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再生医療・万能細胞コミュのノーベル医学・生理学賞に山中伸弥さんと英国ジョン・ガードンさんが授賞

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121008/t10015593171000.html
NHKNews:ノーベル医学・生理学賞に山中伸弥さんと英国ジョン・ガードンさんが授賞
10月8日 19時7分

ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんと、いったん成長した細胞にも受精卵と同じ遺伝情報が含まれることを発見したイギリス、ケンブリッジ大学のジョン・ガードンさんが選ばれました。日本人のノーベル賞受賞は19人目で、医学・生理学賞は昭和62年以来2人目です。「授賞理由は細胞の初期化」

山中さんは大阪市生まれで50歳。
神戸大学医学部を卒業し、大阪市立大学の大学院で薬理学を学びました。
平成5年にアメリカに渡り、グラッドストーン研究所で遺伝子の働きに関する研究に取り組みました。その後、奈良先端科学技術大学院大学の教授を経て、平成16年に京都大学の教授になり、現在は、京都大学の「iPS細胞研究所」の所長を務めています。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33507195&comm_id=3541871
山中さんは、特定の4つの遺伝子を皮膚の細胞に組み込んで心臓の筋肉や神経などさまざまな細胞に変化する「初期化」を起こし、まったく新しい「iPS細胞」を作り出すことに世界で初めて成功しました。

一方、今回、山中さんと同時に受賞することになったイギリス、ケンブリッジ大学のジョン・ガードンさんは、いったん成長した細胞にも受精卵と同じ遺伝情報が含まれることを発見しました。
ガードンさんは、1962年に行った実験で、カエルの卵から核を取り除き、代わりにオタマジャクシの細胞の核を移植しても、卵がそのまま成長することを示しました。
いったん成長した細胞の核でも、卵の中に入れることで、受精卵の細胞核と同じような状態になる、「初期化」が起きるとした世界で最初のケースでした。

こうした業績から山中さんとガードンさんは、3年前、アメリカでもっとも権威のある医学賞、「ラスカー賞」を同時に受賞しました。ラスカー賞の受賞が決まったときの記者会見で山中さんは、「身に余る光栄で、この分野の父と呼ぶべき人と、ともに受賞できるのは格別の思いです」とガードンさんへの敬意を込めて喜びを語っていました。
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カロリンスカ研究所、「発見は研究に革命起こした」
10月8日 19時26分
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞理由について、選考に当たったスウェーデンのカロリンスカ研究所は「成長し、それぞれの役割を果たしている細胞が体のあらゆる臓器や組織になる『初期化』の仕組みを発見したこと」を挙げています。
カロリンスカ研究所は「2人の発見は、細胞や体の組織が成長していく仕組みの研究について革命を起こした」と説明しています。
そして「教科書が書き換わることになり、科学者は初期化を行うことで、病気がどのように起きるかや予防や治療について研究する新しい手段を得ることができるようになった」としています。
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「共に評価された2人の研究者」
10月8日 18時59分
今回、山中さんと同時に受賞することになったイギリス、ケンブリッジ大学のジョン・ガードンさんは、1962年に行った実験で、カエルの卵から核を取り除き、代わりにオタマジャクシの細胞の核を移植しても、卵がそのまま成長することを示しました。
いったん成長した細胞の核でも、卵の中に入れることで、受精卵の細胞核と同じような状態になる、「初期化」が起きることを初めて示しました。
その44年後の2006年、山中さんはマウスの実験で「iPS細胞」を作りました。
ガードンさんの示した細胞の初期化が特定の4つの遺伝子を細胞の核に入れることで可能になり、皮膚の細胞が受精卵のように、体のあらゆる組織や臓器に変わることを世界で初めて示したのです。翌年には、ヒトでもiPS細胞を作ることに成功し、山中さんはヒトの細胞でも初期化が起きることを証明しました。

こうした業績から、山中さんは、3年前、ガードンさんとともに、アメリカでもっとも権威のある医学賞、「ラスカー賞」を同時に受賞しました。受賞が決まったときの記者会見で山中さんは、「身に余る光栄で、この分野の父と呼ぶべき人と、ともに受賞できるのは格別の思いです」とガードンさんへの敬意を込めて喜びを語っていました。
2009/09/14ラスカー賞授賞
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=46281843&comm_id=3541871

また、ことし6月、山中さんが大会長を務め、横浜市で開かれた国際幹細胞学会では、ガードンさんが、初日の冒頭で講演を行い、初期化の仕組みについて、研究の進展を報告しました。
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.患者会「感無量 実用化期待」
10月8日 19時40分
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれたことについて、iPS細胞を使った治療法の研究が進んでいるパーキンソン病の患者会の中村博会長は、「パーキンソン病の患者はこれまで治療法がなかったが、iPS細胞で治療ができるようになることに大きな期待を寄せている。山中先生がノーベル賞を受けられたことは、私たちも自分たちのことのように感無量でうれしく、おめでとうございますと伝えたい。今回の受賞によって、実用化に向けての研究が加速度的に進むことを期待したい」と話しています。
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利根川さん「かなり早かった」
10月8日 19時40分
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれたことについて、昭和62年に日本人で初めて医学・生理学賞を受賞したアメリカのマサチューセッツ工科大学の利根川進さんは、「ノーベル賞を受賞できる研究成果であることは確信していた。問題はいつかということだったが、普通は対象となる発見をしてから10年ぐらいかかると言われているので、今回はかなり早かったと思う。今後、基礎研究から応用へと大きく広がる研究だと選考委員会は理解したのだろう。ほんとうによかった」と話していました。
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ノーベル賞受賞 各地で喜びの声
10月8日 19時26分
ノーベル医学・生理学賞の受賞者に京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれたことに、東京・渋谷でも喜びの声が多く聞かれました。
*高校3年生の男子生徒は「ニュースなどで見てすごい研究だと思っていたので受賞者に選ばれたと聞いてうれしく思います。今後の医療の発展につながるよう期待しています」と話していました。大学4年の女子学生は「iPS細胞についてはあまりよくは知りませんが日本人からノーベル賞の受賞者が出たことをとてもうれしく思います」と話していました。
*恩師「研究のインパクトが強かった」
山中伸弥教授がまだ無名だったころ、その研究の意義を認め研究費を出すなど支援した大阪大学の岸本忠三特任教授は、「画期的な原理原則を見つけたのでもらって当然だと思う。突拍子もない考え方だがうまくいけば偉いことやなと研究の支援をした。研究は研究自身とやる人のインパクト。そのインパクトがやはり強かった。この研究はいいなあと一番最初に思った1人ですので受賞は非常にうれしいと思います」と話しています。
*iPSの研究仲間も祝福
山中さんが以前、所属し、iPS細胞を作り出す基礎となる研究を行った奈良先端科学技術大学院大学では学長などが会見し、祝福のことばを述べました。
ノーベル賞の受賞が決まった山中伸弥さんは、平成11年、37歳の時に奈良県生駒市にある奈良先端科学技術大学院大学の助教授となりました。
ここで初めて独立した自分の研究室を持ち、生物の体を形づくる細胞からさまざまな組織や臓器になる細胞を作り出す「細胞の初期化」をテーマに研究を進め、のちにiPS細胞を作り出す土台を築きました。平成15年には教授に就任し、よくとし、京都大学に移るまで、この研究機関を拠点に研究活動を進めました。会見の中で奈良先端科学技術大学院大学の磯貝彰学長は、「山中先生がiPS細胞の研究を進めた大学の学長として、大変うれしく、めでたく思います。山中先生をはじめ、一緒に研究にあたった人に心からお祝い申し上げます。山中先生は本学の誇りです」と祝いのことばを述べました。また、山中さんが所属した「遺伝子教育研究センター」のセンター長を務めていた河野憲二教授は、「成果が出るのにもっと時間がかかる研究だと思っていた。これだけ早いスピードで研究が進むのを見たのは初めてだった」と述べました。
そのうえで、「山中先生がこの大学にいたときのことはつい先日のように思い出されます。ノール賞の受賞は自分のことのようにうれしいです」と喜びを述べました。
奈良先端科学技術大学院大学は、iPS細胞を作り出した功績から、おととし山中さんに「栄誉教授」という称号を授与しています
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皆様、「山中伸弥さんを応援する会」も御覧頂ければ幸いです。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3541871

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