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東京大学工学部コミュの進学相談

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初めまして。理一の1年です。
今、進学先で建築と社会基盤と都市工で悩んでいます。
入学当初は建築って決めていたのですが、もっと広い都市全体の計画とかも面白いかもと感じています。あと、どこに線路や道を設置してその周りにどのように都市を造っていくかなど。と思いつつも、建築への憧れも捨て切れません。
結局何がやりたいのかはっきりとは決まっていませんが、自分が面白そうと感じるものから考えると、建築物なり都市計画なり交通なり、とにかく自分が計画したものが実際に出来上がり、かつそれが建物、インフラに関わるということらしいです。
そこで、3学科の方にそれぞれの学科の特色や、他の学科と違うところなどを教えていただきたいです。
それと、どの学科に行っても、あと2年修士に行けば一級建築士の受験資格は得られるのですか?
あと、一度本郷に行って研究室を覗かせてもらいたいのですが、アポなしでも大丈夫でしょうか?

コメント(4)

こんばんは。社会基盤出身(ってゆーか出られない)の者です。
すんごく大雑把なことを言ってしまうと、都市って建物で出来てると思いますか?道路と鉄道で出来てると思いますか?それともその他いろいろの要素で形作られていると思いますか?
大雑把すぎる分類ではありますが、例えば「都市」を見るときにそれだけの感覚の差を感じます。
わたしら土木屋から見ると建築のひとってどーも建物に捉われすぎてるなあという感覚を持つんですが、建築の人たちから見ると我々のやってることは大雑把に見えるんでしょうね。

社会基盤の特色ということを言うならば、大きなスケールでモノを造るというのが面白いのではないでしょうか。とかいいつつ机の上でちまちまと半田づけしている人間の言うことではありませんが(笑)

一級建築士受験資格については、「建築・土木」と書かれてますね。都市工はどうなんでしょ?

それから研究室に行く際にはアポは必須と思ってください。教授とか助教授とかいう人たちはとても忙しいので、アポなし飛び込みの学生に会ってくれるゆとりはない場合が多いです。いきなり飛び込みで行ってもだれか学生が対応してくれるとは思いますが、その研究室のおいしい所は見られない可能性が高いです。

ちなみにどんな研究室に興味があるのでしょう?紹介くらいならしますよ。
丁寧な回答ありがとうございます。
そうですね、shigさんの言う通り僕はまだ土木をよく理解していないようです。確かに物だけで都市が成り立っている訳ではありません。もっと勉強します。

今考えてるのは、社会基盤なら景観、建築なら意匠です。
興味があるのは、篠原先生、内藤先生の研究室です。
夏学期に篠原先生や内藤先生のオムニバス授業を受けたのですが、その辺から悩み始めました。
意匠・景観でありますか。
「建物」にこだわるかどうかだと思うのですが、どこへ行っても自分のモチベーションを失わずに将来を見据えていくのが重要なんじゃないでしょうか。
(とかキレイにまとめるのもナニですが、いろいろな例を見ていたりするのでつくづくそう思うわけです。)

そっち方面に進みたいのであれば、是非とも駒場にいるうちに「美」について幅広くじっくり見聞を広め自分を磨いて欲しいと思います。「美」は建築だの土木だのといった分野に独立して存在するものじゃないですから。

それから、先生方に直接メールを送るなりなんなりしてアポを取って是非とも見学に行きましょう。わたしも土木に進学する前にそういうことをしました。
ありがとうございます。
春休み中は時間があるので、是非研究室を訪問させてもらおうと思います。

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