フィラデルフィアに拠点を置き、テクノ、ハウスと幅広くダンスミュージックの先駆者として活動を続けるJOSH WINK。13歳でJOSH WINK少年はCAPTAIN JACK'S MOBILE DJ COMPANYの弟子としてこの世界に飛び込んでから3年後、地元のパーティでDJとしてのキャリアをスタート。1988年、RAVEが一世を風靡した年にWINKはすでにUNDERGROUND MUSICシーンのメインプレーヤーとしてその名を轟かせていた。1990年、20歳になったばかりでWINKは彼のファーストEP, 'TRIBAL CONFUSION'が、当時無名のE-CULTURE (E-BRITT) の異名をとるStrictly Rhythmからリリースされ、さらに他のEPもさまざまな形でリリースが展開された。1994年自身の”OVUM Recordings"を始動し、90年初頭のアンセムともなった'Liquid Summer'は世界的に彼の実力を見せつける大きなステージとなった。翌年には彼の名は世界中のシーンに最も注目される人物なり、Mody, Firefly等ミュージック界のトップアーティストのリミックスも手がけ高い評価を受けた。1996年、Rolling Stone magazineをはじめとした数々の有力メディアに注目される中、デビューアルバムである、'Left Above The Clouds' (Winx名義)をNervous Recordからリリースし、1998年、彼のセカンドLP、'HearHere'が彼の自身のレーベル、'OVUM'からリリース。このトラックで彼は音楽の境界線を更に押し広げ、Nine Inch NailsのTrent Reznor、 Shellyann Orphan/This Mortal CoilのCaroline Crawley、フィラデルフィアの詩人、Ursula Rucker (Jazznova/The Roots)とアンビエントからトリップホップ、そしてドラムンベース、またJoshのトレードマークであり、世界的な評価を受けているハウスとテクノなど全てのエレクトロニックミュージックのスタイルが詰まった壮大なディスクの制作に貢献した。1999年、Poker FlatのSteve Bugのトラック、'Loverboy"のリミックスも手がけながらも、この年に名高いコンピレーションシリーズである'Profound Sounds Vol.1'を始動させる。翌年2000年にはシカゴの伝説と呼ばれたLil Louisの'French Kiss'をサンプリングし、'How's Your Evening So Far'を制作し、FFRR Recordからリリースし、同年The Utah SaintsとMood Swingのリミックスを手がけた。2001年、OVUMより'Evil Acid'をリリースし、Carl Coxと組んでWink Vs Carl Cox、'It's The Time Machine'をCarlのIntecよりリリースする。その間にも誰もが待ち望んでいたDepeche Mode、Dave Clarke、Slamのリミックスも手がけた。2002年、Josh Winkの3枚目のアルバムになる'Superfreak'をリリースした。このリリースは制作過程ですでにたくさんの人々に影響を与えた。Paul Oakenfoldの'Starry Eyed Surprise'のリミックスも手がけ、FC Kahuna, Sebastian Leger, Range Of MotionをOVUMからリリースした。2003年、Joshの3枚目のアーティストアルバムとなる'20 TO 20'がOVUMよりリリースされる。秘密兵器として位置づけていてダンスフロアに投下していたコレクションである。これまでの303曲のリリースは彼のアシッドハウスのルーツを深く掘り下げた。同年、彼の代表作のひとつであるMix CDシリーズ、'Profound Sound Vol.2'がリリースされ、リミックスワークとしては、Sting、Masters At Work、Ladytron、Harry Romeroとアイスランドのバンド、GusGusを手がけている。 2004年、彼のEP、'516 Acid'と'Oakish'EPを引っさげ、またしてもダンスフロアを震撼させた。これはOld SchoolとNew DJ達両方のサポートを得てシーンに浸透していった。同年Richie Hawtin率いるM-nusのDj Minx、オーストラリアのバンド、Infusion、Steffan Goldmannの'Shimmer'EP'のリミックスをOVUMからリリースし、Alexkidの''Don't Hide IT' のリミックスをFCommunicationsよりリリースする。2005年、DJ Sneak、Alter Egoをはじめとしたリミックスを手がけ、次の年の2006年にはM-nusからDinky Dog名義で'Minimize TO Maximize'に収録された''Have to Get Back'(no vox version)をリリースする。'Profound Sounds Vol.3'(Ministry of SoundのSessionとして)。これには特別にRadioheadの'Everything In It's right Place'のリミックスが収録された。Joshの'Have To Get Back'がDouble A-sideでM-nusよりLoco Diceの'Seeing Through Shadows'を後ろ盾にリリースされた。2007年、EP'Thick As Thieves'がSteve BugのPoker Flatよりリリースされた。Bugはそれとの交換としてOVUMに2004年リリースの'Houze/Summer NIghts'を渡した。その他にもJoshはOVUMから'Swirl'/'Have To Get Back'(Vox Version)をリリース。リミックスワークはChicken Lips, Taho(for OVUM), Someone ElseとRadio Slaveの'Screaming Hands'をRekidsに提供している。