▽「The Princess and the Frog」(ディズニー製作、09年クリスマス全米公開) ニューオーリンズを舞台にミュージカルセットが組まれた、ロン・クレメンツとジョン・マスカー(「リトル・マーメイド」「アラジン」)共同監督によるトラデッショナルなディズニー・アニメ。カエルのプリンスとプリンセスのラブストーリーで、ランディ・ニューマン作曲のメロディに合わせ、カエルやワニが歌う。アニカ・ノニ・ローズ(「ドリームガールズ」)がディズニー史上初のアフリカ系アメリカ人の主演声優に挑む。他の声優にジョン・グッドマン。
▽「Toy Story 3」(ピクサー製作、2010年6月18日全米公開) 前2作の監督ジョン・ラセターがプロデュースに回り、リー・アンクリッチ監督(「トイ・ストーリー2」「ファインディング・ニモ」)とマイケル・アーント脚本(「リトル・ミス・サンシャイン」)で、「トイ・ストーリー2」のその後を描く。アンディが大学生になり、彼のおもちゃ全部が託児所に預けられ……。ウッディ(声トム・ハンクス)とバズ・ライトイヤー(声ティム・アレン)たちの冒険が再び始まる。新キャラクターとしてバービー人形ケンが登場。音楽はランディ・ニューマン。なお、同作公開前に前2作の3D版が09年10月、10年2月に全米公開。
▽「The Bear and the Bow」(ピクサー製作、2011年クリスマス全米公開) 神話の国スコットランドを舞台にしたアクションアドベンチャー。王家の娘メリンダ(声リース・ウィザースプーン)のマジカルな冒険を描く。王の父の声はビリー・コノリー、母の声はエマ・トンプソン。「美女と野獣」「カーズ」の脚本家ブレンダ・チャップマンの監督デビュー作(ピクサー初の女性監督)。
▽「King of the Elves」(ディズニー製作、2012年クリスマス全米公開) フィリップ・K・ディックが53年に発表したファンタジー短編小説「妖精の王」の映画化。ミシシッピデルタの森の中から出てきたエルフに、王にさせられたごく普通の男の物語。 監督は「ブラザー・ベア」のアーロン・ブレイズ&ロバート・ウォーカー。