シャリオグランディス党コミュのタイヤの規格

タイヤにはロードインデックス（LI）ってのが設定されてます、他には速度記号ってのもあるんですが、これはアルファベットで表記されてるんですが、これはほっときます
でこのLIってやつなんですが、これはそのタイヤに負荷できる最大負荷能力を示していて、タイヤに表記されてるサイズの後に、90だの92だのと表記されてると思います、ちなみにその後のアルファベットが速度記号です。
で、これは日本タイヤ規格（JATMA規格）だとLIが90で600kg、92で630kgとなります、もっと一杯ありますが書いてるときりがないんで意味だけ理解して下さい(^0^)
で、これはタイヤの規格でスタンダード規格になります
輸入タイヤには米国タイヤ規格（TRA規格）と、欧州タイヤ規格（ETRTO規格）があります
でタイヤサイズのLIと速度記号の表記の後にXLと表記されたタイヤがあるんですが、エクストラロード（XL）規格と言って、タイヤの構造を強化したもので、強化されてる分タイヤの空気圧を高めに入れる事ができるので、スタンダード規格の物と同一サイズでも高い負荷能力が設定されてると言う訳です同じ物でレインフォースド（RFD）規格ってのもあります
そこで、スタンダード規格の物より高い負荷能力を発揮するXL、RFD規格のタイヤなんですがスタンダード規格の物と同じ空気圧では負荷能力が低いので高くする必要があるんです！
例えば、スタンダードの215/45-17と、XL.RFD規格の215/45-17では同じ210kPaの空気圧だと、スタンダードが505kgに対しXL.RFDだと475kgしかありません、-30kgですがこれは1本なので車のタイヤは4本付いてますよね！ ってことで-120kgの差になります、この差を埋める為にXL.RFD品の空気圧を230kPaにしてあげると負荷能力が510kgまであがるので差が埋まります！
なので、スタンダード規格のタイヤからXL.RFD規格のタイヤに変える時は同じサイズでも空気圧は高めに入れる事が必要です
で、このXL.RFD規格のタイヤでインチアップする場合、例えば195/65-15 91Hから215/45-17 91W XLに交換する場合、195の方はは指定空気圧が220kPaで負荷能力は585kg、同じ空気圧だと215のXL規格の方は495kgしかありません、そこでXL品の空気圧を高くする事でその差を埋めます、この場合だと215の方を280kPaまで上げてあげると負荷能力は600kgになります、そういった感じで空気圧を高くしたりするのです
って事は空気圧は高ければいいんやと思う方もいると思うのですが、ダメなんです、まず普通タイヤで300kPa以上入れるのはタブーです、風船に空気をパンパンに入れてるのと、適度に入れてるのとではどちらが割れやすいか……そういう事です(>_<) それと空気圧が高くなればタイヤは丸みを増します、って事は地面との接地面が少なくなるので、グリップ力が落ちたり、制動距離が延びたりしますw(ﾟoﾟ)w
で、空気圧が低過ぎると接地面が大きくなってしまい抵抗が増えるので燃費が悪くなったりハンドルが重くなったりします、１番怖いのは空気圧が低すぎるまま高速走行等してしまうと、タイヤが波打ちながら回転して、最終的には裂けて飛び散ります！！ それがフロントタイヤで起こってしまうと、セナでもプロストでもマンセルでも回避不可能でどっかに突っ込みます！！（年代モロばれｗ）
って事でなんでもバランスが大事です
タイヤの空気（酸素）は自然と抜けていきます、パンクしてなくてもゴムを通り抜けていってしまうんです…なので月に一度は適切な量入ってるかチェックしましょう！！
ちなみにチッソガスはゴムを通り抜けてかないんでその点では安心ですが、パンクしてしまえばもちろん抜けていきますし、中の酸素とチッソとを完全に入れ換えないと、残ってる酸素はゴムを抜けていきます、完全に入れ換えるとなると、2、3回は同じ行程を繰り返す必要がありますね、それでも完全ではないかもです(ｰｰ;)
ちなみにスタンダード規格の物でインチアップする場合は基本的にLIの数字が大きければ同じ空気圧でも負荷能力は高くなりますので、標準サイズのLIより数字が小さくなる場合は空気圧を高くする必要があります
引っ張りタイヤについては想定外の事になるので、専門ショップでのアドバイスを参考にしたほうが良いです
と、長くなってしまいました…ちなみにガソリンスタンドやショップとかに置いてあるタイヤメーカーのカタログにLIや速度記号の事は記載されてるので、一回見てみて下さい！ 自由にお取り下さい物なので、持ってて損は全くないですよぉ(^0^)/