.:.恋のみっくすどろっぷす.:.コミュのナッツ恋愛野球講座(２)

前回は思いのほか夢中で書き込み過ぎ文字数overで尻切れ蜻蛉になり失礼しました。さて、早速第２段。今回は、恋のライバル物語。張本勲は、日本プロ野球会で、最も安打(=ヒット=前に球を打ち返して一塁ベースに到達する事)を放った男である。現時点では、イチローよりも多い。広島県出身。浪商卒。晩年、巨人に移籍した。長嶋茂雄の引退で世界のホームラン王、王貞治はスランプに陥った。監督長嶋は、同じチーム内に好敵手が必要と考え主力選手を多数交換してまで張本を獲得した。張本加入で王は復活した。王貞治は、人前で唯一号泣したのが昭和４９年の長嶋茂雄の引退試合終了後だった。巨人が九年連続日本一になった二人の立役者は互いに尊敬仕合い好敵手=ライバルでもあった。大事過ぎる人を失うと世界の王でも精神的バランスを失った。長嶋茂雄の引退式で交わされた二人の短い会話を紹介して今回を閉めます。『チョーさん(長嶋のあだ名)お疲れ様』『有難う、ワンちゃん(王のあだ名)』
二人の好敵手は、初代、二代目の日本代表監督になり長嶋は脳溢血、王は胃ガンで全摘出。自分をここまでしてくれた野球会に対する恩返しの志し半ばで二人とも倒れた……