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映画のあっちゃこっちゃコミュの観れない映画

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昔から観たいと思っていて、なかなか観ることができずにいる映画というものが誰にでもあると思う。

まず、『ハメルンの笛吹き』’71英 ジャック・ドゥミ監督
ミュージシャンのドノヴァン主演、ジャック・ワイルド、ジョン・ハート
だいたいどんなものか見当はついても、楽しそうだし、ずうっと観たいと思っている。

それから、『小さな悪の華』'70仏 ジョエル・セリア監督
ボードレールに心酔した二人の15歳の少女が悪徳にふけったあげく焼身自殺を遂げるという衝撃的な内容。
これを観たいと思った中学生当時に観ていたら確実に強い印象が残っただろうと思うのだが、今観てもがっかりするだけなのかな。

『失われた地平線』’73米 チャールズ・ジャロット監督
37年のフランク・キャプラ作品のミュージカル仕立ての再映画化。
永遠の楽園シャングリラにたどり着いた人々の喜びと失望…。
原作はジェームズ・ヒルトン
出演はピーター・フィンチ、リブ・ウルマン、ジョージ・ケネディ、オリビア・ハッセー

バート・バカラックのナンバーが素晴らしく、サントラを愛聴していたので、映画も見たいと思ったが、全くいい評判を聞かない。最近ではぴあシネクラブにも載っていないのである…。

もう一本、思い出しました。
『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』
'71米  ハル・アシュビー監督

自殺マニアのシニカルな少年と80歳のお婆さんが恋をする、という話。
TVで観たのか?ノベライズのような本は持ってるのだけど…。
自殺しようとしても失敗ばかりしてバタバタしているのが妙におかしかったのを憶えている。

コメント(13)

「タシケントはパンの町」という映画があるはずなんです。
大昔、父親が持っていたソビエト映画の特集上映のパンフレットで見かけたことがあり、何としても一度見てみたいのだけれど、それ以後見かけることはありません。
原作本のストーリーをまとめたホームページがあったので紹介します。

http://www.eva.hi-ho.ne.jp/nishikawasan/asa/tashkent.htm

少し抜粋すると、
「1921年、革命直後のソ連に想像を絶する飢餓が襲った。干ばつと反革命国内戦による大地荒廃は、2千万人の国民を餓死させた。当時町中の犬も猫も食い殺され、飢えた人々は肉親の死体を切り刻んで食べたとある書物には書いてある。子供達が生き延びる道はただひとつ、南の豊かな穀倉地帯タシケントにたどりつくことだけだった。3百万の人々が、南の国タシケントへと逃げ延びた。「タシケントはパンの町」この合言葉は人々の記憶に長く残った。 (中略) 「タシケントはパンの町」と題したこの少年向け物語は、1923年に他界した農村出身貧乏作家ネビェーロフが、実際に飢餓の村から脱走し、長い無銭旅行を重ねた上タシケントに辿り着き、食料を得て家に戻れば、母1人はすでに死の床にあったという実話に基いて書いた自伝物語。」

ということで、決して明るい映画ではなさそうなのですが、パンフレットの男の子の写真がなんとなく頭に焼き付いて離れず、是非とも見てみたい映画なのです。

大学時代にかなりソビエト映画を見に行ったのですが、この映画は結局やらずじまいでまさに「観れない映画」なのです。
この映画は全く知りませんでした。
決して軽い気持ちでは席を立てない気がしますが、観てみたい気持ちになりました。あまりにも苛酷な状況なのに、奇妙な明るさがある。そんな映画なのではないかと勝手に空想しています。

ソビエト映画はほんとうに観ていませんねえ。
タルコフスキーは好きで、観ていますが、
あとはミハルコフとか、ちょろりです。
ソクーロフは、相棒がすごく好きらしいのですが
私はガツンとはこなくて、あまり観てません。
『静かなる一頁』『罪と罰』が原作、
あとから場面を思い出し、妙につきまとう、そんな映画でした。
ソクーロフ、今ならもっと観てみたいかも。

私の親戚に『一家でロシアファン」という人たちがいて、私にはとても不思議でした。
寒い国というのが考えただけで苦手ですし
なにか、重たくて陰鬱なムードばかり感じ取っていたのです。

しかし、亡命した人々は繰り返し『帰りたい」と夢見、
それがオブセッションとなるのですね。
ロシアの人たちには祖国の風景(大地)への根深い愛があるような気がします。
タルコフスキーや、ナボコフを通じてそう感じるようになりました。
こんにちは。
タルコフスキーといえば、『アンドレイ・ルブリョフ』のディレクターズ・カット版というのがあって、これが幻になっているそうです。今出回っているDVDは短縮版。映画祭などでかかる版もどうやら短縮バージョンらしく、90年代初頭に出たLDがディレクターカット版だそうです。
観たい・・・けど途中で寝てしまうかも(笑)

話変わって、1980年のイタリア映画で『ピンク・ロブスター』というのがあります。日本では劇場未公開、今のところDVD・ビデオともになし。過去深夜にTBSで放映されたことがあります。
が、これがハチャメチャコメディで、ギャグの深さがとにかくただごとでなく深く、主人公の痛めつけられ方がもう尋常でないおもしろさだったので、もう一度機会があったら観たいと思っています。

あと『失われた地平線』73年版に一票。
>manimaniさん
『失われた地平線』観てみたいっすよね。観ないのが花と言われても。

『アンドレイ・ルブリョフ』大学時代、タルコフスキー連続上映みたいな機会に観ましたが、それも短縮版だったのでしょうね。
『ストーカー』といい、『ノスタルジア』といい、すごく好きなのですが、神経にこたえるところがあった中で、この映画ではゆったりした感覚が楽しめたような記憶があります。
一方で苦悩も描かれてたはずですけど。
破壊する大きな鉄の玉が出て来た気がする・・。あれは何だったのか。
タルコフスキーで一番好きと言いはっていた記憶があるのに、何も思い出せないとは、いやはや。
しかし、『ノスタルジア』をビデオで観なおした時は、映画館でなきゃダメな映画があるのだと痛感しました・・・。

『ピンク・ロブスター』はさて氏が検索にて発見した模様。
後日コメントしてもらおう。

TVでちょろっと観て,あれは何だったのかとあとあと気になる映画ってありますよね。
絶対自分から進んで観ようと思わない映画までつい出来心で観させてしまい、いろんなことを発見させてしまうTVってけっこう偉大。(最近はとんと観てませんが)

でも、映画番組といえば、淀長さんにはもっと放映する映画の選択権を与えてあげて欲しかったなあ。
「淀川長治トンデモ映画劇場」なんて番組があればよかったのに。

ところで、私がはじめて淀長さんを知ったのは
アニメ『怪物くん』でですが、この番組のある巻は忘れ難いトラウマを私に与えたのでした。
私のほかに、『怪物くん』で夜も眠れぬ程怖い思いをした人はいるのでしょうか?
長年の疑問です。
●『ハメルンの笛吹き』
 とりあえず現状では見つからず。


●『小さな悪の華』
 公式版有り

 
●『失われた地平線』
 海賊版有り


●『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』
 公式版有り


●『タシケントはパンの町』
 とりあえず現状では見つからず。
 2007年9月30日にフィルムセンターで上映された。


●『ピンク・ロブスター』
 私には見当たらないです。


以上の海外ビデオ、DVD調査結果をご報告申し上げます。
>Riley警部様

書き込みありがとうございます。
わざわざ調査してくださったのですね!

『小さな悪の華』は今年2月のDVD発売にさきがけ、リバイバル公開されました。
吉祥寺のバウス・シアターだったのですが、行った日が雪で、
同行の中学からの友人と、雪や嵐の中を映画館に行った思い出話で盛り上がりました。
この作品には、ノスタルジアをかきたてる時代色の魅力とともに、今なお新鮮な過激さがあって、昔観ていたらトラウマになったかも・・観ていたかったような気も。
(ピーター・ジャクソンの『乙女の祈り』と同じ事件がモデルだというのも、イメージが違い過ぎてびっくり。)
友人はこの映画に「オトコの人の頭が作った思い込み少女像」を感じたようですが、
それはそれとして、忘れがたい存在感がありました。
全部、未知です。『失われた地平線』は買います。その内に。
実に面白そうじゃあありませんか。73年ぐらいの米国映画というのはもう一回、あらってみないといけないと思うのですよね。黒沢清さん以降の立教の方々が評価をしていますが、ホラーをまず映画なの正当なジャンルとして認めるところからはじめて、もちろんそれは良いけれども、そういうのはすぐにそういうのが一番凄いというような評価になるじゃあありませんか。それは何とも偏りがあるような気もしないでもない。彼らのフォロワーの映画を観たときの退屈さを思うと、バート・ケネディの西部劇を観て、大笑いしてから映画を撮って下さいと言いたくなるような気がします。
「失われた地平線」はずっと前ですがYouTubeで部分を観ることができました。
それで、悪評の理由がなんとなくわかった気がしたのが
華やかなミュージカルなのに、演出、振付けのテンポ感が間延びしていて、なんとも気持ちが良くないということ。
明らかに張り切って作られたバート・バカラックの楽曲は聴いていて心が躍ってくる素晴らしさがあるのに、画面を伴うとなんよもイマイチ感が漂うとは・・
そのうち、あらためて見直してみたいとは思っています。

たとえば、人が面白いと言うものでピンとこないのがブレイク・エドワーズの呼吸。
時には「どこが自分には面白くないのか?」についてあらためて考えるてみることも
必要ですよね。
アタマはすぐに制度化されてしまうから・・。「駄目」と思っていたものがある日突然面白く見えてくる驚きはけっこう楽しい。
まあ、もちろんダメなものはダメなんですが・・。
そりゃあ70年代に『失われた地平線』をやる時点で間違ってますもの。何でそんなことを考えるのか?と思いまして、興味を引かれる次第です。それをやれそうなこの当時の現役の方はジョージ・キューカーぐらいな気がしますし。

私は実はダメという映画が滅多にないのですね。下手だなあ、ははは、みたいな喜び方をしているときがあります。ブレイク・エドワーズなんて、一回も良いとは思わないのですが、それでも観て、ほほおと楽しんでます。アンリ・ラングロワが大絶賛して、観た大方の人をがっかりさせたという話がありますが、それ、よく分かりますね。「映画侠区」でも3本ぐらいはそんなことがありました。映画史(誌)的な意味合いで入れたものもありますから、余計にそういうことになってしまうのでしょうね。

ただ、「許せん」というようなような人が時々表れます。今ならA山真治さんですね。元々が小説家ないしは批評家ですよ、この人は。『ユ○イ○』とかいう映画がヒットしていたときにインタビューで「小説家になりたかったけれども中上健次が全部やっているから、僕はやることがない、だから映画を」みたいなことを言っていたのをたまたま読みまして、やはりと思い、そんなことを言うのならば、映画はもはやグリフィスが全部やっているのだから、お前にはやることがないのだ、と思いまして、生涯許さないと思いましたですね。そのくせ、小説、バンバン出してるじゃあありませんか。

映画が好きでたまらん、みたいな人が映画を撮ってくれるのならば、私は下手でも割りに平気なんです。
私は、ブレイク・エドワーズはいつも何かとてつもなく愉快なものがはじまるような気がしてしまうんですよ。
それで、がっかりするので、プリプリするわけです。
どこかに間違った思い込みがあるのでしょうね。

思い込みと言えば、ジョン・ブアマンという人は「この映画はこういう映画のはずなのに」という嫌われ方をすることが多いような気がします。
ブアマンはある時から急に好きになりました。

A山さんは人に嫌われる才能の持ち主ですね!私もテレビで喋っているのを見て嫌いになりました。
あるドイツのバンドのドキュメンタリーはきちんと嫌味なく作っていたように思いましたが,それ以外未見です。しかし、機会があれば観ようとは思います。
観なくてもいいかもしれません。
ベルトラン・タヴェルニエの映画は観ないという山田先生の如くに。
タヴェルニエ!(笑)先生、最近もその話してらっしゃいました。
「あんないやな奴の作る映画がいいわけない。だから一生観ない。」って。
ああやっぱり今でもそうなのですね。私は以前、手紙にA山真治さんが嫌いな理由(上記)を書いた際に「先生にとってのベルトラン・タヴェルニエのような存在でしょうか?」と付け加えたことがありますが、それには何も触れては下さらなかったのですけれども、人間的なことから来てますから、これは変わらないのだろうと思っておりました。それで淀川先生が「この人はやだねぇ〜」と突っ込む、でしたね。

ジャック・リヴェットの観られなかった映画を何本かある方から頂いたのですが、あんまり好きでないものですからほったらかしにしております。延々と演劇のリハーサルばっかりやっている『OUT 1』とか『ノロワ』とか、どこかに眠ってますが、今月の「試写室ランキング」で『ランジェ公爵夫人』と『大砂塵』を結び付ける映画誌を試みておいでですね。山田先生はニコラス・レイもジャック・リヴェットも心の底から好きだったことはなかったようにご著書からは伺えますが、よく読みましたらあの「試写室ランキング」の推薦文は褒めてらっしゃる気がしませんでした。そんなこと、恐ろしくてお尋ね出来ませんが。でもリヴェットはご覧になるのだなあと感慨深いものがあります。「カイエ・デュ・シネマ」!

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