江古田小コミュの自己紹介！

なんだか私が一番年を喰っているようですね。

昭和31年度から36年度まで通っていましたよ。（そのあと七中へ。）
♪　われら、われら、われら、江古田小学校　♪
思い出すねえ。

当時は木造校舎でね、床板に油を塗ってあった。
ところどころ床板が折れていて危険だった。
暖房は石炭を使うダルマストーブ。途中でコークスになった。
夏は暑かったねえ。でも風通しが良かった。

そうそう、野球が盛んでね。
休み時間になると、校庭のあっちでもこっちでも野球が始まった。
ドッジボールやめちゃぶつけも盛んだったね。
女の子はゴム段か石けり。石けりは男女一緒によく遊んだ。

野球クラブが出来た。だれでも入ることができた。
近所のガラス店の国森さんという優しい小父さんがコーチでね、
ホームランでガラスが割れたらタダで取り換えるって国森さんが言ってた。
だけど、そんなに飛ばす子はいなかった。

授業が終わって帰るころ、校門の前に時々露店が立った。
ひよこだとか、かえる、へび、クワガタなどを売っていた。
型粘土屋もよく来ていたね。
お金を持っていないから、
「おじさん、お金持ってくるから待っててね」なんて言って、
あわてて家に戻ったもんだ。

氷川神社の祭も、子どもたちにとって待ちどおしい行事だった。
山車の太鼓をたたくのが夢だった。
獅子舞も楽しみだったね。帯を飲み込む場面は今でも思い出す。
神社の境内に組み立てられた舞台で、漫才や手品などが繰り広げられていたね。
露店も賑やかだった。うなぎ釣りなんて、いまは見られない露店もあった。

北側に中野療養所という結核病院があって、中に江古田小学校の分校があった。
病院の敷地に入ると放射線のマークがあちこちに貼ってあった。
その後いろいろ変わって今は警察病院看護学校になっているようだ。

学校北側の東西の通りは、商店街だった。
駄菓子屋さん、肉屋さん、花屋さん。なつかり百貨店という薬局もあった。
東のほうには、須永酒店、国森ガラス店。
角屋という店の縁の下からは蛇が出てきた。
鶏を沢山飼って卵を売ってた小父さんがいて、よく酔って素っ裸で歩いていた。銭湯もあって、３メートル位の竹馬で来ていたお兄さんがいた。

西の方には、浄風園の病院や幼稚園、慈聖会の病院やベタニヤホームもあって、
道路に立っていた神父さんによくキャラメルを貰ったなあ。

本当に懐かしい。

きりがないからこのへんで。いつかまた続きを書きますね。

皆さん、くれぐれもお体を大切に！

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