BATTLE TALK RADIO アクセスコミュの20061002半年後にスタートする年金分割制度を考えます。専業主婦が離婚時に夫の年金の半分を受け取れるというこの制度の導入を、あなたは歓迎していますか？

今夜のアクセス。

トークパーソナリティは、コラムニストのえのきどいちろうさん。
ナビゲーターは、渡辺真理さんです。

今日からインターネット・ストリーミング放送を実施しています。
普段、番組が聴けない地域の方でも、インターネットから「アクセス」が聴けます！

●さて今日のテーマは、
　『半年後にスタートする年金分割制度を考えます。
　　　　専業主婦が離婚時に夫の年金の半分を受け取れるという
　　　　　　　　　　　　　この制度の導入を、あなたは歓迎していますか？』
◎まずは、年金分割制度について説明しましょう。

○この制度を分かりやすく言えば、年金についても、
専業主婦の「内助の功」を認めるようにしたものなんです。

来年４月以降の離婚が対象で、専業主婦でも、
会社員である夫の厚生年金、または公務員などの夫の共済年金について最大で２分の１を受け取ることが出来る、という仕組み。

ただ分割割合については夫婦の合意が必要で、
合意できない場合には裁判所に決めてもらうことになります。

○現行の制度では、
夫に扶養されている専業主婦など「第３号被保険者」は、
老後の自分名義の年金は、基礎年金（満額で月額６万６０００円）だけ。

離婚時に、夫の厚生年金を分割することは制度的には可能だったが、強制力はなく、夫が拒否するケースも多く、
経済的な理由から「離婚をちゅうちょ」という人も多かった。

◎気になるのは、この制度導入で、
　どのくらい離婚が増えるのか、ということですが、
　既に雑誌などでは「熟年離婚時代に突入」などの文字が躍っています。

○第一生命経済研究所は、
来年の春の年金分割の導入を待っている「離婚予備軍」は、
　４万２０００組もいると推計しています。

○実際、離婚件数は、２００２年をピーク減少に転じています。
特に、熟年層の離婚が、突出して減少率が高い。
専門家も「年金分割のスタートを待っているだけ」と指摘しています。

○実は社会保険庁では、半年後の導入を前に、今日から、
離婚にともなって、相手から、いくら年金を分けてもらえるかを通知するサービスを始めています。

５０才以上が対象で、配偶者に知られることなく、見込額を知ることができる。

●今日は「年金分割制度」を皆さんがどう見ているのかで、バトルトーク。

・この制度に興味を持っているでしょうか？
・正直、自分の奥さんの動きが気になったりしてますでしょうか？
・また「熟年離婚」は他人事ではない、なんて思っているのでしょうか？

などなど。
今日は、ぜひ皆さんの正直な御意見をお聴かせください。
もちろん、匿名でも構いませんので。

　番組へのアクセス、よろしくお願いします。