梟倶楽部コミュの近代西洋哲学

ベーコン、デカルトあたりを始点に、マルクス手前までを範囲として区切りたいと思います。

一応、哲学ですが、経済や科学など様々な考えも取り上げられるでしょう。何処から何処までが哲学か…なんて決められないですし、まずは読んで読んで、考えて、発言して、また本に帰る。そのサイクルを継続していきたいと。

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 08月15日 11:41

近代西洋哲学に関する自分の現在までの道程を簡単に振り返ると…

ベーコンをスタートに、デカルト、ホッブズ、スピノザ。

デカルトとスピノザは手に入る文庫は9割読みました。

年代順に読んでいて、次はロックかライプニッツになるのだけど、ホッブズの3部作が、単行本で発売されたので、そちらに戻るべきかと…悩み中。

[2] mixiユーザー 08月16日 23:17

>>[1]

　私は、近代哲学が好きと云いながら、実はあまり原典を読んでいなかったりします（耳年増みたいなもの？）。

　本来はF.ベーコンから入るべきところ、『ノヴム・オルガヌム』を買ってすらいない・・・。

　デカルトは『方法序説』のみ。スピノザ、ライプニッツは完全にスルー（情けない・・・。旧約聖書を通読したら、『神学政治論考』を読む計画は完全挫折中）。

　ホッブズは『哲学者と法学徒との対話』のみ。（哲学書ではない！）
　英国経験論は、ロックの『市民政府論』（統治二論の第二論）のみ。（哲学書ではない！）

　カントは『人倫の形而上学の基礎付け（道徳形而上学原論）』、『プロレゴメナ』、『啓蒙とは何か』、『永遠平和の為に』です。（短いのが多い。）

　フィヒテは『ドイツ国民に告ぐ』。（哲学書ではない！）

　ヘーゲルは『精神現象学』（評判の悪い長谷川訳なので自慢できない上に、全く理解できませんでした。ちなみにその前に金子訳で挑戦した際は、「不幸な意識」で挫折しました。）、『小論理学』（素晴らしい著作＆講義録）、『法の哲学』（どこまで理解できたか不明）、『歴史哲学講義』『美学講義』『哲学史講義（序論のみ）』（いずれも素晴らしい。）です。

　今のところ、再開の目処は立っていません。ただ、今もっとも読みたい哲学書は、アリストテレスの『形而上学』だったりします。

[3] mixiユーザー 09月04日 00:14

京都大学学術出版会からついにホッブズの『物体論』が出た。

先行する『市民論』『人間論』に引き続き、これで3部作完結。

めでたい！

３部作については、以前も柏書房の『哲学原論/自然法および国家法の原理』が3部作を1冊にまとめて出しているのに触れたけれど、これはご覧の厚さで、さらに価格が2万円。

ちょっと…無理。と思っていたら、先日『物体論』が出て、京都大学学術出版会より本田裕志さんの訳で3部作完結。しかもラテン語からの訳！

これは買わねば。

したがって、自分の近代西洋哲学マラソンは、スピノザを終えた後、再びホッブズに戻ることになりそうです。

[4] mixiユーザー 02月23日 12:18

ちょっとネットで探すとこんな魅力的な講座が。

①「東アジアのカント哲学」:国際シンポジウム　日韓中台における影響作用史
図書紹介、講演、デスカッション
2016年2月27日（土）13:00　東京ドイツ文化センター　ドイツ文化会館ホール
参加無料、要参加登録日本語

http://www.goethe.de/ins/jp/ja/tok/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=20671730

②神秘主義とは何か哲学の中の神秘主義の系譜
慶應義塾大学教授　山内志朗
朝日カルチャーセンター　新宿教室　19:00-20:30 4/15
古代末期の新プラトン主義、中世末期のドイツ神秘主義など時代を画する新潮流になった神秘主義。その基本的構造を概観します。

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/41c41212-525d-146f-8798-56b1df4560a7

なかなか哲学系のシンポジウムにまで足を延ばせない。まだまだ勉強不足、特に基礎的文献の読了ができていないという理由から。でも足を運んでみると、どんな読み方をしたらいいのか、どんな捉え方があるのかといったヒントを貰えることも多いので、行った方がいいんだよな。

わかっているけど…なかなか。翻って、佐藤さんの講座に行きやすいのは、時事ネタと絡めて話してくれるからということが大きいのだな。それでもフォーラム神保町のころの宇野弘蔵や組織神学がテーマの講義は難しかった。

山内先生、行きたいけれど、参加するならせめて平凡社ライブラリーの『普遍論争』くらいは読んでおかないとな。

[6] mixiユーザー 02月23日 12:24

ちなみに今読んでいるのはこれ。

ホッブズ『ビヒモス』岩波文庫

会話形式で読みやすい方です。

が、イングランドの王政を擁護している内容で、歴史的背景がイマイチ不案内なので、なかなか頭に入ってこないのも確かです。読んでる傍から抜けていく…

[7] mixiユーザー 11月15日 16:40

みすず書房から出ているライプニッツの『人間知性新論』が新品同様で安く買えた。

ラッキー。嬉しい。(^o^)

しかし『人間知性新論』を読むためにはロックの『人間知性論』読まなければならないし。（しかも岩波文庫で全4巻…）

『人間知性論』の前には同じくロックの『統治二論』を読まなくてはいけない。

道筋は見えているが、歩みはノロい。哲学の道をあきらめる気はないが、なかなか前進しない。

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