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ジョルジュ・バタイユコミュのカニバルランデブー

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ひさびさのトピックスです。かなりとっつきづらいとは思うけど、
宜しくね☆

>mariさん
はじめまして。カニバリズムという単語にひっかかってしまいました。
すいません。
なんでも、食人文化では、腐りかけて黴のはえかかった腕とかが最高の味だそうで、
ヤムイモとかタロイモとかと同じような調理法だったようです。

そんで、ちょっとまえまで話題だった凶牛病ですが、
あれは脳みそかなにかにある異常プリオンってのが原因らしいのですが、
人間は人間の異常プリオンに対して、ある程度の免疫があるらしいです。
それは共食いが歴史的に行われてきた結果である。と、
言う話をきいたことがありました。
2005年08月06日
14:38
37: MaRi
 トピックズレ起こしそうですが、返信させていただきます。
「カニバリズム」については色々な文献を読みましたが
 ほとんど「グロいもの見たさ」なちょっとひらがなな名前の著者系な本でした(泣)

  そんな中で信頼できそうなものが
 「みすず書房」から出ている
「カニバリズムの秩序」です(ジャック=アタリ著)

  ココまではどーでもいいのですが
  この書によると、
  驚くべきことに、世界各国、各地域
  どこでも「人肉食」は行われていたらしいです。

  ヨーロッパでも、キリスト教普及以前は行われていたそうです。
  しかも、現代人が想像するよりかなり
  食料的には豊かで
  食糧難のための共食い(この言葉には少し語弊があるかもしれません)ではなさそうです。
  宗教的意味があったり、戦の捕虜を食べることで
  敵のチカラを自分のものにしたり、死者の霊(悪)を自分の体に封じ込める意味があったようです。
2005年08月07日
00:38
38: 糞バエ
>MaRiさん
ジャック=アタリって小耳に挟んだことがあるんですけど、
だれだっけ。
あ、これはどうでもいいのか。

世界各国津々浦々で食人が行なわれていた、しかも
食糧難以外でってすごいですね。やっぱり奴隷を食べていたん
だろうか。
やっぱりそういうのの禁止にはキリスト教がからんでくるんですね。
でもさあ、キリスト教のミサでするワインとパンの儀式は
あれは、キリストの血と肉だからね、
結局のところ共食いのシュミレーションしてるじゃん、
とずっと思っていたんだけどどうなんだろう。
気になります。

コメント(14)

人肉は2本足の羊というタイトルで最近まで中国で
売られていた。

デュオニソス信仰では儀式時に巫女が幼児を食べてしまう。

などなど、気になることがもりだくさんですが、
なんか知っているひとがおられればお願いします。
一応バタイユとは関連あります。。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0

ウィキぺディアにも少し載っていた。
はじめまして。
日本ではパリでオランダ人女性を殺し、食べてしまった佐川一政が有名だと思うのですが、彼は本当は「自分を殺して食べてもらいたかった」ようです。皆さんはその矛盾についてどう思われますか?是非意見を聞きたく書きこみしました。
チンパンジーにカニバリズム文化があるのはよく知られた話です。
母親から集団で子供を奪い取り殺してから、頭やお尻からかぶりついてしまう。さらに物乞いに来たチンパンジーと分配までするんですね。で、興味深いのは取り巻きのチンパンジーが異常興奮して騒ぎ立てるらしいと。まるで祭りか呪術的光景にもみえるといわれているところです。これが文化なのか遺伝子的に規定されたある種の行動様式かどうかは分かりませんが、こうした思考、行動パターンはヒトにないとはいえないのではないですかね。
長いから三回分けで
>ハマータさん
今の北朝鮮もそうなんだ。「社会主義政権下のロシア」これはヤバいですね。
シャラポワみたいなのもいたんだろうな。食べたり、食べられたりした中に。
まあ繰り返しになりますが、キリスト教普及以前の時代や地方では、貧困以外に社会的意味に於いて人肉食が行われてきていますね。
http://www.geocities.jp/honmei00/zasugaku/jinniku.html
フィジーでは最近まで行われていて、調理法まできちんとあったみたいです。
>イカさん
佐川一政の事件に関しては、俗説どおり、身体的コンプレックスから、
美しく、「自分より大きな肉体を持つ白人女性を所有したい願望」の倒錯
としてのレイプ殺人、食人だと思っていました。僕はあまりこの事件には
詳しくないし概要くらいしか知らんのですが、貴重なレスポンスに意見を。
佐川一政氏が被害者女性のセクシャルのな部分(おっぱい、お尻、大腿部等)を
重点的に食べていることからも、レイプ(しかもネクロフィリー)していることからも
身体的コンプレックス補完の為の性的所有や、単に所有欲の倒錯っていうのは想像しやすいですよね。
しかしながら、性的所有の行為と「食べる」という行為はかなり近い物がありますね。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=17059859&owner_id=80199
これはだいぶ前に書いた小説の断片の一部ですが、僕はこんなふうに感じました。
多分、挿入未満までの性行為は血糊を使えばそのままカニバリズムですね。
じゃあ、『自分を殺して食べてもらいたかった』という逆は、どう結びつくのか。
気持ち悪い画像つきなのでリンクもとは省きます。
『三歳の頃に叔父と、「人食い鬼」に食べられるという設定の遊びをしていた。』
という取調中の記述からは、いろいろ想像力をかき立てられますが、そのとき
どう感じていてそれが好きだったかどうか等がわからないため、有効な素材には
なりそうもないですな。
しかしながら、身体的コンプレックス補完の為の倒錯行為を軸にしても、この
願望はそんなに難しくはない感じがします。
彼はコンプレックスの補完をしたいわけなので、食べる、犯すことで所有することも、
「美しく、完成した肉体」から食べられることで所有されることも大差はないはずです。
食べられることによって「美しく、完成した肉体」と同一化することは、補完された
肉体をもつことと同じなのではないのか。
従属による逆説的支配を嗜好するマゾヒストと似た転倒ではないのか。そんな風に思います。
例えば、男の子は射精前後の短時間しか、ちゃんと気持ちよくないため、女の子が快楽に
浸っている姿をみることで、充足感や快楽を得ようとすることや、(まあ他にも目的は
あるけどさあ)首を絞めたいのと、絞められたいのは結構にていることとか
(これもシモーヌが神父の首を絞めて射精させるシーンからもわかるとおり、別の目的があるけど)
まあとにかく、佐川一政氏がどちらを(食べたい/食べられたい)本来的な願望として、
認識していたのかはともかくとして、欲望のルートは同じである。と、そんなかんじで
どうでしょうか。
>narcoさん
この書き込みやばいなあ。チンパンジーにカニバリズム文化って初耳かもしれないです。
チンパンジーよりも知能が発達しているとされている、ボノボという種では、
性交渉が集団のコミュニケーションになっていて、人間でいうところの、
フェラチオやクンニスリング、近親相姦やまあたくさんの不謹慎なことが行われていますが、
決定的に人間と異なるのは、「タブーの侵犯としての性行為ではない」
という点です。まあ、実際に彼らに聞いた訳じゃないからわかんないけど、禁止の敷居値
は低い/無いのではないかと予想されます。ということで、バタイユのいうところの
エロティシズムではないといえるのではないのでしょうか。
動物との差異の記述があった気がしたけど忘れちゃった。
で、問題の、「興味深いのは取り巻きのチンパンジーが異常興奮して騒ぎ立てるらしいと。
まるで祭りか呪術的光景にもみえるといわれているところです。」
って部分ですが、まあ僕が興味あるからって理由で勝手な近似値を作ると、
狂躁(オルギア)ってことに似ていないか。以下ジョルジュバタイユ/エロティシズムから

「狂躁に於けるエロティシズムは、その本質に於いて危険な過剰なのである。このエロティシズムの
爆発的な伝染は、生のすべての可能性を無差別に脅かす。古代ギリシアの原初の儀式に於いては、
ディオニュソスの巫女たちが、凶暴な発作にかられて自分達の幼児を生きたまま貪り食うことが
求められていた。」

何度読んでも、全身の毛穴から油汗が出そうな記述ですが、チンパンジーの異常興奮と儀式性と
少なからず近似値が認められはしないでしょうか。
ここでも決定的な差となるのは、「死」に対する、認識とタブーの敷居値でしょう。
チンパンジーに於ける「死」は人間に於ける死とは違うといいます。
例えば、子供が死んでしまった母猿は子供の死体を骨になるまで持ち運ぶことはあっても、
他の猿がその行為に共感することは無いし、埋葬もしないといいます。
さらにチンパンジーには聞けませんが、手話のできるボノボのココに聞いてみた記述があるので引用。

「ココはゴリラの骨格図を見せられ、「それが生きているか死んでいるか?」と尋ねられ、適切に
「死んでいる、さようなら」などと答え、続いて「ゴリラは死ぬとき、どう感じる、幸せ、悲しい、それとも怖い?」と尋ねられると、「眠る」と答えている。ココは死を平和で安全なものとして受け止めている<中略>死に対する不安というものがあるように全く見えない。」

と、いう風に、人間とは「死」のタブー性が異なっている。まあ、このひとはチンパンジーじゃないし、
類人猿一般より遥かに多くの言語をあつかうので、自意識レベルもちがうだろうし、人間と一緒に生活
してるから、一般化するのもどうかとは思いますが、まあとにかく結論を出すと、
チンパンジーの狂躁は禁止と侵犯の構造は薄いものの、その原点的な行動様式っぽい。
となりました。
ちゃんとした研究したら違うかもしれないけど、文献による考察だとこんな感じです。
>MaRiさん
その括りはオッケーだと思います。
上のほうのウィキペディアのリンクにこんな感じで
括られてるし。
これについてはまあ、ネット以外の参照をあんまりしていない為、他に意見あれば有り難いですが。

カニバリズムでここまで盛り上がれるのはすごいですねー。
いやー、ボノボの話し、非常に興味深くは読ませていただきました。

ボノボは奥が深いですね。

過剰に兵器を開発・製造しているアメリカは、「人食い」も同然でしょうけどね。
キリスト教普及以後も、ヨーロッパ社会(このくくりもどうかと思いますけども)カリバニズムはなくなっていないのではないか。と勝手に予測するのですが、ご存じの方、教えて下さいませ。

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