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ジョン・フォードコミュの●『三人の名付親』(1948)

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コメント(7)

ウィリアム・ワイラーの「砂漠の生霊」を観ると同じ原作であるこの「三人の名付け親」のダメな部分がよくわかる。


うっかり失念していて先日の放送は最後の砂漠を歩くシーン以降しか見られませんでしたが、なんて美しいのかと目を瞠りました。峡谷をさ迷い歩く赤子を抱えたウェイン。この世のものと思われぬような美しさでした。

「名前」にこだわった細部がいい。まず町に着いた三人が、ワード・ボンドの保安官の表札に書かれた名前「パーリィ・スゥイート」(真珠のように甘い)を見て笑っている。
砂漠で見つけた赤ん坊に皆がそれぞれ自分のクリスチャン・ネームを与えようとこだわるところがいい。
最後にジョン・ウェインの本名「ロバート・ハイタワー」が裁判所である酒場に知れ渡って保安官スゥイートはじめ皆に「確かに背が高い」と逆に笑われるのが面白い。
ハンク・ウォーデンがコミック・リリーフ役で出ているが、いかにも頼りなげで、
ワード・ボンドの保安官から犯人のジョン・ウェインに「こいつの面倒を見てやってくれと頼まれる。実際縄を付けたウォーデンが終始ウェインに引っ張られるように演技している部分がいい。「捜索者」の「揺り椅子を欲しがるモーゼ」という役柄の面白さに匹敵する。
そういえば、この作品を以前見た時には、巻頭三人が登場してまもなく、三人が挨拶を交わした、作品にとってまったく重要ではないはずのご婦人が、とても映画に相応しい顔立ちだなぁと感銘を受けた記憶があります。

書いているとたまらなく通しで見たくなってきました。

ハリー・ケリー・シニアで撮影された最初の作品の方を観たいですがかなわない。
そういえばついこないだ亡くなったハリー・ケリーJr.が、子守唄代わりに「ラレドの通り」という歌を歌っていましたね。
BS�� NHK-BSプレミアム
【プレミアム シネマ】
「三人の名付親」1948年/米/カラー
製作・監督:ジョン・フォード 原作:ピーター・B・カイン 脚本:ローレンス・スターリングス、フランク・S・ニュージェント 撮影:ウィントン・ホック 音楽:リチャード・ヘイグマン
出演:ジョン・ウェイン、ペドロ・アルメンダリス、ハリー・ケリー・ジュニア

3/17(火)13:00

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