千田麻未さん事件を追うコミュの失踪当時の詳細な状況です

失踪女子高生・千田麻未さん　23才の誕生日

北海道の湘南と異名とる室蘭市で、女子高生が白昼に失踪してから6年の月日が流れた。高校生の名は「千田麻未」さん（当時16才）。市内の進学高校に通い、同性からも好かれ憧れの存在でもあった。

千田さんの失踪の経緯を簡単に振り返っておこう。
それは高校2年生に上がる直前の春休みのことだった。
彼女は春休みに自宅からほど近い、パン店でバイトを始めていた。失踪当日、両親に「本店（室蘭市の中心地）でコーヒーの入れ方の研修に行く」とお昼に自宅を出た。市の中心地でバスを乗り継ぎ、本店近くで下車する予定だった。ところがバスを乗り継ぐために、別の停留所に徒歩で向う途中で、忽然と姿を消したのである。

　捜査を始めた警察は「徒歩で別の停留所に向う姿を見た」との目撃証言を得ていた。だが別のバスに乗り継いだ、かについては確実な証言は得られていない。さらに興味深い証言が浮上。彼女が姿を消す前後、友人が彼女の携帯電話に連絡。彼女は「今は話せない、あとで電話する」と一方的に電話を切ったのである。

（失踪事件が丸5年を迎えるのを前に、室蘭署は、行方不明になる直前に市内東町の大型店、旧サティ室蘭の防犯カメラに写っていた千田さんとみられる画像を公開した）

　バイト先の本店に向かう途中での失踪。当然、捜査の矛先はバイト先の経営者に向けられた。自宅では庭を掘り起こされ、再三に渡る事情聴取と徹底的に絞られたが、麻未さんの失踪に関与していない、との最終判断が下された。となると、一体誰が、何の目的で「今話せない」という状況を作りだしたのか？
今もって解決されていない失踪事件なのである。

　その麻未さんは、今年４月で23才の誕生日を迎えた。いったい、どこで何をしているのだろうか。父親は「そっとしておいてください」と言うのみなのである。
（ケビン）

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