BATTLE TALK RADIO アクセスコミュの20061127教育再生会議がいじめ対策の緊急提言を議論。「いじめた側の児童・生徒を出席停止にする」という提言にあなたは賛成ですか？反対ですか？

ＴＢＳラジオ「アクセス」

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今夜のアクセス。

今日のトークパーソナリティは、えのきどいちろうさん。
ナビゲーターは、渡辺真理さんです。

●今日のテーマは、
　『教育再生会議が“いじめ対策”の緊急提言を議論。
　　　「いじめた側の児童・生徒を出席停止にする」という提言に
　　　　　　　　　　　　　　　あなたは賛成ですか？反対ですか？？』

◎安倍総理が肝いりで作った「教育再生会議」。
　いじめを苦にした小中学生の自殺が相次いでいるのを受けて、
　この教育教育委員会は緊急提言をまとめる作業に入っています。
　
　緊急提言の骨子は・・・。
　「いじめた児童・生徒に対し、出席停止など厳しい措置を取る」
　「教員によるいじめを懲戒処分の対象にする」
　「いじめ問題が起きた学校に支援チームを派遣する」
　「体罰のあり方の見直しを検討する」
　といった内容なんです。

○この中から、
　「いじめた児童・生徒を出席停止にする」という提言について、
　　今日は皆さんと考えてみたいと思います。

◎今回の「いじめた側を出席停止にする」という提言について、
　教育再生会議の担当室長でもある義家弘介さん（ヤンキー先生）は、
「なぜ、いじめられた被害者が学校に
行かないという自分の人生のマイナスを選択せざるを得ないのか。
　いじめた人間をまず教育すること。出席停止ということは、
　　単純な線引きではなく、出席停止にして教育するということ」
と話しています。

○実は、現行のルールでも「出席停止」は本来可能なんです。

学校教育法で、
「他の児童の教育に妨げがあるとき」は、市町村の教育委員会は、
その保護者に対して、児童の出席停止を命じることができると
定めています。

具体例として、
傷害、心身の苦痛、財産上の損失などを与える場合があげられていますが、
小学校での適用は、０２年度以降１件もなく、
中学校でも、０２年度３７件、０３，０４年年度ともに２５件の適用に
とどまっているなどマレ。

○ただ、これまでは、
言葉などによる「いじめ」によって出席停止になるケースは殆どなく、
今回の提言では、暴力行為がなくても、明確な「いじめ」があった場合、
厳格に出席停止を命令できるようにするというものなです。

◎一方、教育再生会議の中には、
「事後的な対策を羅列しても効果は限られる」
「いじめた側の生徒のケアも必要である」などの慎重意見も出ています。

　　　　
●今日は、「いじめた側を出席停止すること」をめぐってのバトルトーク。

・今回の提言を、どう思いますか？
・いじめる側の抑止にはなるのでしょうか？
・いじめであるかどうか、
　誰がいじめたのかなどの判断は、やはり先生が？
・いじめが、より陰湿化したりはしない？
などなど。

ぜひ小中学校の学校の先生からの電話をお待ちしています。
学校現場の具体的な様子を教えてください。（匿名でもＯＫです）

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