Rick Howardを父に持ち、親子でシカゴからハウスミュージックを送り続けるTevo Howardがいよいよアルバムをリリースする。Tevo Howardの魅力はシカゴネイティヴならではのリアルなハウスミュージック感。80年代のシカゴハウスの流れを継ぐウェアハウス/ボックストラックからアシッドハウス、はたまたLarry Heardのような繊細で可憐な音使い.....それらシカゴハウスの魅力を持ち合わせているのが彼なのだ。
1. Pandora's Box 2. Spend Some Time (Underground Mix) 3. The Promenade 4. The Instruction (Acid Mix) 5. Autumn Spell (Top Shelf September Mix) 6. Confusion 7. Intersection 8. Move (Original Mix) 9. I Won't Lay Back (feat. Rick Howard) 10. Crystal Republic 11. Track Laboratory 12. Material 13. The Glass Ceiling 14. Data
■前回RUSHでDETROITから2度目の来日をしたLUKE HESSに続き、今回、ハウスミュージックの発祥地、シカゴで生まれ育ったTEVO HOWARDが初来日を果たす。Rush Hour傘下のHour House Is Your Rushから2009年にリリースされた“MOVE”が、2010年のJOSH WINKのDJ MIXに取りあげられ、TEVO HOWARDの名前は世界中に知られる事となる。TR-707、TR-606でつくられたオールドスクールシカゴなアシッドサウンドと、浮遊する美しいシンセのメロディは、一度聴いたら忘れる事が出来ない。それは彼の全ての作品に一貫している。
■8歳の頃からバイオリンを弾いていた彼は、1987年、13歳の時にスケートボードでの膝のけがから、療養中に兄のターンテーブルをいじりはじめた事で、DJをスタートする。その後も音楽の勉強を続けた彼は、1992年に高校卒業後、コロンビア大学音楽学部でベースギターを専攻。その後、シカゴの私立大学に94年に転入し、オーケストラでコントラバスを演奏する。そして2007年、自身のレーベル、Beautiful Granvilleをスタートさせる。自身のレーベルの他に、前述したHour House Is Your Rush、 SteffiのレーベルDolly、 Permanent Vacation、 Tracey Thornをフィーチャーした“Without Me”をRebirthから、 そして2011年はBuzzin’Flyからリリースを続けている。