GAS SHOPにて開催された、日本で初のエキシビジョン。旅がテーマの1つというように、会場内には、なんとロンドンから東京までの11時間に飛行機内で制作された“Made in Russia”(ロシア上空で制作しているから!)のアイマスク、Tシャツ、デッサンなどを展示。「編み棒が機内持ち込み禁止なんて、おかしいよね。それで、どうにかして代わりのものを使ってニットを作りたくて、お箸を使ってニットのアイマスクを編んだんだ」。リビングをイメージしているという空間には、畳を使ったテーブルが置かれている。畳なのに机。でも、こたつと同じ高さに設定。クッションやカバーとしてかけてあるテキスタイルのデザインは、もちろんオーベック。常にいろいろな国のトラディショナルなアイディアソースが散りばめられているが、トラディショナルがミックスされるとコンテンポラリーに変身する。それは、4人の会話、人との出会いから生まれるコミュニケーション・アートの1つの形だ。