離婚調停・裁判を考えるコミュの裁判官に願うことは？

管理人　はりぽ　です。

　明け方からずっと雨が降り続き、いっきに秋の気温になっております。
みなさん、裁判官に期待していることは？
私の経験を思い出して、書き留めてみました。

　私、裁判官には相撲の「行司」のような役割を求めました。「行司」は、力士の体調、これまでの「けいこ」の質や量に関係無く、その日の土俵上での勝負だけで軍配を上げます。先に足を出すと負け、投げ飛ばした方が勝ち。
　裁判では、過去の経緯や苦しみ、性格の良し悪しは、ほとんど審査の対象になりませんでした。私は、裁判の時、被告（私）が原告（元妻）から受けた①DV（暴行）により歩行困難で腰痛、現実、杖をついての歩行②モラハラにより、ウツ病を発症、１か月以上の会社欠勤を余儀なくされたこと、本来、被告（私）が原告となって訴えるべく裁判であると主張し続けました。相手弁護士は、これら事実を覆す材料が無く、裁判官の和解調停案に応じぜざるを得ない状況に追い込まれました。
　
　未成年子どもたちの養育費、学費は被告・原告の負担義務は当然です。私は最後（判決）まで戦う意欲が有りあり、でした。が、和解調停で裁判を終結させるのも一案、早く裁判を終わらせて、明るい未来へ進む、この信念に切り替え、和解調停に応じました。私が裁判で勝ち取ることができたのは、

①裁判官に現状を訴え続けたこと、
②過去のいきさつ、原告の性格に触れない、
③事実を訴える、

こと、に徹し続けたことでした。私が裁判官に求めたのは「行司」としての存在・役割でした。過去を判定をするのでは無く、現状の被害状況をみて、どちらが悪いかを判定していただく文面を提出し続けました。過去の出来事については、事実と日付をサラッと伝え、あくまで、被告（私）の現状の被害状況を訴え続ける作戦です。和解調書を何度も繰り返して読み返し、自宅で、勝利の美酒に酔ったことを、今でもハッキリと覚えています。

　弁護士に依頼せず、1年で裁判を終わらせることができたのは、ラッキーだったのでしょう。

みなさん、裁判や書類作成に行き詰まった時には、気分転換しながら、買物、ウォーキング、映画、音楽鑑賞、スポーツで汗を流す、などなど、いろいろ試してみてください。