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Tail'zコミュのわずかな兆しがあること願って

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一昨日は吉祥寺マンダラ2ライブへ、多くの皆様にご来場していただき、メンバーと感謝の気持ちでいっぱいの夜でした。

多くのご配慮、本当にありがとうございました。


先日のブログ上でも話題にあげさせていただいた通り、春先のワンマンライブを筆頭に、キャリアあるミュージシャンの皆さまと私たちとの意気疎通が出来ていないパフォーマンスによって結果、構築感のないサウンドを見事に見抜かれてから半年…
今回はその状況に対してのリベンジライブでした。

今回のライブは、監修の立場にある私にとっても一つのカケをさせていただいただけに
三日たった今も、情けない話ですが心身共々疲れ果ててしまったままです。

前回の同メンバーライブで、リスナーの皆様からいただいた様々なご意見を半年間、深刻に受け止めて考え反省し、キャリアあるミュージシャンによって放たれる威嚇とプレッシャーにどう動じないで、核心に迫った演奏を打ち出すか…

その行動によっていざ、心苦しい対応や軽蔑、もっといえば、揚げ足とられても、上下関係に左右されることなく存在する本質と、ゆるぎない信念を突き通す覚悟で歌い、演奏させていただきました。

その反発を恐れないで、自分の瞬時的に必要と思ったこと、またそのままの自分のスタンスをやり抜いた姿勢は特に、リスナーの皆さまと共感し合えた部分でもありました。
結果、4月より共感によるご意見をいただけたこと、
メンバー含めた私たちにとって、忘れられない時間となりました。
何かを乗り越えるうえでの土台とも感じておりました。


・・・ただ、やはり従来の表面的とも言えるしきたり及び型を軸にそって演奏されている共演ミュージシャンからは、型もへったくれもなく、守りの漂う空気感を真っ向から崩し再構築する姿勢で行った今回のライブ、言い換えれば

「予定通りに行かなかった状況」

に対し、真っ向から否定的意見がうち放たれました。

「パフォーマンスに重点を置き過ぎで自然じゃなかった。テイルズの前のバンドの方がずっと自然だった」

と、守りの方向にひたすら止まろうとする姿勢に疑問すら持たない立場からの意見を第一声に浴びてしまった瞬間、私の中でそのご意見に対し言わざるを得ない覚悟が湧きあがったの同時に、以下のやり取りがはじまりました。


「申し訳ありませんが、半年前のライブより本日の内容のほうが、ずっと聴き手にも共感していただいたようです、私も同じ気持ちです」

今だから言いますが、今回のベテランミュージシャンの方々にたいしては特に、私たちの唯一の配慮と姿勢として、
半年前のLive内容によるリスナー離れの実態を伝えることすらしないまま、
根本問題は解決されなくとも、参加メンバー全員の良さが引き立つように、そして個々の出演者のマイナスがプラスとなって伝わるように、一体どうしたらいいのか・・

1番肝心な問題をやり取りできないリスクを背負いながらも、
寝る時間を惜しみ、本番直前まで考えぬいて舞台に立っていた私たちの気持ちすらも察しないで、
批判のための批判を繰り広げられる状況に、もう限界を感じてしまったのが正直な気持ちです。

その気持ちを境に以下の展開となります。


「お客の意見はどうでもいいんだよ、お客に媚びるのはよくない」

と、その後もミュージシャンからすぐに意見が返ってきました。私もやめることなくまた返します。

「申し訳ありませんが、私にとってお客様の意見は、自分の作品を作り上げていく上で最も重要な内容であり、お客様の意見がどうでもいい訳がありません。
私はリスナーに媚びているのではなく、聴き手感じる内容と自分がその立場に立った時の気持ちが100パーセントでなくとも近くなることが最も重要だと思っております。
作品を作り表現していくことは、舞台上でいえばリスナーと内容を放つ自分達とのコミュニケーションの場であり、そこには相手の立場に置き換える「客観力」という能力が必要不可欠になります。
よって絶対にお客様の意見がどうでもいいわけが絶対にありません。

そして冒頭で「自然でない」とおっしゃいましたが、それを言われるなら、本当の「自然」が何なのかお分かりなのでしょうか、

自分でいうのも何ですが、私にとって作品を作ることは、自分の素に正直なることが第一鉄則であり、そのままの姿で創作に向かわなければ個性追求はできないのです。

よって、舞台上の私は演出ではなくその瞬時に湧き上がった私の正直な姿です。むしろ演出したら今のような表現はできません。

その状況をそれでも「自然でない」とおっしゃるのであれば、むしろ以前私が言われた

「演奏後の”ありがとうございました”は、演奏が終わって15秒後に言わなければいけない」
また
「MCではこういうことを言うべきだ」

といった意見ほど、私にとって不自然なものはないんです。

本当の自然な姿は、周りからどう思われようと、それが傍目からみて品がなくかっこ悪い姿であっても、それが今時点での自分の実態であれば恥じらいを恐れずに自分のありのままの姿を勇気もって出していくべきです。

よって、先輩ミュージシャンの皆さまが私に言ってくるパフォーマンスへのアドバイスほど、一番不自然なことはありません」


本来ならキャリアあるベテランに対して、言ってはならない内容であり態度だったのかもしれませんが、
やはり、自分が本当にゆるぎない確信のもとによる考えであるなら、そして相手の立場がどうであれ矛盾多き内容であるなら、やはり「その場の一時的なごまかし」なんかせず、勇気もって伝えるべきなのではないか…と思い、
強い意思と覚悟を持って言わせていただきました。

あと先どうなろうと、やはり表現の本質でない「決まりごと」「遠慮」に加担してはいけないのであり、、
この矛盾による分厚い壁を薄くしていかない限り、
この音楽業界そのものが腐ってしまうのは間違え出ない、とも痛感してしまいました。

半ば、取り返しのつかない状況だと思っていた矢先、私の意見と内容に対して、思いがけなかったひとことがありました。

「僕の年になると、だれも何も言ってくれなくなるので、はっきり伝えてくれたのはありがたい」

と、おっしゃっていただいた瞬間、ほんのわずかではありますが、気持ちの奥に根付いた閉塞感が少しだけ緩和されるのと同時に、兆しを感じる自身の姿がみえました。

相当の覚悟を持って伝えさせていただいた内容だっただけに、
相手が本当の意味で私の伝えたい本質を受け入れることがこの先ずっと実現不可能な状況かもしれなくとも、
唯一、上記の一言だけでも聞けたことで、わずかではありますが、年代関係なく良質な環境とサウンド構築できる希望がまだあるのかもしれない…と、憤りだけだった気持ちに救いを感じさせていただきました。

「私の立場からは、もしかしたら不可能かもしれないけれど、年輩ミュージシャンと次世代との立場が、差別なく歩み寄れる可能性がまだありそうでよかった」

と率直に思いました。
まだまだ折り合いをつけていくまでの道のりは相当長い道ではあっても、展望がないわけでないことが分かっただけでも、勇気振り絞って伝えていけた状況があったこと自体に、深く深く感謝申し合げます。


あと少しで今年も終わってしまいますが、様々なやり取りの中で心が痛くなるような経験だったことも含めて
来年には経験則として生かしていけるように、年内つぱっしっていきますので
変わらぬ応援、宜しくお願い申し上げます。

テイルズサウンドを応援してくださるリスナーの皆さまに
心から深くお礼申しあげます。
本当に本当にありがとうございました!


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