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カウンターテナーズ&・・・コミュの10月のコンサート

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没後20年 小倉朗 室内楽作品展

2010 10/18 19:00 王子ホール


ピアノのためのソナチネ  Pf 高橋悠治
1楽章 Allegro moderato
2楽章 Canzonetta, Andante
3楽章 Rondo, Allegro ritomico

ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ  Vl 木野雅之 Pf 美月恵美子
1楽章 Allegro
2楽章 Lento
3楽章 Allegretto

弦楽四重奏曲 ロ調  Pacific Quartet Vienna (1stVl 高瀬悠大, 2ndVl シャンウー・ウー, Va 山中まりえ, Vc サラ・ヴァイレンマン)
1楽章 Allegro
2楽章 Andante
3楽章 Molt moderato
4楽章 Presto


−−休憩−−


2台のピアノのための舞踏組曲  Pf 山本悠加 & 山本彩加
1楽章 Allegro
2楽章 Allegro ritomoco
3楽章 Andante
4楽章 Allegro leggiero

木下夕爾の詩による八つの歌  Mezzo Sop 波多野睦美 Pf 高橋悠治
1 ひばりのす
2 ふろたき
3 山家のひる
4 汽車のけむり
5 遠い町
6 春の電車
7 すいっちょ
8 ならんでる

フルート、ヴァイオリン、ピアノのためのコンポジション  Fl 一戸敦 Vl 木野雅之 Pf 美月恵美子
1楽章 Moderato
2楽章 Allegro vivo
3楽章 Lento assasi
4楽章 Allegro vivace



波多野睦美 歌曲の変容シリーズ 第6回
「メッツォ・メッツォ」 〜メゾ・ソプラノとヴィオラ、ピアノによる低い音色の一夜

2010 10/21 19:00 王子ホール

メゾソプラノ 波多野睦美
ヴィオラ 川本嘉子
ピアノ 高橋悠治


三つのアイルランドの歌  レベッカ・クラーク
わたしの恋人/一緒に行くのは/バリニュアに行く途中

《歌の年》の作品  ロベルト・シューマン
哀れなペーター (ハイネ詩) 「ロマンスとバラード」第3集 Op.53より
悲しみの美しい揺り籠 (ハイネ詩) 「リーダークライス」 Op.24より
異郷にて/静寂/月の夜 (アイヒェンドルフ) 「リーダークライス」 Op.39より

アルトのための2つの歌 Op.91  ヨハネス・ブラームス
鎮められた願い(アイヒェンドルフ詩)
聖なる子守唄(デ・ベガ/フォン・ガイベル訳)


−−休憩(20分)−−


長谷川四郎の猫の歌〈委託初演〉  高橋悠治
猫の歌/おかし男の歌/白鳥の歌/あさのまがりかどの歌/花火の歌

四つの詩  Op.5 チャールズ・マーティン・レフラー
ひび割れた鍵(ボードレール詩)
ジーグを踊ろう!/角笛の音は悲しく/セレナード(ヴェルレーヌ詩)


アンコール

マリアの子守唄  マックス・レーガー
おやすみなさい  高橋悠治



波多野睦美と高橋悠治が昨年来展開している一連のコンサート
SPACE WHO Special Concert vol.164(ホール・エッグファーム)
高橋悠治の肖像(水戸芸術館)
歌曲の変容シリーズ第5回「ゆめのよる」(王子ホール)
影の反オペラ(シアターイワト)
に続く2つのコンサートが連続して行われた。

小倉朗については、高橋がかつて師事したことがあることぐらいしか知らない。
バルトークや近代フランスの音楽(特にサティー)の影響を強く受けていることを実際に曲を聴くことによって知ることができた。
さて、注目すべきは、「木下夕爾の詩による八つの歌」。
木下夕爾の叙情的な詩と語りかけるような波多野の歌声とは裏腹に、日本的風景というものはかけらも思い浮かばない不思議な曲であった。

「メッツォ・メッツォ」
最初のクラークの曲は、ヴァイオリンとソプラノのための曲集なのであるが、今回はメゾソプラノとヴィオラである。
おそらく最後のレフラーの曲と呼応しているのであろう(この曲も本来はヴァイオリン伴奏か)。
シューマンとブラームス(今回のコンサートはこのブラームスの曲を歌いたいというところからプログラムを組んだそうだ)を聴いて、
波多野はついにリートをもレパートリーとしようとしているのかと少し驚く。

そして、高橋の「猫の歌」。
このようなどことなくコミカルな曲は高橋の本領発揮ともいえる。

最後にレフラー。彼はドイツ生まれだが、フランス歌曲の影響が強い。

この流れで高橋と波多野は一体どこまで行くのか。
基本をフランス近代歌曲に置き(これは高橋自身の原点かもしれない)、
そこから現在も積極的に作曲を続ける高橋が行き着く先は?

この短期間にここまでレパートリーを広げた波多野にも脱帽である。

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