻きのような古参がいたり、まして牢名主がほんとに店のオーナーだったりした日には、わざわざそんな昼間と同じようなシガラミの世間に足を踏み入れたくない。そういう店と分かったら二度と足を踏み入れない。

ハーメルンは、そういう類いのシガラミが嫌いな人で、しかも昼間はそういう類いの世間としっかり闘っている人が、お客さんに多いように思う。現実でしっかり闘っているから、夜は幻想に生きようとするのだ。
今回、そんな話をしたら頷いて同意なさる年配のお客さんがいらした。
以前にも、高校生の時から黄金街に通ってて私とまったく同じ体験を何度もしたという若いお客さんがいた。
新参者の私が勝手に総括するのは恐縮だが、ハーメルンが「いい店」であり、それが以上のような理由からではないかと思っているのは私ばかりではないので、賛辞として記しておきます。あせあせ

コメント(3)

う〜ん!
確かにハーメルンの客層は、他の店とは一線を画してますよね〜!
大好きな店です!
何より酒が好きで、インテリで、実に品のいい客が多い!
いいですね〜!
yumotoさん>

きっと、杏子さんが「向上心の旺盛なクリエイティブな人」、ということがあるのではないでしょうか。

お客さんはみなさん、「ご自分の仕事や趣味に没頭するタイプ」、のようでハーメルンにはリラックスだけをしにいらっしゃる。
そういう方々にとっては、「お客をいい人悪い人、馬鹿だ利口だと分け隔てしない」杏子さんが気楽でいい。世の中、そういう店主はけっこう少ない。
客も「ちやほやされて喜んだり群れて馴れ合うタイプ」の方が多いのだけど、そういう連中はハーメルンじゃ飽き足らない。

「逆ゴキブリほいほい」
ということかなあ。。

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